付き合い始めのカップルはどうしても初々しさが抜けないものですよね。
まだ2人の関係がどこかぎこちなく、初々しいカップルは、見ていて危なっかしくもあり、微笑ましくもあります。
そんな状態がまた、良かったなぁと思ったりする人もいます。
お互いすっかり慣れてしまった状態に不満を持っている人もいることでしょう。
そんな時は、当時の初々しい気持ちを思い出すことで、少しは変化が出てくるかもしれません。
では、そのような初々しいカップルには、具体的にどのような特徴があるのか。
そこで今回は初々しいカップルの特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたに当てはまるかどうか確認しながら最後までご覧ください。
初々しいカップルの特徴
- すっぴんをみせることができない
- 会話が途切れ途切れ
- スキンシップがそれほど多くない
- お互い素の自分を見せ切れていない
- 何かと考え過ぎてしまう
- 体の一部が触れただけでも嬉しく感じる
- 自分の希望をなかなか言えない
すっぴんをみせることができない
“慣れ”は恐ろしいものです。初めはスッピンになる事さえ恥ずかしいと思っていた彼の前で、今では彼の存在を忘れてスッピンどころか、下着でウロウロしてしまうような状態になっていませんか?こんなふうに“初々しさ”とはかけ離れた遠い場所にあなたは行ってしまっては大変です。何事も“初心忘れず”です。
会話が途切れ途切れ
付き合い始めのカップルは、まだ2人がお互いに探り合っている状態です。
相手は何が好きなのか、何に対して「楽しい」と感じるのかなど、これから知っていくという段階です。
お互いに相手のことをあまり知らないため、会話もどこかぎこちなくなりがちなのが特徴です。
会話が途切れ途切れで、長く続かないのです。
「次の話をどう切り出したら、相手との会話を楽しむことができるのか」を、お互いに探り合っているので、どうしても途中で間ができてしまいます。
しかし、この初々しい段階をクリアできると、2人の間の会話が、徐々に盛り上がりを見せるようになってきます。
スキンシップがそれほど多くない
初々しいカップルは、まだ相手とどの程度親密に接して良いのか、わかっていない段階です。
なので、恋人同士に付き物の「手をつなぐこと」「腕を組むこと」などのスキンシップが極端に少ないのが特徴です。
異性の体に触れるという行為を、どの段階でどの程度まで進めるか、ということを、2人がお互いに探り合っている状態なのです。
ただ、お互いに「好き」という気持ちはあるので、本当はスキンシップをしたくてたまらないというのが2人の本音でもあります。
また、「したくてもなかなかできない」というもどかしさが、無意識的に行動の端々に表れてしまうのも、初々しいカップルの大きな特徴です。
初々しいカップルは、「今日こそスキンシップしてみよう、いやでもやめておこう」という葛藤が繰り返されます。
お互い素の自分を見せ切れていない
初々しいカップルには、「この関係が長く続くかどうかは、これからの努力にかかっている」という、ちょっとした緊張感もあります。
なので、お互い、相手に嫌われないようにと、必要以上に気を遣ってしまっているのも大きな特徴です。
そのため、初々しい段階ではまだ、お互いに素の自分を見せ切れていないとも言えます。
どこか「理想の男・理想の女」を無意識的に演じてしまっている面があり、完全に相手に対してオープンになれていないのです。
このことの背景には、「素の自分=恥ずかしい」という思い込みがあります。
「素の自分をさらけ出すなんて恥ずかしい」という気持ちがまだまだ強いため、お互いになかなか相手の実態を掴みづらい段階でもあります。
何かと考え過ぎてしまう
例えば、「自分からデートに誘っても良いのか」「今、電話をしても大丈夫だろうか」と、初々しいカップルは、必要以上に相手に気を遣い、考え過ぎてしまいます。
本当はこれらのことを気軽に行いたいのに、自分の心の中の「何か」が邪魔してできないのです。
付き合い始めの段階では、「相手に嫌われたくない」という、どこか必死さに似た気持ちがまだまだ働いているため、嫌われる可能性が少しでも生じるような行動を、自分でセーブしてしまうのです。
そのため、初々しいカップルの2人は、何かと考え過ぎてしまい、自分がどうしたいのかをなかなか言えないのが特徴です。
体の一部が触れただけでも嬉しく感じる
初々しいカップルは、なかなか大胆なスキンシップがまだまだできませんが、「相手の体に触れたい」という強い思いは、お互いの中にしっかりと存在しています。
そのため、思わず手など体の一部が自分に触れた時、何とも言えない高揚感を感じ、嬉しくなってしまうのです。
自分からは積極的になれないけれど、こういう嬉しいハプニングは大歓迎、というのが初々しいカップルの特徴です。
そして、余計に相手に対して愛おしさを感じ、幸せな気分になってしまうのです。
自分の希望をなかなか言えない
例えば、デート先1つを決めるにしても、初々しいカップルは、どうしても相手任せにしがちです。
自分の希望を言ってしまったら、「相手から、わがままだと思われるのでは?」と心配になり、相手の決定に委ねてしまうのです。
そのため、初々しいカップルがデート先を決める時に、必ずどちらかから発せられる言葉は「どこでもいい」です。
これがあまりにも長い間続くと埒があかなくなり、お互いにストレスになってきます。
なので、どこかでほどほどの自己主張ができないままのカップルは、そのまま破局してしまうことも少なくありません。
初々しいカップルだった時代は誰にでもある
いかがでしょうか。
初々しいカップルには、可愛らしく微笑ましい面もあり、見ていて心配になってしまうような面もあります。
ただ1つだけ言えるのは、初々しいカップルは、周りがどんなに「ぎこちない2人だ」と感じても、本人たちは幸せそのものなのです。
マンネリ化してしまったカップルは、この初々しさを見て、学ぶことが意外と多いのではないでしょうか。
どんなに慣れ合いの関係になってしまっても、相手に対する気持ちの初々しさだけは、ずっと持っていたいものです。