好きな人に告白するのはとても緊張しますよね。
また、好きな人ができていよいよ告白ということになると、誰しも「失敗したくない。ぜひOKの返事をもらいたい」と思うものです。
そこで、多くの人は「どうやって告白すれば、成功するか」を考えるのですが、その考えがまちがっていて、かえって逆効果になってしまうことも少なくありません。
そこで今回は好きな人に告白して残念な結果にならないために注意すべきことをご紹介しますので、ぜひ告白前に参考にしてみてください。
好きな人に告白
相手の状況や感情を配慮して、タイミングを計る
まず考えなければいけないのが、告白するタイミングです。
失敗しがちなのが、自分の感情と都合だけを考えて告白してしまうやり方。
「今日こそ告白しよう」と思っても、それは多くの場合、自分にとってのベストタイミングにすぎません。
「今日こそ」は自分の気持ちの都合にすぎないのです。
たとえば、告白する相手が仕事に追われ、忙しくしているときに告白したとしたら、どうでしょう。
相手は「今は仕事に忙しくて、それどころではない」と思うでしょう。
大きな問題やトラブルを抱え、それに苦戦しているときなどなら、なおさらです。
また、学生の場合でも、試験の真っ最中とか、就活のことで頭がいっぱい、あるいは、部活で大きな試合を控えているというような状況の時に告白したのでは、失敗する確率がきわめて高いと言わざるをえません。
ですから、今相手がどういう状況にあるのか、どういう精神状態なのかをよく考える必要があるのです。
そして、できるだけ相手の感情が安定していたり、状況が落ち着いているときを見計らって、告白するようにしましょう。
ベストなのは、相手が大きな仕事を終えたり、トラブルを解消したり、試験が終わったり、就活で内定をゲットしたというようなタイミングです。
相手のテンションが高くなっているときに告白すれば、OKをもらえる率はグンと高くなります。
服装や身だしなみには最大限の気配りをする
告白するとき大切なのは、タイミングと同時に、見た目の印象です。
女性の場合、あまりに力が入りすぎて、いつもと違いすぎるタイプの服装をしたり、髪形を変えたりするのは、逆効果。
ふだんとできるだけ変わらない印象の服装、化粧にしたほうがいいでしょう。
また、男性の場合は特に身だしなみに最大限の気配りをする必要があります。
着るものや髪型には気を配っても、爪が穢かったり、髭の剃り残しがあったり、鼻毛が伸びていたりしていては、失敗に結びつきかねません。
女性は細かいところまで観察しますので、しっかり鏡で確認して、パーフェクトの身だしなみで告白の場に臨むようにしましょう。
雰囲気づくりは大切だが、あまりこだわりすぎない
「最高のシチュエーションで告白したい」と考える人が、特に男性に多くみられます。
しかし、失敗に終わるケースが少なくありません。
それはなぜか。
雰囲気づくりに力を入れすぎて、かえって不自然なシーンを作ってしまったり、まるでテレビドラマのような演出をして、女性に引かれてしまうことになりがちだからです。
もちろん、愛の告白をするのですから、雰囲気づくりは大切です。
しかし、過剰な演出は逆効果。それよりもむしろ、カジュアルな場面のほうが相手も受け入れやすいものです。
「自然で静かな場所であれば、告白の環境としてはじゅうぶん」と、考えるべきです。
遠回しな言い方は避け、できるだけダイレクトに伝える
次に、実際の告白の仕方ですが、失敗の原因で多いのが、思いが相手にきちんと伝わらないというケースです。
これは特に恋愛経験の少ない人、気の弱い人、遠慮がちな人に見られる失敗です。
いよいよ告白ということになって、しかし、ダイレクトに「好きです、つきあってください」ということがなかなかできない、ということが、そういうタイプの人にはあります。
告白の場に臨みながらも尻込みしてしまい、余計な話からスタート。
肝心の告白も、相手にこちらの意図が伝わらない表現をすることが、実際に多くみられるのです。
相手が「これは告白だ」と認識できないのでは、まったく意味がありません。
あまりに遠回しな表現をすると、相手は「いったい何がいいたいの?」と不快感を抱くことすらあります。
好かれたいための告白で、かえって相手から嫌われてしまうという、これは最悪のケースと言っていいでしょう。
こんな失敗をしないために、事前に告白のセリフを考え、それを紙に書いて、何度か事前練習をしておくといいでしょう。
そのセリフが自然に口から出てくるまで、練習するのです。友人相手に告白のシュミレーションをするという方法も、かなり有効です。
告白するときは、できるだけ平静を保つ努力をする
もう1つ失敗しがちなのが、ふだんと違うテンションや雰囲気で、相手に接してしまうケースです。
告白はもちろん、特別なシーンですから、ふだんと同じようにはなかなか振る舞えないものです。
当然緊張はしますし、声が震えてしまうということも、人によっては起こるでしょう。
それはやむをえないことですし、そのことが相手にマイナスの印象を与えるということは、まず考えられません。
いけないのが、力が入りすぎ、まるで決死の覚悟のような表情、態度で相手と接してしまうこと。
血走ったような目で告白されては、相手は引いてしまうに違いありません。
ですから、緊張はしながらも、できるだけ平静を保ち、いつもとあまり変わらないテンションで、思いを伝える必要があるのです。
「平常心」という意識を持つだけでも、失敗は避けられます。
好きな人に告白したいなら準備をする
いかがでしょうか。
告白するときは、誰でも最高にモチベーションが高まります。
それは自然なことですが、しかしそのためにかえって失敗してしまうケースが少なくありません。
上記の5項目を自分でチェックして、「失敗しない告白」の準備をしてください。
きっと告白の成功率が高まることになるはずです。