些細なことから大きなことまでカップルには必ずと言っていいほど悩みがつきものです。
普通のカップルでさえそうなのですから、年の差カップルの悩みはもっと複雑になってしまうケースがあります。
年の差があると、現在の環境や立場も大きく違うこともよくあるので、お互いが理解できずに不仲になってしまうなんてことも。
そこで今回は年の差カップルの悩みをご紹介しますので、あなたにも当てはまるような悩みがあるかどうか確認してみてください。
年の差カップルの悩み
話題が合わない
まずは何と言ってもこれに尽きるのではないのでしょうか。
自分の時代は鉄板だったギャグや定番の遊び、流行っていたアーティストが誰にでもあるでしょう。
同年代でも性別が違うと合わない事は考えられますが、年が離れていると余計に感じてしまいます。
興味を抱くものもなかなか同じとは行かないし、年下側が興味を持っても年上側からは自分が通った道なので今更と思われてしまう危険もあります。
逆だと、俗に言う時代遅れと思われてしまったりすることも。
最初はそれを新鮮と感じていても、共通の話題が天気という訳にもいかないのでなかなか大変です。
人との付き合い方が違う
10代の友達付き合いと40代の友達付き合いは、大抵違います。
お金も増えていますし遅い時間に出歩いても親は居ない、そしてお酒も進みます。
年々変わる友人関係に、付かず離れずで付き合う年頃もあれば学生時代の様にワイワイはしゃぐ事もあるでしょう。
でも、お互いにそれを理解し合えていないとすれ違いになってしまいます。
異性の友人もある程度の年齢になれば許容出来るかも知れませんが、若い内はなかなか頭では理解していても心が…という葛藤に悩まされます。
恋人として友人に紹介された時も、年代が違って付き合い慣れていない年代が相手だと何と無くお互いに気を遣ってしまって疲れてしまいますよね。
お金の支払いも、女性が年上だと男性側に払って貰うのか割り勘なのか奢るのかは話し合いが必要そうです。
お金に関しては、年の差関係無く相談しておかないと長く続かなそうですけれども。
時間や休みが合わない
もしあなたが学生で相手が社会人だと中々時間が合わないものですよね。
また、仕事で夜しか会えなかったり、こまめに連絡もとれなかったりします。
仕事で疲れてるから一日ゆっくりしたいと言われて中々遊びに行けないなんてこともあるでしょう。
社会人と学生の恋愛は生活スタイルが違うことも含めて、環境や考え方が違いすぎるのでどちらかが妥協したり、理解をしないと難しいものがあります。
ジェネレーションギャップ
ジェネレーションギャップを感じるときとはいったいどのようなときに感じるでしょうか。
多くの人はカラオケに行ったとき感じるものだと話します。
年齢差があるほどなつかしい音楽も違いますし、そのとき流行ったものも違いますよね。
「この曲懐かしいね!」なんて盛り上がれることもないので、そんな時は少し寂しいと感じるようです。
また、共通の話題を見つけるのが意外と大変だったりします。
昔流行った言葉など言われると、年下はドン引きしてしまうなんてこともあります。
若い人に乗り換えられないか不安
やはりあなたが年上だとやっぱり若い人のほうが魅力的なんではないかと不安になります。
話も合いますし、パワーも違います。
見た目もやはり若い人のほうがハリがあります。
年をとっていくことに抗い、健康に気をつかったり、運動したりするのは素晴らしいことです。
しかしあまりにも気にしすぎてしまうと、相手のちょっとした行動を疑ったりするなど疑心暗鬼になってしまう人もいます。
10年経った時のお互いの年齢を想像すればするほど自分に自信が無くなっていくこともあるでしょう。
しかし、そんなあなたを相手は好きになっているのですから、自分に自信をもつことが年の差カップルを円満にするコツです。
年下にはない魅力があるからこそ、年の差カップルが生まれ続けているのです。
結婚に対する価値観の違い
ある程度年齢を重ねると『お付き合い=結婚』という文字が頭の中にありますよね。
でも若い人はそんなにお付き合いに関して重く考えてなかったりします。
気が合うから付き合ってみよう、好きだから付き合ってみようという気持ちでお付き合いする人が多いです。
悪いことではないですがやはり年齢差があると年上の人は「この人で最後にしたい」と思う気持ちも強いですし、言葉にはしなくても、結婚のことを考慮して付き合う人が多いものです。
ですから相手が遊びたい年頃だと苦労するでしょう。
ここで温度差を感じる年の差カップルは少なくないです。
金銭面
遊びに行ったり外食するとやはりお金がかかります。
年上だから出さないといけないという気持ちがやはり強いです。
もしあなたが男性が年下で、さらには学生の場合は自分が出したいけどお金ないし…なんてこともあるでしょう。
しかし現実としては余裕があるという社会人はごく一部の人だけです。
言ってしまえば自分ひとりの生活を保つために必死だというケースもよくあります。
ケチな人間だと思われたくないと自分を偽る人もいますが、やりすぎは注意しましょう。
その相手といるかぎり、あなたはずっと無理し続けなければいけないということを理解するべきです。
そんなことで離れるような相手だったら、さっさと早めに終わらせたほうがお互いのためになるかもしれませんね。
夜の悩み
実は、真面目な話も入れてこれが最も大きいかも知れません。
男性は若い内が盛んですが、女性は年齢と共にムクムクと湧き上がるものなのでこのタイミングが合わないとストレスが溜まり悲惨な結末を迎えかねません。
最近のインターネットでは、女性側から誘って拒否されたという残念な話もありますが、こればかりは男性ばかりを責められないのが苦しい悩みです。
夜の営みが全てではありませんが、少なくとも嫌いではない人にとってとても大切な事です。
年齢の差があれば、子供を授かるか否か、タイミングはいつか、というのも擦り合わせが難しいと感じます。
悲しいかな、両方が紆余曲折を経て気持ちを固めた時には身体的な壁が立ちはだかる事もあります。
同年代でも悩みはあると思いますが、年の差の悩みは尽きませんね。
年の差カップルの悩み
いかがでしょうか。
年の差カップルで悩むケースとして多いのが女性が年上というケースです。
男性に対するイメージかどうかは人によりますが、やはり若い人の方がいいんじゃないかと自分に自信をなくしてしまうことがよくあります。
そんなときこそなぜ相手は自分を選んだのかをポジティブに考えてみましょう。
また、年の差カップルだから逆に色々知れることも多いですし、一緒にいると勉強になることもたくさんあります。
ですから「合わないから」で終わらすのではなく色々話し合って相手のことも自分のこともたくさん知ってもらうことが大切です。
結局のところ、年の差があってもなくても根本は変わらないということです。
若い、若くないで相手を見ているうちはまだまだだということかもしれませんね。