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転勤族の妻の悩み3つ

転勤族の妻の悩みは多岐にわたり尽きることはありません。

全国津々浦々を転々とする転勤族。

働いているご主人もさることながら、その奥様もまた、深い悩みを抱えていることが多いものです。

転勤族のご主人を持つ妻の悩みには、どのようなものがあるでしょう。

そこで今回は転勤族の妻の悩みについてご紹介しますので、ぜひあなたのケースと比較しながら最後までご覧ください。

転勤族の妻

 

仕事をせず専業主婦なら「わたしが倒れたら…」という緊張感がある

 
転勤族の妻というものは、なにか特別な資格でも持っていない限りは専業主婦であることが多いものです。

外で働きながら家事をこなす兼業よりは身体的な負担の少ない専業主婦ですが、人間、いつどのような病で倒れてしまうかは誰にもわかりません。

忙しく働くご主人や転校を繰り返しているお子さんを支えている専業主婦のわたしが、もしも病気に倒れてしまったら…という不安は、転勤族の妻にはことのほか大きくのしかかってきます。

運よくご本人や旦那様のご実家の近くに勤務できているときはいいのですが、全く縁もゆかりも無い土地に飛んで行くことも多い転勤族。

何かあったときに頼れるのは、やはり親類縁者がメインです。

そんな人たちと離れ、おいそれと誰かに頼ることができない場所での暮らしの中で、家族を支える存在である主婦が倒れてしまうと、途端に生活は立ち行かなくなります。

自分だけは病気をするわけにはいかないと張り詰めた気持ちでいる転勤族の妻は多いのです。

度重なる引越しのストレスも、その緊張感に拍車をかけます。

しかし、こんな気持ちでいること自体がなんらかの病気の引き金にもなりかねません。

ご主人や年長のお子さんと家族ぐるみで家事や育児をこなせるようになれば、この緊張感はかなり軽減されることでしょう。

モノが持てないストレス

 
転勤族の妻は、引越しを繰り返しているうちに、荷物になるものを手放すようになってしまいます。

仕事をしていない専業主婦ならますます、「働いてもいないわたしがこんなものを持っていたって…」という意識が出てくるものです。

独身の頃に夢中で読んだ本、一生懸命貯金をして買ったアクセサリーや服、子供の頃から大切にしてきたぬいぐるみなど、結婚してなお手放せなかった思い出の品々でも、「引越しの邪魔」の一言のもとに捨ててしまうようになります。

あくまで自分の意思に基づいた行動のようですが、これはかなりのストレスになります。

愛着のあるものを手放すということは、本来大きな覚悟を要することです。

本当ならば、時間をかけて愛着を整理していき、思い出が形あるモノとして手元になくても大丈夫と、胸を張って言える状態を作らなければいけないのです。

そうした過程を経ずに思い出の品を手放し、また、新たに個人的にモノを持つことを避けなければならない転勤族の妻たちのストレスは、想像するに余りあるものです。

どうしても捨てたくないものは、無理して捨てなくても構いません。

ご実家に預けるか、そうできないのならご実家近辺のレンタルボックスに預けたり、特徴のある一部分だけを取っておくことにしたり、いろんな方法が考えられます。

子供っぽいと自分を卑下せずに、前向きに検討してみましょう。
 

仕事や近所の人間関係が構築できない

 
転勤族の家族は、転勤のたびに新しい人間関係を築く必要に迫られます。

働いているご主人や学校に通うお子さんたちだけではなく、それは奥様にとっても生じる課題です。

土地によっては、今なお密なご近所付き合いを大切にしているところもあります。

それこそ、自分の子とは学年の違うお隣のお子さんが学校のテストで何点を取ったかまでよく知っている、ということさえあります。

そんな中にぽっと現れた新しい一家は、格好のターゲットになってしまいます。

社交的で気が強いタイプの人なら、失礼なことを言われたり不躾な質問をされたりしても跳ね返すことができますが、好奇の目に耐えられない内気なタイプの人にはかなりの苦痛になるでしょう。

たちのよくない人がいると、ご近所についてあることないこと吹き込まれたり、その逆にあらぬ噂を立てられたりすることだってありえます。

旦那さんの多くは、こうした問題に対しては無頓着です。

お付き合いする人を吟味する時間はないし、たとえ吟味したところでいずれは失われる関係だと思うと、そもそもお付き合いをする意味があるのだろうか…と感じられてしまうでしょう。

そんなときは無理をせず、通り一遍のご挨拶と、道端で出会ったとき世間話をする程度の関係にとどめておけばよいでしょう。

自分や家族の情報を不用意に相手に与えないようにだけ注意しておけば、そこまで不愉快な思いをさせられることもありません。

どうせまた引越しが待っている、引っ越ししたらおさらばの関係なのだと気楽に考えるように努めましょう。
 

転勤族の妻はうつになったり、孤独を感じやすい

 
引っ越しを繰り返すということも大変なストレスですが、奥様であるがゆえに降りかかるストレスというものも存在します。

唯一の話し相手のはずのご主人が頼りにならなくて辛いということもあるでしょう。

そうしたストレスは、インターネットで同じ境遇の人が集う場などを探して発散してみるのも手ですよ。

こうして、どこかではけ口を見つけないと、うつ病になったり、孤独を感じて今の生活を続けていくことに自信がなくなってしまうことにもなりかねませんので、色々と行動してみましょう。

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