MENU

ビール腹の本当の原因と解消法6つ

ビールが大好きでよく飲まれる方の悩みのタネが「ビール腹」ではないでしょうか?

下腹あたりがぽっこりと突き出す様はあまり格好のよいものではありません。

特に中年になると男女共にビール腹になりやすいのですが、これの原因は「ビール」だけではないのです。

ぽっこりビール腹の本当の原因とその解消法を紹介します。

ビール腹の原因とその解消法

  • ます最初にビール腹の原因を知る
  • 糖質をカットした低カロリービールを飲む
  • おつまみに工夫をする
  • 飲んですぐに寝るのを止める
  • 中国の健康・美容法を取り入れる
  • 肝臓をいたわって処理能力を上げる
  • 運動をする

 

ます最初にビール腹の原因を知る

 
ビール腹とは「ビールを飲み過ぎた」ことによるお腹・・という意味ではありません。

昔ビールを製造する時に使われていた「ビール樽のようなお腹」という意味なのです。

しかし現実にビール好きの方にぽっこり腹の人が多いのも事実です。

アルコールは非常にカロリーが高く、そしてアルコール度数自体が熱量ですので、多くあるアルコール類の中ではビールは比較的低い度数のお酒と言えます。

理論上はビールは太りにくいお酒なのですが、それでも太ってしまうのは「おつまみ」が原因なのです。

お酒を好きな人の中で比較すると、度数の低いものを好む人の方が肥満率が高いと言われています。

そして度数が低いお酒はヨーロッパでは「食中酒」と位置づけられ、食事をしながら飲むのに適したアルコール度数です。

ビール以外にはワインや日本酒がこの仲間になり、ウイスキーやブランデーなど度数の高いものは「食後酒」そしてシェリー酒などは「食前酒」とされています。

ビールが好きな人はおつまみを多く食べる傾向があり、また飲食にかける時間も長めで、通常の食事と比べるとかなりの量の摂取カロリーとなり、これがビール腹の原因となります。

糖質をカットした低カロリービールを飲む

 
最近は糖質をカットした「低カロリービール」がたくさん発売されています。

居酒屋など外食では難しいですが、家で飲む時に積極的に取り入れることでカロリー制限ができます。

各メーカーで発売していますので、自分の味覚に合った低カロリービールを選ぶと良いでしょう。

また、糖質オフと糖質ゼロは異なるので、そのあたりも注意してみてください。
 

おつまみに工夫をする

 
ビールのおつまみと言えば唐揚げなどの肉類や油物が多いのですが、野菜を多くおつまみに取り入れることでカロリー制限ができます。

サラダに使われるドレッシングなどの加熱しない油は体内で留まらずに早く処理されるので、揚げ物や炒めものに使う油とは別物ですので安心して食べましょう。

また野菜に含まれる食物繊維は余分な脂肪分を吸収してくれますので太りにくい栄養素です。

また豆類は体の代謝を上げる食物として有名です。

枝豆にビール・・人気のある組み合わせですが、意外にもビール腹対策としての効果が高いのです。

枝豆以外にも味噌を多く使った食品も同様ですし、豆腐なども大豆が原料であり同様の効果が期待できます。
 

飲んですぐに寝るのを止める

 
野生動物や家庭で飼われるペットなどもそうですが、食後には必ず睡眠をとります。

これはより少ない食事で最大限に栄養素を体に取り込むのに最適な方法なのです。

ほとんどの野生動物は現代人のようにいつでも好きなだけ食事がとれる環境にはありませんので、少ない食事で効率よく栄養を蓄えなければならないのです。

言い方を変えるとこれが「最も太る方法」でもあります。

体を大きくすることが仕事でもある力士もこの方法を使います。

大量にちゃんこを食べたあとは1時間以上昼寝をして脂肪をつけて体を肥大させるのです。

おつまみと一緒にビールを飲んだらすぐに寝ることを止めるだけで脂肪の付き方は大きく違ってきます。

そして睡眠をとらない時もソファーに横たわっていては脂肪がはついてしまいますので、最低でも座ってパソコンを見るとか何か作業をすることが好ましい習慣です。

会社に電車で通勤をし、就業後にいっぱいやった後、帰宅の電車でも座って帰るのと立って帰るのとでも太り方は違ってきます。

頑張ってつり革につかまり、バランスをとっているだけでもカロリーはかなり消費しますし、軽い筋トレの代わりにもなります。

中国の健康・美容法を取り入れる

 
漢方の国中国では「冷えは万病の元」と言われ、漢方医薬のセオリーにもなっています。

大食漢が多くいる中国では食後に「白湯」を飲む習慣がある地方が多く、これにより取り過ぎた脂肪分を洗い流す効果があるのだそうです。

ヨーギー(ヨガをする人)の間でも白湯の健康効果が古くから知らており、デトックス効果があることは現代医学でも証明されています。

そして白湯は体温を上げて代謝を向上させることが分かっています。

ダイエットについて詳しい方なら代謝の高い低いがどれほど痩せることに対して大切な要素であるかご存知でしょう。

代謝を上げる第一段階は「冷やさない事」なのです。

特にビールは冷たく冷やして飲むのが美味しいですので、体はどうしても冷えがちになります。

もし白湯が難しかったら、飲食後の締めには「汁物」を食べることでも代謝を上げる効果はあります。

生姜やネギなどは体温を上げてくれる食材ですので積極的に取り入れましょう。
 

肝臓をいたわって処理能力を上げる

 
アルコールの分解が肝臓で行われることは有名です。

しかしこれ以外にも消化した栄養素をエネルギーに変換する「代謝」を行うのもこの肝臓なのです。

毎日ビールをたくさん飲み続けると肝臓は疲労して機能が低下していきます。

そうると代謝機能も比例して下がってしまうのです。

肝臓は休ませることで機能を回復しますので「休肝日」は効果的です。

週に1~2日はアルコールを断つことで肝臓に休息を与えることが出来ます。

またこの時にはできるだけ肉食を控えて、消化器官に負担をかけない野菜食で量も控えめに摂ることで肝臓への負担を減らすことができます。

ビール好きの方の毎日の晩酌は生きる糧でもありますが、辛い休肝日あけの一杯は格別な美味しさを感じることができるでしょう。

アルコールは健康な状態で飲む方が絶対に美味しく飲めます。

1日アルコールを控えたことで体と肝臓は自己治癒し、よりおいしくアルコールを受け入れることができるのです。

運動をする

 
やはりカロリー消費にはこれが一番です。

摂取したカロリーを使う・・という分かりやすく効果の高い方法ですが、一番避けらているものでもあります。

ジョギングとまでいかなくてもウォーキングで十分です。生活習慣病予防の為にもオススメです。

筋トレも脂肪をつけにくい体にするためには効果的です。

しかしお腹が出ているから「腹筋運動」というのは少し違います。

多くの筋トレメニューの中で腹筋運動はハードな部類に入ります。

やり慣れていないと多くの回数ができませんし、筋肉痛になりやすく長続きしにくい運動でもあります。

そしてビール腹を引っ込めたかったら腹筋運動よりも「スクワット」がオススメです。

人体の全筋肉の6割は下半身に集中しており、ここを動かすことでより多くのカロリーを消費し、筋肉の多くを一度に鍛えることができるのです。
 

ビール腹を解消しよう

 
いかがでしょうか。

生活習慣病が蔓延している現代、ぽっこりビール腹を笑って見過ごすことは危険です。

その多くは内蔵脂肪が原因であり、糖尿病などの予備軍である可能性もあるのです。

せっかく美味しいビールの飲むのですから、健康的に楽しみたいものですし、病気になったりドクターストップがかかってしまっては目も当てられません。

健康的にいつまでも美味しいビールが飲めるように、少しの工夫を取り入れましょう。

よかったらシェアしてください!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人