ツンデレや天邪鬼と呼ばれる方は、自分の本心や相手の望みと反対のことを言ったり、したりしてしまうことがあります。
特に恋愛面においては真逆の行動をとることで、無意識に相手の愛情を試していることも多々あります。
ですが、「好きな人の前では素直になりたい」と考えている方は多いのではないでしょうか?
どのようにすれば、天の邪鬼な性格でも素直になれるのか。
そこで今回は、素直になる方法をご紹介いたします。
素直になる方法
素直になれない原因
何故か素直になれない人には下記のような特徴があります。
・プライドが高い
プライドが高いと、相手よりも優位に立っていたいという心理が無意識に働きます。
素直な自分の本心をさらけ出すことは弱みになるので、本来の自分を隠そうとしてしまうのです。
・不安や疑心暗鬼
素直に愛情を表現した時に、「拒絶されるのではないか?」「傷付くのが怖い」といった不安から素直になれない人も多いです。
あまりにも自己防衛本能が強い人だと、「嫌われるくらいならこっちから嫌いになった方がマシ」といった心理が働くこともあり、その結果素直な態度が取れない人もいます。
・人からどう見られているかが敏感にわかる
相手が自分に寄せてくる期待や愛情がどの程度なのかが敏感に分かりすぎるがゆえに、それと逆のことをしたくなるという人もいます。
「どうせ自分を正しく分かってくれない」「思うように愛されない」といった苛立ちや傷ついた思いが根底にあり、怒りや攻撃的な気分が芽生えて素直になれないこともあります。
素直になれない原因は、幼少期の影響が大きい!?
まず、一番最初の反抗期の時に多くの子供が天の邪鬼になります。
親の言いつけと、わざと反対の行動をとったり何でも「いや」と拒否してみたりというのは誰にでも経験があるかと思います。
誰でも経験する反抗期ですが、一定の割合の子供においては、この天の邪鬼な性格が強く継続して、そのままその人の性格として根付いてしまうというデータもあります。
他にも、過去に信頼している人から裏切られたりといった辛い経験をした人なども、天の邪鬼な態度をとりやすいと言われています。
また、両親からの愛情が不足していたり、干渉されすぎて育った子供も、素直になれない性格になるケースも少なくありません。
甘えたいのに甘えられなかった経験が、天の邪鬼な性格を助長してしまうことも多いのです。
親の気分次第で甘やかされたり厳しくされたりしていた子供や、親の期待に過敏で大人の顔色を気にしがちな「空気を読む」タイプの子供、親から一方的な支配や虐待を受け愛されることを期待しなくなった子供なども天の邪鬼な性格になりやすいようです。
このような性質をもってしまった場合に、どのように素直になればいいのでしょうか。
人に対して過剰な期待をしすぎない
恋愛やその他人間関係において、過剰な期待をしすぎてしまうのはよくありません。
「この人だけは100%自分のことを理解してくれる」という思い込みは危険です。
期待が大きければ大きいほど、応えてもらえなかった時の反動も大きくなってしまいます。
互いに愛し合っている恋人であったとしても、100%自分を理解してくれるなんてことはあり得ないことかもしれません。
周りの人の多様な価値観を受け入れることで、始めて自分の気持ちを素直に表現できるようになります。
傷付くことを恐れず恋愛と向き合う
多少傷付くことがあったとしても、人間の心というのはとても強くできているので、多くの場合は時間と共に傷を癒してくれます。
なので傷付くことを必要以上に恐れずに恋愛と向き合ってみてください。
コミュニケーションスキルを身に付けること
過剰な自己防衛本能が働いてしまっている場合は、コミュニケーションスキルを磨くことで素直な態度がとれるようになります。
自分の本音を他人の気分を害さずに伝えることができれば、素直な態度をとるのは難しくはありません。
相手の立場になって考える癖をつけたり、同じ言動を自分がされたらどう感じるかを考えてから行動してみるのもいいでしょう。
また、もしも天の邪鬼な言動をしてしまったときは、反省をして後からでも相手に謝罪をしたり誤解を解くように心がけましょう。
素直になれる魔法の言葉
どんな些細なことにも「ありがとう」を言う習慣をつけるというのは、素直になる上で効果的です。
始めの内は抵抗があるかもしれませんし、かなり意識しないと「ありがとう」と言うポイントが見つからないかもしれません。
今日は何回「ありがとう」が言えたかを、ゲーム感覚で探してみてはいかがでしょうか。
昨日より今日、今日より明日、1つでも多くの「ありがとう」を言うゲームを是非試してみてください。
素直になる方法は、相手を思いやる気持ちが大切
いかがでしたでしょうか。
以上が素直になる方法です。
プライドが高いと言われたり天の邪鬼な態度をとってしまうのは、常に自分に意識がいっているからとも言えます。
自分ではなく相手との関係性に意識を向けることで、相手と自分との理解の距離を縮めることができるようになります。
是非、素直になれる魔法の言葉を使って、自分の本当の気持ちを表現できる素直な人になってくださいね。