あなたは今、実家暮らしでしょうか。
実家暮らしの人と、一人暮らしの人とでは相手に与えるイメージが大きく異なります。
正直な話、実家暮らしの人はいい印象を持たれることは少なく、実際に生活力がないため、モテない傾向があります。
そこで今回は実家暮らしの男性と女性についてご紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
実家暮らしの男の特徴
金銭感覚が甘く、貯金が少ない
実家暮らしをしている男性の大きな共通点は、「金銭的に余裕がある」ということでしょう。
収入の内いくらかは、実家に入れているケースが多いものの、家賃その他一切の生活費を自分で賄わなければならない一人暮らしとは、比べものにならないほど、生活費がかかりません。
多くの場合、実家暮らしの男性は、収入のほとんどを自分の好きなように使えるわけです。
ということになれば、「さぞかし、たくさんの貯金があるのだろう」と考えたくなります。
確かに、堅実に貯蓄を増やしている人もいますが、実は、実家暮らしの男性の多くは、意外に貯蓄額が低かったり、貯金がなかったりするのです。
中には親から金銭的援助を受けているケースすらあります。
それはすべて、金銭的に余裕があるために、金銭感覚が甘くなってしまっているからなのです。
家事スキルがほとんどない
母親が小さなころから手をかけて育てた男性は、母親が子供に何も家事を仕込まず結局大人になっても母親任せなんていう残念な人もいます。
また、すでに親が他界している等の事情のある家庭以外の場合で、自分で炊事洗濯をやることはありません。
なので、もし将来結婚をしたとしても、家事を手伝ってもらえる可能性は現時点では低いでしょう。
親と同居している男性には、家事スキルがほとんどないという特徴もあります。
例えば米をとぐのでも「米って洗剤で洗うの?」なんていうビックリ発言や、洗濯をしようにも洗濯表示を知らないのであれこれ構わず洗濯機にかけてしまい服がボロボロなんていうケースもあるくらいです。
そんな男性には女性もドン引きですし、一人暮らしの男性なら出来て当たり前のこともできないので見下される可能性大しょう。
一人暮らしをしていれば、たとえば「食事はすべて外食か、コンビニ弁当」ということにしたとしても、最低限の家事はこなさなければなりません。
洗濯を一切にしないというわけにはいきませんし、最低限の掃除もすることになるでしょう。
「ゴミ捨て」といった家事も、一人暮らしの場合は自分でする必要が生じるのです。
実家暮らしの男性には、そうした必要性がありません。
頼まなくても、そうした家事一切は親がやってくれます。
ゴミの分別方法も知らないという人もいますし、中には、「洗濯機の使い方もわからない」といった、一人暮らし経験者には信じられないケースもあるのです。
但し、すべてはやる気の話なので永久的に家事をやらない、できないという話では決してありません。
むしろ、意外と伴侶を悩ませそうなのは、いわゆる家庭の味が体に染み付いていることかもしれませんね。
折角作った料理なのに、どうも彼の口に合わないなんてことがあるかもしれません。
神経質な男性の場合は、アイロンの折り目の付け方が気になるかもしれません。
実家暮らしが長いと、実家での生活習慣に慣れすぎているので、それに合わせていくのが大変かもしれません。
現状に満足しているため、結婚願望が希薄
働いて得た収入はほとんど自分の自由に使え、家事をする必要も一切ないのですから、こんな恵まれた環境はありません。
親との関係が悪くない限り、その環境はほとんど「楽園」と言っていでしょう。
つまり、実家暮らしの男性のほとんどは、現状に満足しています。
ですから、あえてその環境を変えようとはしません。
その結果、結婚願望が希薄になってしまうのです。
周囲の友達がつぎつぎに結婚していっても、それほど焦りを感じることはありません。
また、「そろそろ自分も結婚しようかな」と考えた場合にも、「できればこのまま実家暮らしを続けたい」と思います。
つまり、結婚後も親との同居生活を選ぼうとするのです。
換言すれば、「現状維持」を強く望むのが、実家暮らしの男の特徴ということになるでしょう。
決断力の欠如など男らしさに欠ける傾向も
何か困ったことがあれば家族に相談したり、仲がよい家族の場合、親が先回りして生活における色々なトラブルを解決している場合もあります。
そんな環境が長く続いていると、おのずと問題解決力や決断力に欠ける傾向があるかもしれません。
また、世間の常識的なこと、例えば慶弔に関しての習わし等も全く分からなかったりするかも。
しかし、これらのことは本当に、本人の資質や家族関係によって大きく違うので決して一概には言えません。
一度、男性の家に遊びに行ってみれば色々なことが見えてくるのではないでしょうか。
でも貯金はたくさんあるよね?
成人男性でれば、大概のケースの場合自宅に生活費を納めています。
しかし、一人暮らしで親元を離れて独立している男性に比べれば、家賃、水通光熱費、食費等の心配がなく、圧倒的に支出は少ない筈です。
堅実な方であれば、将来の独立資金にとしっかり貯金していることでしょう。
問題は、あまり金銭感覚がなく貯金もしないで趣味等に多額のお金を掛けている方もいることです。
そうなると、貯金もあまり期待できそうにないですね。
あまり長所が見えてこない実家暮らしの男性ですが、成人になれば世の中は全ては自己責任の世界であり、本人の資質の問題です。
実家暮らしであるといった、先入観にとらわれすぎず、客観的に男性を分析してみることが大事ではないでしょうか?
働いたお金を自分のためにすべて使う
社会人になって実家暮らしをしていると、家賃や光熱費、食費など生活のベースになるお金が全くかかりません。
そのため働いた収入がすべて自分のものになるので、いついお金遣いが荒くなりがちです。
一人暮らしだったら躊躇するようなものでもポンと買ってしまいます。
例えば趣味の高いフィギュアだったり、スポーツ用品だったり「そんなに高価なものを買ってどうするの?」なんていうものでも気負いせず買ってしまいます。
また飲みに行ったら終電を気にせずいつも最後まで飲み会に参加して帰りはタクシーなんていう生活を繰り返し、結局稼ぎはそれなりにあるのに貯金がないなんて事も起こるのです。
実家暮らしの女性がモテない理由
社会常識が身につかない
実家暮らしの女性がモテないのには理由があります。
まず、社会常識が身につかないというのもその一つといえるでしょう。
実家暮らしの女性は、基本的に家のことは何でも両親にしてもらうことができます。
ですから、水道料金の払い方や光熱費の払い方、住民票に関することなど社会常識を身につけることができません。
一人暮らしの女性はある程度のことは把握できていますから、その知識があるかないかの差は大きいものですよね。
実家暮らしで社会常識がないことがバレてしまうので、実家暮らしの女性はモテないことが多いのです。
家事が全く、できないから
交際しているカップルであれば当然先々、結婚する事も視野に入れている人も多いでしょう。
そんな時、実家暮らしの彼女は敬遠されがち。
実家暮らしの女性がモテないのには他にも理由があります。
それは、家事に関しても言えることでしょう。
成人した女性とは言え、実家暮らしの場合には、親に頼りっぱなしになっている場合もあります。
たとえば、食事や洗濯などの家事を親頼みにしていると、いざと言う時に、何もできない場合もあります。
実家暮らしの女性は家に帰れば母親のつくったごはんがありますから、自分で料理をする機会がありません。
一緒に暮らしているお母さんが、何でもこなしてしまうため、女性側が甘えてしまうのでしょう。
男女の恋愛にとって、料理は重要な要素ですよね。
「胃袋をつかむ」という言葉もあるくらいですから、料理ができない女性は料理上手な女性に比べて不利ですしモテません。
しかし、長く付き合ってみないと、本当に家事をこなせる女性かどうかの判断は、難しい所です。
実家暮らしと聞いてしまうと、「家事に、期待はできないな」と男性が考えてしまうのも無理はありません。
自分から進んで料理や洗濯をこなす必要があります。
一人暮らしの女性は否応なく自分で料理をしなければならない機会に恵まれますから、その点モテるためのスキルはおのずと手に入れられるのです。
一人暮らしの苦労を知らない
実家暮らしの女性がモテない理由は一人暮らしの苦労を知らないからです。
欲しいものが何でも手に入る実家暮らしの人と、手に入る制限があり金銭感覚がどうしても研ぎ澄まされる1人暮らしの人では、交際の幅も違うでしょう。
実家暮らしなら、給料から幾らかは、家にお金を入れているとしても、すべてを実家に使うことはないでしょう。
自分の娯楽費や美容代、趣味費用など、自分の感覚を第一にお金を使ってしまうことも考えられます。
しかし、1人暮らしなら、給料の大半は生活費です。
貯蓄や趣味にお金を使うこともあるかもしれませんが、その額はわずかで、やりくりをして生活できる分だけを使用しなければなりません。
一人暮らしというのは大変なものです。
毎朝自分で起き、洗濯物は自分で済ませ、食事も自分の力で調達しなければなりません。
実家暮らしの女性は一人ですべてをこなすという経験がありませんので、一人暮らしの人の大変さを理解することも、寄り添うこともできません。
簡単に言って、実家暮らしの女性とそうでない女性との間には経験値の差があるといえるでしょう。
いろいろな経験や苦労をしていないから実家暮らしの女性はなかなかモテないのですし、苦労を理解している分だけ、婚活にも役立ち、モテると言えるでしょう。
何でも、親のせいにするから
親と暮らしているため、遅い時間に帰宅できないことから、どうしても付き合いが悪くなります。
「親がうるさいから」「親と一緒だから、早く帰らないと」と話すあなたには甘えやワガママを感じてしまいます。
親にとっては、成人した娘と言っても、「心配だから早く帰りなさい」と声を掛けるのかもしれません。
しかし、ひたすらその言いつけを守っていては、いつまで経っても見た目には大人でも、精神的に子どものままです。
「親と実家暮らしだから」と話す彼女には、周りも気を使って誘わなくなることでしょう。
男性との付き合いの幅を広げたい、モテたいと感じるなら、親のせいにせず、自己管理をきちんとすることが大事です。
お金の管理、任せて平気?
また、実家暮らしの特徴で「金銭関係が管理出来ない」っていうのもあります。
何故かと言うと、働いたお給料を親に渡してそこからお小遣いを貰う。
もしくは、決められた額だけ親に渡し残りは自分の好きに使う。
お金をありったけ使っても衣食住には困らないという環境の中にいるので、お金の管理が分からないのです。
中には、しっかり貯金していたり、自分の携帯代や車のローンは自分で払っている人もいますがそういう人はごく稀です。
もし彼と2人で暮らし始めた時に、全部のお金で好きな物を買われてしまったらたまったものではありません。
お母さんがいないと何も出来ない?
長らく実家に住んでいる、または実家から出たことがない人は、親に頼る癖が抜けません。
ことある事に「お母さん、これどうすればいいの?」「お父さん、これ書いてよ」というふうに、やってくれる誰かがいて当たり前になってしまっているのです。
なので、結婚したり同棲した後もしょっちゅう実家に帰って身の回りの面倒を見てもらう。
実家に帰るならまだいいですが、人によっては親を彼と住んでいる家まで連れてきちゃう、なんて人もいます。
そうゆう家族はたいてい親が心配症だったり過干渉だったりするので色々と口を出してきたりしますし、彼氏にとっては居づらい空間になってしまうでしょう。
自分についつい甘くなる
学生や社会人になって一人暮らしを始めた男性は、なれない学校や職場環境に苦労しながら初めての一人暮らしで生活力を身に着けていきます。
でも実家暮らしの男性は、そのような苦労をしていないのでついつい自分に甘くなりがちです。
またただ単に自分のお金の使い過ぎで「今月もう生活できないやー」なんて軽々言っている実家暮らしの男性もいますが、衣食住が元々備わっているので本当に生活できないことはありません。
一方一人暮らしの男性は金欠になると食べるものが無いくらいの危機的状況になってしまうのです。
そんな考えの甘さが仕事やプライベートにも出やすいのが実家暮らし男性の特徴です。
実家暮らしをやめてみよう
いかがでしょうか。
もしあなたが今の現状に満足していないのであれば、あれこれやり始めることよりも実家暮らしをやめて一人暮らししてみるといいでしょう。
それだけ環境はガラリと変わりますし、実家暮らしでは得られることができないことばかりの人生になります。
生活力もつくし、内面から自分自身が変わることを実感できるでしょう。