近年、晩婚化が進んでおり、40代でも独身の女性は少なくありません。
そんな彼女たち、結婚願望がないわけではありません。
よいご縁があれば…と思っている方は多いのです。
かといって、若い頃と同じような考え方では、成婚につなげるのは難しいかもしれません。
40代女性の婚活戦略でおさえるべきポイントをご紹介します。
40代女性の婚活戦略
自分磨きの方向性を見直してみる
40代の独身女性の中には、才色兼備(さいしょくけんび)な方が多くいます。
学歴もあり、仕事はリバリこなし、センスの良い趣味を持ち、美容面でも手を抜かない…。
読書もかかさず、英語などの語学もレッスンをこなす…。
おそらく、社会的地位や優れたスペックもお持ちなのでしょう。
それらの努力は、決して悪いものではありません。
しかし、自信のなさの裏返しといいますか、何か自分磨きをしていないとダメになってしまうのではないか…。
そんな、どこか強迫観念から、アレコレ手を出し取り組んでいる自分はいませんか?
本当に好きなものならば、続けていけばよいと思います。
しかし、自分を追い込んでまで取り組んでいる自分磨きがあるなら、それは辞め時かも。
鎧を脱いでリラックスすることで、自然体の自分と向き合えるかもしれません。
自分から出会いのチャンスを減らさないこと
現実的な話になりますが、40代になると、若い頃よりも出会いの場は少なくなります。
女性は、とかくドラマチックな出会いを求めがちですが、出会いというのは、長い結婚生活ではほんの一瞬の出来事にすぎません。
出会いのスタイルにこだわることで、長くおつきあいできるパートナーとすれ違ってしまっているのであれば、非常にもったいないことです。
お声をかけてもらう機会があれば、大切にしましょう。
「この人と出会った時は、まさか結婚までするとは思っていなかった…」という話、幸せな既婚女性の間でよくある話だったりします。
例え、プロフィールが理想のパートナーの条件と異なる場合でも、実際に会ってみることで、プロフィールだけではわからなかった彼の人柄に気づくことも多いのです。
きっかけは、お見合いでも、婚活パーティーでも、合コンでも、ナンパでもかまわないのです。
また、見逃しがちな、職場の同僚、付き合いの長い男友達や幼馴染みが、いつしか結婚相手としてふさわしい存在になっていることもあります。
大切なのは、出会いの瞬間より、その後、どんな結婚生活を営むか…です。
この人と結婚したら、どんな毎日になるだろうか…。
そんなイメージを大切にしましょう。
若い世代が積極的に出会いの場を楽しんでいる様子を見て、「自分はおばさんだから…」と必要以上に遠慮していたりしませんか?
もちろん、若い子と同じようなスタンスで、そのような場に挑んでも、「痛いおばさん」になってしまいます。
かといって、自分から出会いの場を遠ざけてしまうのは、結婚のチャンスを掴むことができません。
無理して若ぶる必要もなく、お高くとまる必要もありません。
清潔感ある身だしなみと年齢相応のファッションで良いのです。
相手の会話を上手に引き出し、安心感のある聞き役というポジションで参加されてはいかがでしょうか。
大人の女性だからこそできる立ち振る舞いです。
それは、男性にとっても魅力的ですし、若い女性からも慕われるはずです。
男性が集まる企画に参加するのが基本
男女ともに30代・40代と幅広い年齢が集まる企画もありますが、40代女性のカップリング率が圧倒的に高いのは、40代以上の男性がメインで集まる企画です。
年齢設定でいうと…
例: 女性:35歳~44歳 男性:39歳~52歳位上記のように、男性年齢を40代以上に定めているものがおススメです。女性の条件をみると、ライバルの女性に30代が多くいるのではないか?自分だけ40代で浮いてしまわないか?と心配される方もいらしゃいますが、上記の例のような年齢設定のパーティーは、40代の女性に絶大な人気があるので、8割以上が40代の女性だ、と考えていいでしょう。なので、不安に思う必要はありません。堂々と参加してください。
また、この年代の企画は、女性が申し込みするタイミングが早いことが特徴です。開催数が少ないので、早く申し込まないと満席になってしまうということも一因ですが、事前に予定を立てて動きたいと考える方が多い年代であることも理由でしょう。
10日~2週間前には、ほぼ満席になるので、早め早めに申し込みをすると、選択肢が広がるでしょう。
ターゲットの幅を変える
40歳女性を望む男性は45歳以上なのです。
この法則では、既婚者からすれば実際の「結婚満足度と年齢は直接関係ない」としているものの、未婚者の『結婚相手探し』市場においては、一般的に年齢が影響してくる部分なのですね。
逆に、45歳以上の男性にとっては、40歳の女性は魅力ある年齢ですから、その年齢層を新しくターゲットに加えてみる、というのも非常に有効な作戦だと思います。
出典 40代女性 婚活相談室
自分の興味のあることをしたり、趣味を煮詰めてみたり、充実感を味わう。
休日には、素直に楽しいと思えることだけするのです。
実はこれには理由があり、婚活パーティに行っても、結婚相談所に行っても、
同じ趣味を持つ相手を見つけやすくなるという効果があるのです。すると理想的パートナーの条件を緩やかになり、学歴や経歴、仕事、年収、容姿などではなく、
いつもの自然体な自分に合う人はどんな人?という視点で人を見られるようになってきます。
プライベートをさらけ出す覚悟をもつ
男性は、人生のパートナーを選ぶ時、「プライベートをさらけ出して一緒に生活ができる相手か」をいう判断基準を持っています。
「プライベートをさらけだす」というのは、ひとつ屋根の下で一緒に生活を営むことができるかということ。
それは、常に着飾って、ビシっとした姿をみせあう空間ではありません。
ぶっちゃけた話、プライベートルームでは、お互い、ノーメイク、パンツ一丁で寛いでも差し支えない関係になる…ということです。
男性は、美しくミステリアスな女性に惹かれますし、そういう女性とお付き合いしたいと考えています、
しかし、どんなに容姿端麗で、才能のある女性でも、プライベートを共有できない相手とは、結婚はイメージできないのです。
スイッチオフ状態の、ナチュラルな自分の姿をさらりと見せてくれる…、そんな女性に男性はホッとするのです。
もちろん、相手の男性が、心底リラックスできるような包容力をみせてあげるのも、大切です。
決して、だらしない生活をしろという訳ではありません。
素直に自然体な自分で暮らす姿をみせられるというのは、成熟した大人の女性の証。
それも、婚活する上で大切な要素と考えましょう。
子供のこと、家族のあり方を考える
40代の独身女性が思い悩むことといえば、子供のこと。
出産年齢のタイミリミットは、40歳前半まで…。
医療の力を借りたとしても、それ以降の妊娠は確率的に期待するのは難しくなります。
「子供を産んでほしい」と思う男性パートナーの願いをかなえるには、難しくなるでしょう。
パートナーとは、妊娠・出産に対する正しい知識を共有してもらい、考え方を共有してもらうことは、とても大切なことです。
世の中には、若くして結婚していても子供が授からなかった夫婦、前向きにあえて子供のいない人生を選択した夫婦もいます。
それでも、ともに人生を歩むことは、いくらでも可能です。
むしろ、子供がいないことで、夫婦で思いきったチャレンジができる可能性もありますし、充実した日々をすごしている夫婦もたくさんいます。
40代にさしかかると、親世代の介護のことも視野に入れておく必要があります。
それは、パートナーとなる男性もまたしかり…。
男性の中には、妻となる女性には全面的に親の介護をまかせたい…と考えている方もいます。
しかし、それを受け入れるためには、パートナーのみならず、親世代とも時間をかけて築き上げた信頼関係がものを言います。
結婚して日も浅いうちに、この間まで他人だった親の介護をどこまで引き受けられるのか…。
もちろん、自分の親の世話も考えなければなりません。
少々、クールな考え方ですが、法律上、保護責任者として年老いた自分の親の世話をする責任は発生しますが、パートナーの親の世話を強要させることはできません。
あくまでも、パートナーの親の介護は、親切心の延長にあるものなのです。
それは、男性に女性側の親の面倒を見てもらう場合も同様です。
それを踏まえたうえで、具体的なプランなどを相談できる相手が、40代のパートナーとなるためには求められます。
40代で結婚を考える女性は、楽しいことばかりを想像するだけでなく、これからの将来を現実的に考えて、それを受け入れた生き方ができるか…も大切です。
それができる大人の女性になりましょう。
40代女性の婚活戦略6つ
・自分磨きの方向性を見直す
・運命の出会いに期待しない、出会いの機会を大切に
・相手のプロフィールのみで決めつけない
・プライベートではナチュラルな自分を見せる
・子供のこと、親のことも現実的かつ前向きに受け止める
現実をしなやかに受け入れつつも、自信をもって、明るくポジティブに。
大人の女性だからこそ、真のパートナーを見つけられる力もあるはずです。
40代で結婚する女性は、成熟した考え方や豊富な経験から、充実した結婚生活を築くことができ、パートナーとともに幸せな人生を歩むと言われています。