自己催眠ダイエットというダイエットの手法が最近注目を集めています。
ダイエットに催眠術を取り入れることによって、減量効果を高めるというもので、脳機能学者として有名な苫米地英人さんが考案したダイエット方法です。
「催眠」と聞くと、ついマイナスなイメージを持つ方も多いかと思いますが、自己催眠ダイエットは、自己暗示でありイメージトレーニングのようなものです。
自分の意思に自分で語り掛け、考えや方や心の動きを良い方向へ導くのです。
自己暗示は、一流のアスリートや第一線で活躍している多くの人が実践している手法です。
「自己催眠ダイエットで本当に痩せるのか?」
気になっている方も多いのではないでしょうか。
実践者の中には大きな効果を実感している人がたくさんいます。
またダイエットに限らず、人生のあらゆる困難を改善させるのに効果があるという人もいるくらいなので、試してみる価値は十分にあります。
そこで今回は、自己催眠ダイエットの方法をご紹介いたします。
自己催眠ダイエットの方法
リラックスする
まずは催眠効果を高めるためにリラックスします。
どんな方法でも構わないので、まずは完全にリラックスしましょう。
アロマを炊いてほっと一息ついたり、布団でゴロゴロしてぼーっとするのでも構いません。
催眠音声ファイルや催眠音声CD、ヘミシンクCDを聴くのも効果的です。
見るだけで痩せられる動画
リラックスをする上で、こちらの動画が参考になります。
自己催眠の導入方法
・まず深呼吸をします。目を閉じて、ゆっくりと吸います。
そして3秒間止めます。それからゆっくりと息を吐きます。そしてまた3秒間止めます。
これを5回位繰り返して下さい。
・気分が落ち着いてきたら、右手に意識を集中しましょう。
そして「右手が重い。」と意識の中で何度か繰り返します。
その時あなたの右手の重みで、布団が沈み込んでいるのをイメージして下さい。
左手、右足、左足と順番に同様に行って下さい。
・最後に「体全体が重い。」と繰り返し、あなたの身体の重みで布団が沈み込んでいることをイメージする
・「重い」のところを「温かい」に変えて温かさを感じるまで、同じように右手、左手、右足、左足の順に行って下さい。
身体では「お腹が温かい。」と変えて行って下さい。
・次は「重い」のところを「軽い」に変えて同じようにして下さい。
・「身体の力が全て抜けて、気分がとても良い。息が楽に出来て、とてもすっきりとしている。」と意識の中で繰り返し、そして感じて下さい。
出典 自己催眠
以上が自己催眠の訓練方であり、自己催眠の入り方です。
暗示を入れる
どんな暗示を入れるのかを事前に準備しておく必要があります。
自己暗示を入れる方法は2通りあり、
・自己暗示のメッセージを録音しておき、それを再生する。
・短い文章や、単語を一定時間復唱する。
という方法です。
自己暗示の音声化のコツ
自己暗示は、実際に声に出して発生することで、暗示効果を高めることができます。
「成功」「喜び」等の単語を発声する方法と、「私はダイエットに成功する」というような願望を短くまとめた文章にする方法です。
暗示語は短くまとめることがポイントです。
文章が長すぎると、思いだすことに意識が集中してしまいがちなので、唱えていることがあまり気にならない程度の短さにまとめるようにしてください。
心が明るくなったり、体の内側から力が溢れてくるような暗示語を作りましょう。
自己催眠ダイエットの注意点
催眠にかかりやすい人とかかりずらい人がいるように、自己催眠には個人差がかなりあると言われています。
1度で大きな効果を実感する人もいますし、思ったほどの効果が得られない人もいるようです。
まずは、心をオープンな状態にして試してみるのがいいでしょう。
また、寝る前にベッドの中で行うと効果を実感できる人もいるようです。
色々なタイミングで最もリラックスできて効果が実感できる場所を探しみるのもいいでしょう。
思った以上に自己催眠の効果が実感できれば、それに越したことはありません。
自己催眠ダイエットで新しい自分に書き換える
いかがでしたでしょうか。
以上が、自己催眠ダイエットの方法です。
自己催眠ダイエットは、脳に送られる信号に働きかけて、自分のあるべき姿を認識させたり、ダイエットを辛く感じないように導くダイエット方法です。
まだ明らかになっていない部分が多い手法ではありますが、実際に大きな効果を実感している人も多くいる方法です。
人間の脳はシステムであり、体はロボットです。
体(ロボット)の動きを変えるには、システム(脳)を変える必要があるというのは確かなことでしょう。
自己催眠を上手に活用できれば、人生のあらゆる面を向上させる可能性を秘めています。
是非、1日の内のほんの短い時間を作って、自己催眠を日々の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。