片思いで告白しないのはいったいどうしてでしょうか。
振られるのが怖い・・・というのが主な理由かもしれませんが、ほかにも多くの理由や原因があります。
そこで今回は片思いで告白しない理由をご紹介しますので、あなたの場合と同じものかどうか確認しながら最後までご覧ください。
片思いで告白しない
相手に迷惑がかかるかもしれない
片思いということは、相手が確実に自分を好きかどうかわからないので、自分が一方的に相手を好きになってしまっているというケースがとても多いです。
もし、自分が全く興味がない、あるいは、付き合おうと思えない相手から告白されたらどうするでしょう。
自分が相手の立場になったら、かなり困ってしまいます。
特に、私は相手に嫌われたくないという状態だったら、どう断ったらよいか、どう対応したらよいかなど考えて悩んでしまいます。
こういった理由で、相手にとっては有難迷惑でしかない一方的な思いを相手に伝えることは、相手に大変迷惑がかかることなので、告白をしないほうが賢明でしょう。
大げさな告白をする必要はない
付き合いたいからといって、突然大げさな告白をする必要は全くありません。
付き合いたいと思っている相手を、カジュアルな感じで飲み会に誘ってみたり、食事に誘ってみたりして、相手が本当に自分に合う人物であるか見極めることがとても大事です。
何回か好きな相手とコミュニケーションを取っている間に、相手が自分のことをどれくらい好きになってくれているか、恋愛感情を持っているか、良い友人と思っているか、うまく付き合っていける関係になるかどうかがだんだん分かるようになります。
何度も会って話しているうちに、告白をしなくても、お互い好きであれば、付き合う方向に向かっていくようになります。
告白は不自然なことでしかない
自分が告白することで、多かれ少なかれどうしても上下関係ができてしまいます。
相手が告白してきたから、最初はあまり乗り気じゃなかったけれど付き合ってやったのにというような、最初に告白された相手は、自分に告白した相手が私には借りがあるんだというような心理状態に陥りやすくなります。
そこで、平等で健全な恋人関係を維持することが難しくなってしまいます。
告白したんだから、今日から恋人という契約を結ぶんだというような関係は、とても不自然です。
告白などしないでお互いに歩み寄り付き合い始めるのが、一番良い方法です。
振られるのが怖いから
片思いの相手が居ても「振られたくないから告白をしない」という人は少なくありません。
両思いかどうか確信が持てない場合「振られる可能性があるのなら今のままでいい」と感じて告白をしないというパターンです。
特に、友達として仲がいい場合や仲良しグループ内の相手が好きな場合、同じ職場の人が好きな場合などは振られることを恐れます。
このように“もし振られても、今後も関わり続ける関係”の人に告白するには、相当な覚悟が必要なのです。
今の関係が崩れるのが怖いと感じた場合、どんなに好きで付き合いたいと思っても、告白できなくなってしまいます。
慎重に選びたいから
片思いの相手が、良く知っている相手とは限りません。
一目惚れをしてしまったり、関わり薄いけど魅力的に見えて恋をしてしまったという場合も少なくありません。
そういう相手に片思いをしている場合、いざとなると「どんな人かわからないから、もっと知ってから付き合いたい」と慎重になってしまい、告白に踏み切れないのです。
また、結婚願望が強い人もなかなか片思いの相手に告白をしません。
そういう人は「結婚相手としてどうか」ということも含めて慎重に付き合う相手を選ぶので、なかなか告白に至らないのです。
時間をかけてゆっくり仲良くなり、お互いのことが分かれば告白をする可能性が出てきます。
過去の恋愛にトラウマがあるから
とても好きで付き合いたいと思っている相手がいても、過去の恋愛にトラウマがあると告白できないことがあります。
「前みたいに相手を傷つけてしまうのではないか」「また相手に裏切られるのではないか」「どうせ自分は恋愛に向いていない」などと考え、恋愛に対してネガティブになってしまうのです。
たとえ片思いの相手といい感じになっていたとしても、このように過去のトラウマが強ければ告白をすることはとても難しいことなのです。
その場合、誰かが背中を押してくれるなどのきっかけがあれば、最初の一歩を踏み出すことができるかもしれません。
過去の失恋体験がトラウマのようになっている
片思いの相手への告白は、ほとんどの人にとって「人生」に関わるような大きなテーマと言っていいでしょう。
多くの人は「どうやって告白するか」を考え、「なんとかしてこの恋を成功させたい」と考えます。しかし、中には「告白はムリ」と決め付けてしまうケースもあるのです。
多いのが、過去の失恋体験がトラウマになっていて、「怖いから」という理由で告白しないケース。
これは、まじめで傷つきやすい人が持ちがちな心理です。
過去に告白して、ひどい断り方をされたとか、自尊心やプライドが高いために、ふつうに断られにもかかわらず、必要以上に傷ついた、といった経験から、「あんな思いは二度としたくない」と考える。そして、「告白」を自ら封じてしまうのです。
つまり、恋愛に臆病になっているということ。いくら臆病になり、トラウマを持っていても、「人を好きになる」という気持ちを制御することはできません。
ですから、人は好きになります。しかし、その片思いの相手に告白することはできないのです。
相手が「高嶺の花」すぎる
自分と相手との「つりあい」を考えて躊躇し、結局告白できないということも少なくありません。つまり、「相手が高嶺の花すぎる」というケースです。
「容姿のグレードが違いすぎる」「収入や生活に差がありすぎる」「ライバルが多すぎて、とても自分の思いが叶えられるとは思えない」「人間的に自分とはケタちがいに優れている」、あるいは、今は少なくなったでしょうが、「家柄が違いすぎる」という昔気質の考え方をする人もいるでしょう。
すべて、ひとことで言えば「高値の花だから、告白できない」ということになるのです。また、「相手が既婚者」という場合も、この「高嶺の花」の別バーンジョンと考えていいでしょう。
金銭的な余裕がない
これは主に男性に見られる理由ですが金銭的な余裕がないために、片思いの相手に告白できない、ということもあります。
男性にとって恋愛はお金がかかるもの。つきあうようになれば、デート代などは男性が負担するのが一般的です。
ですから、「大好きでつきあいたいと思うけれど、実際につきあうようになっても、デート代を負担できるほど財力はない。だから告白できない」ということになるのです。
女性でも、「つきあうようになれば、着る服や女磨きのためのエステなど、お金がかかってしまう。自分の今の貯金では、それはむり」というケースもあるのです。
片思いで告白しない方がいいこともある
いかがでしょうか。
片思いで告白しない理由はたくさんありますし、それは人によって大きくことなるものです。
また、告白するのが自分のためにも良い!という考え方がありますが、すべてがそれに当てはまるわけではありません。
片思いだからこそ告白しないほうがいいこともあるのです。あまり仲が良くない場合や、憧れの存在に片思いしているケースは告白を検討したほうがいいでしょう。
その時の状況によって判断するのがベストですよ。