お風呂で湯船に浸かるということが、ダイエットに効果があるということをご存知でしょうか。
長く湯船に浸かってたくさん汗をかくと、血行がよくなり、基礎代謝が上がって痩せやすい体質になるのです。
最近お風呂ダイエットというダイエットの手法が注目を集めています。
運動や食事制限はせずに、お風呂に入って痩せるというのですから魅力的なダイエット方法ですよね。
お風呂に入って効果的に痩せるにはどのようにすればいいのか。
今回は、お風呂ダイエットの方法をご紹介いたします。
お風呂ダイエットの方法
本当にお風呂に入って痩せられるのか?
お風呂に浸かることがダイエットに効果的な理由は、何と言っても運動をしなくてもたくさんの汗をかくからです。
汗をかくこと自体が直接体重を減少させる訳ではありません。
確かにお風呂の後に体重を計ると若干軽くはなりますが、水分を補給すればまた元に戻ります。
汗をたくさんかくことの本当のメリットは、汗と一緒に体内の老廃物や毒素が排出されるところにあります。
体内に蓄積された毒素が体の外へ排出されるので、デトックス効果があるのです。
それに加え冒頭でもお伝えしたように、体を温めることにより基礎代謝が上がります。
何もしていなくてもカロリーをたくさん消費してくれるようになるので、痩せやすい体質になるのです。
基礎代謝が上がれば、それだけ脂肪を燃焼しやすい体になるというわけです。
お風呂でマッサージ
ここからは、お風呂ダイエットの効果を更に高める具体的な方法をご紹介します。
まず1つ目はマッサージです。
お風呂に入ってただ汗をかくだけでも体内の老廃物や毒素は、ある程度排出されますが、それにプラスしてリンパマッサージを加えてあげることで、デトックス効果を最大限に高めることができます。
鎖骨や脇の下や足のつけ根などリンパ管の集まっている部分をマッサージすることで、余分な水分や老廃物をデトックスすることができます。
顔や脚等のむくみも取れるので、スッキリとした顔の印象になったり、足痩せ効果にも期待できます。
マッサージの方法はこちらを参考にしてみましょう。
1. 足首を後ろからつかむようにして、膝の裏側に向かってさすっていきます。
片手ずつ交互に行い、5~6回行います。
2. 膝裏のくぼみを、指で押すようにしてマッサージします。
3. 親指以外の指が太ももの裏側にくるようにし、両手で太ももをつかむようにして膝裏から太ももの付け根に向かってさすっていきます。
膝の裏から、脚の付け根にむかって、リンパを流すようなイメージで行いましょう。
高温反復入浴
高温反復浴とは、40~42度の熱いお風呂に反復して入浴する、ダイエットに効果的な入浴方法です。
高温反復浴が何故ダイエット効率が高いのかというと、熱いお湯は交感神経の働きを活性化させるため、心拍数や呼吸回数を増やし、消費カロリーを増やす効果があるからです。
20分ほどで、なんと400キロカロリーも消費することができると言われています。
高温反復入浴のやりかた
①体に軽くお湯をかけて温度に慣らす
急に皮膚にストレスを与えないためにも、かけ湯をして温度に慣らしておきましょう。
②40~43度のお湯をはった浴槽に5分間しっかりと肩まで浸かる
熱めのお湯に5分浸かります。
この時間は体調や気温に応じて3~7分など前後しても構いません。
③5分間湯船の外に出て休憩する
この間に頭や体を洗うといいでしょう。
寒いときはシャワーかかけ湯で体が冷えすぎないようにしましょう。
④3分間入浴する
再び浴槽に入ります。
汗が出てきますがしっかりとお湯に浸かりましょう。
⑤5分間湯船の外に出て休憩する
③の休憩のときに洗えなかった部分を洗いましょう。
ストレッチやマッサージを行っても構いません。
⑥3分間入浴する
最後の入浴です。
しっかりと体を温めましょう。合計で21分間です。
この6項目が一連の高温反復浴の流れとなります。
出典 お風呂ダイエット高温反復浴の方法と理論と褐色脂肪細胞の注意点
高音反復浴を実践する際には、下記の点に注意するようにしましょう。
・1日2回までとすること
・2度目の入浴は6時間以上の時間をあけること
血圧を上げて血流を良くする手法なので、心臓の弱い方や妊婦さんは無理をしないように注意しましょう。
お風呂ダイエットで体の内側から綺麗に!
いかがでしたでしょうか。
以上が、お風呂ダイエットの方法です。
お風呂ダイエットは、単に急激に大量の汗をかいて痩せさせるものではなく、体の基礎代謝を上げて、脂肪が燃焼しやすい体質作りをするダイエット法です。
この習慣を続けることで、ダイエットの他にも、冷え症やむくみ解消にも高い効果が期待できます。
簡単お風呂ダイエット、是非はじめてみてはいかがでしょうか。
この記事が、少しでもあなたのダイエットのお役に立てれば幸いです。