自分のことよりも、好きになった相手のことを常に優先する「尽くす女」というタイプの女性がいます。
このような女性は、どんな心理で、どのくらい深い愛情をもって、相手に尽くしているのでしょうか?
そこで今回は尽くす女の特徴をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
尽くす女
彼の家に頻繁に行き、家事全般をよくこなす
結婚や同棲をしていなくても、彼の家に頻繁に行き、家事など身の回りの世話を焼きたがる女性は、典型的な「尽くす女」です。
彼の家の家事や、彼の身の回りのことというのは、言ってみれば「彼のプライベートゾーン」です。
尽くす女は、どうしてもそのプライベートゾーンに入りたがる傾向が高いのです。
そして、そのプライベートゾーンにおいて、「自分は彼のことを何でもやってあげられる女性になりたい」と願うのです。
その願いを最優先させたいために、彼の意志はともかくとして、「彼の生活圏内」に足を踏み入れたがるのです。
彼の生活圏内で彼の世話を焼くことで、「自分は彼にとって1番の女である」と確認したい気持ちがあるのです。
彼が言ったことに対しては、全てYESの反応を示す
尽くす女は、彼の言ったことや彼からされた要求を否定することほとんどありません。
彼から言われたことに対しては、全てYESという反応を示すのが大きな特徴です。
彼が言ったことは絶対的と思い込み、更に、彼が望んでいることは全て自分が叶えてあげたい、という強い思いがあるのです。
彼のわがままを100%聞いてあげることで、常に「彼にとって1番の存在」であることを願っています。
ただ、あまりにも彼に対してYESを連発してしまうため、「刺激のない女」として、飽きられてしまうことも少なくありません。
又、仮に、彼の気持ちが自分から離れてしまったとしても、「彼の望むことを何か叶えてあげられれば、彼は自分の元に必ず戻ってくる」と信じて疑わない、という特徴もあります。
何かと「家庭的な自分」をアピールしたがる
尽くす女は、「将来は彼のイイ奥さん」になることを望んでいます。
そのため、「彼の奥さん候補」から何としても外れるわけにはいかないと考えています。
そんな彼女たちなので、好きな男性に対して、何かと「家庭的な自分」をアピールしてくる傾向があります。
例えば、会う時に、よく手料理を持参して来たり、自分で作った小物やアクセサリーを身に付けて来たりと、「家庭的な特技」を持っていることをアピールしてきます。
特に料理に関してはこだわりがあり、何かと自分の手料理を好きな男性に食べさせたがる傾向があります。
その背景には、「好きな男性のために何かしたい」という純粋な思いもあるのですが、「好きな人の奥さん候補」に入っていたいという願いもあるのです。
彼が浮気しても責めない
尽くす女は、たとえ彼が浮気しても、彼を責めることはありません。
ただじっと耐えながら待っているのです。
そして「彼は絶対に自分の元に戻ってくる」と言い聞かせているのです。
尽くす女は、「浮気=彼に非がある」という発想にはなりません。
「きっと彼にも何か事情があったのかもしれない」「もしかしたら自分に落ち度があって、彼に寂しい思いをさせたからでは?」と無理矢理思い込もうとします。
そうすることによって、「自分は彼の1番の理解者」でありたがるのです。
彼の浮気に対しても、「物わかりの良い彼女」でありたいがために、潜在的なストレスを溜めながらも、無理矢理彼に理解を示し、じっと耐えて待っているのです。
自分の予定を100%彼に合わせてしまう
尽くす女は、自分よりも彼の予定を最優先します。
デートの日程を決める際にも、彼の予定に全て合わせて休みを取ったりして、100%彼に合わせます。
又、もし自分に他の友達と先約があったとしても、彼から「会おう」と言われたら、先約をドタキャンしてまで彼に合わせることもあります。
又、仕事が忙しい時期であっても、彼から「会おう」と言われたら、平気で仕事を早退したり休んだりしてしまいます。
尽くす女にとって、この世の誰よりも大切な人間が彼なのです。
他にどんな用事があったとしても、彼と会うためならば、予定を全て変えてしまったとしても何とも思いません。
尽くす女は、「自分がどう動いたら彼が動きやすくなるか」ということを常に考えているので、自分の予定などというものは二の次です。
しかし、彼を優先し過ぎるあまり、他の友達や仕事仲間から顰蹙を買い、多くの人から嫌われてしまうことも少なくありません。
尽くす女は嫌われる傾向にある
いかがでしょうか。
結局のところ、尽くす女というのは、「どんな形でもいいから、彼から常に注意を払ってもらいたい」と願っています。
ある意味、「かまってちゃん」であると言えます。
そのため、時に「都合のいい女」として利用されてしまうこともしばしばですが、利用されるという形であっても、自分に目を向けてもらえたということに対して、幸せを感じてしまうこともあるのです。
また、そんな女性を重いと感じてしまう男性は少なくないので、尽くしすぎてしまう女性は注意しましょう。