専業主婦にはたくさんの悩みを抱えているものです。
うそだ!専業主婦になんて悩みなんかない!と思う人も少なくないでしょう。
女性の社会進出が進み、女性の生き方は大変多様化してきました。
ですから、仕事に生きる女性もめずらしくありませんし、女性が結婚後に仕事を続けるのも、今ではふつうの生き方です。
しかし、一方では「専業主婦がうらやましい」と感じる女性が少なくないことも事実です。
では、多くの女性に「うらやましい」と思われている専業主婦にはどんな悩みがあるのか。
そこで今回は専業主婦の悩みをご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
専業主婦の悩み
専業主婦の悩みとして暇だと思われやすいこと
毎日家事・育児をきちんとこなしていても、周囲からは「仕事もないんだから暇なんでしょ?」という扱いを受けることがあります。
全くそんなことはないんですけどね。
仕事をしている女性に比べて、時間に自由が利くと思われてしまいがちで、急なお誘いを受ける・アポなし訪問をされるなど、人の都合に振り回されやすくなります。
専業主婦をするなら、自分のペースを保つ器用さも必要になってきます。
出典 専業主婦の悩みとは?専業主婦になりたい女性が知るべき5つのこと
専業主婦は世界が狭く、交友関係が限定されてしまうのが悩み
専業主婦の悩みでもっとも多いのが、世界の狭さと限定的な交友関係です。
結婚しながら仕事も続けている女性の場合、家庭と仕事、それぞれ別の「世界」に生きているわけです。
2つはまったく種類のちがう世界ですから、それぞれ、まったく別の人間関係が構築されます。
それだけ、人間関係の幅が広がり、より広い視野を持てるといっていいでしょう。
その点、専業主婦は基本的に家庭とその周辺のみが、住む世界ということになります。
子供がいれば、ママ友など、子供を通じた人間関係はそれなりにできますが、どうしても一定の関係に限定されてしまう傾向は否めません。
仕事を持っている人のように、関係が流動的で、いくつもの方向に広がっていくということには、なかなかなりにくいのです。
1つだけの世界に住み、限られた人間関係の中で生きていると、時には「逃げ場のない閉塞感」を抱いてしまうこともある。
これが最大の悩みといっていいでしょう。
専業主婦の悩み事は子育て中によくある
専業で子育てしていました。
・誰とも話す時間がない
・1人の時間がない
・トイレもゆっくりできない
・神経はすべて子供に向かうので気が休まらない
・社会から孤立した感覚置いてけぼり感がありました。
特に乳児時代は夫とは「おはよう」「言ってらっしゃい」しか会話がないですし、家にいるのでTVに話しかける生活でしたねえ。
専業主婦の悩みとして経済的に自立できていない
いうまでもありませんが、専業主婦とは、夫の収入だけで生計を立て、生活するという生き方です。
当然、夫にそれなりの額の収入がなけれが成立しない夫婦のありかたであり。
その点が、多くの女性から「うらやましい」と思われる理由でしょう。
しかし、これは逆から見れば、「夫の収入に頼り切った生き方」であり、「夫の存在なくしては成立しない人生」ということになってしまいます。
今現在は夫の収入で生活が成り立っていても、それが生涯続くという保証はどこにもありません。
この不透明な時代にあっては、どんな企業も未来永劫に存続するという保証はないのですし、なんらかのアクシデントから、夫がリストラされることもありえます。
その時、生活はどうなるのか。
自分も仕事をしなければならなくなったとき、果たして自分に対応できるのか。
そういう不安を持つ専業主婦は少なくありません。
さらには「夫にもしものことがあったら」とか「もし離婚するようなことになったら」という不安を抱くケースもあるのです。
専業主婦は夫の収入だけで家計をやりくりするのが悩み
これは、特に子供のいる専業主婦が持つことが多いのですが、「家計が苦しい」という悩みもあります。
もちろん、共働きでも生活が苦しい家庭はいくらでもあります。
しかし、夫の収入だけで生活しているケースのほうが、より苦しいということになりがちです。
子供が複数いれば、教育費だけでもかなりかかりますし、「毎月の赤字を、ボーナス月でなんとか補てんしている」という専業主婦もめずらしくありません。
夫が高収入で、それが安定している場合以外は、程度の差こそあれ、ほとんどの専業主婦が抱く悩みと言っていいでしょう。
40代の専業主の悩みは目的がないこと
今44才の専業主婦です。
子供も手を離れ体力はなく無気力です。
目標がなくて毎日が虚しいです。
親も老いてきて いずれ自分もそうなると考えると今のうちにいろいろしとかないと…と焦ります。
しかし思うように身体が動かず もどかしいです。正直気力もありません。
このままどんどん老いていくのは辛いです。
専業主婦は暇すぎるのが悩み
前項で「夫が高収入で、それが安定している場合」に触れましたが、そういうケースでは逆に、「暇を持て余している」という悩みを抱く女性も出てきます。
そういう生活環境であっても、子供がいれば「暇でしょうがない」ということにはならないでしょう。
子育てほど「忙しい仕事」はないからです。
ですから、これは子供のいない専業主婦限定の悩みということになります。
朝、夫を送り出すと、あとは自分ひとり。
家事といっても夫婦二人の暮らしでは、それほど時間のかかるものではないでしょう。
午前中で、すべての家事が終わってしまう。
場合によってはもっと短い時間で、「するべきことがなくなってしまう」というケースもあります。
何か毎日楽しめて時間のかかる趣味でもあれば別ですが、そうでない人は時間を持て余すことになってしまうのです。
そして、最初の項目で紹介した「人間関係が限定的」という環境も、「暇でしょうがない」という悩みを生む理由の一つとなります。
暇を解消するために誰かと時間を共有しようと思っても、その相手がなかなか見つからないというわけです。
専業主婦は時間にルーズな生活になりがちなのが悩み
さらに、子供がおらず、親との同居もしていない専業主婦は、夫が仕事から帰ってくるまで、基本的に一人で過ごすことになります。
一人でいると、どうしてもルーズになりがちなのが、人間の性というものでしょう。
よほど自律心の強い人でなければ、ついついだらしない生活をしてしまうものです。
そのため、専業主婦の中には、「結婚してからかなり太ってしまった」という人が少なくありません。
仕事を持っていれば、職場の人の視線もありますし、「人からどう見られているか」という意識も、常に持つものです。
専業主婦の中には、その意識をなくしてしまう人がいて、そのため生活がルーズになる、結果として太る、そしてそれが悩みになるということになるのです。
専業主婦は悩みがないないと思うのは大間違い
いかがでしょうか。
ひと口に専業主婦といっても、子供がいる場合とそうでない場合、親と同居している人と夫婦だけで暮らしている人では、悩みの種類がちがってきます。
ここで紹介した悩みにも、限定的な人にのみ当てはまるものもありますが、特に最初の2項目は、ほとんどの専業主婦に当てはまる悩みということになります。
ぜひ悩み事を抱えがちな人は参考にしてみてください。