あなたは、いつも急いでご飯を食べていませんか?
早食いは胃腸にも負担になる上に、消化が悪くなるため太る原因にもなってしまいます。
こうした身体でいると、肌荒れなどの美容にも悪影響をもたらします。
それだけにとどまらず、実は口臭の原因やオナラの原因にもなっていることもあるのです。
早食いによって唾液の分泌が減り、それが口臭の原因にもなります。
そしてオナラの原因は、早食いによって食事と一緒に空気も取り込んでしまうからなのです。
早食いすることで身体いいことは一つもありません。
それでは、どうすれば早食いを直すことができるのでしょうか。
そこで今回は、早食いを直す方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
早食いを直す方法
- 早食いが太る原因
- 食事時間を多めにとる
- よく噛む
- ながら食いはしない
- 小さいスプーンを使ってみる
- 利き手と逆の手で食べる
- お味噌汁やスープを先に飲む
- タイマーで時間を計って食べる
早食いが太る原因
食事の時間が短い「早食い」の人に肥満が多く見られることが、これまでの疫学研究で確認されています。その原因として、急いで食べると満腹を感じにくく、普通より量を多めに食べてしまうことが挙げられ、このことも研究で裏付けられています。
早食いはかなり太ることに影響を与える食べ方です。
太った人はほぼ例外なく早食いです。早食いは、満腹中枢が信号を出す前に食べ終わってしまうので、満腹感を感じるまでついついよけいなものを食べてしまいます。
出典 早食いは太ります
食事が、大皿でドンと出る盛りつけだった場合、どうしても、自分がどのくらい食べたかわからなくなってしまいます。
出典 早食いは太ります
食事時間を多めにとる
まずはここから始めることでしょう。
早食いが習慣になってしまっている人の多くは、時間がないことが原因でしょう。
朝は30分でもいいので早めに起きて、朝食をゆっくり食べるようにしましょう。
お昼など決まった時間は、なるべく昼食以外に時間を使わず、「お昼休みは食事の時間」と思うぐらいゆとりを持ちましょう。
夜もできれば早めに帰宅し、ゆっくり夕飯を食べましょう。
よく噛む
「早食い」と「ゆっくり噛んで」食べた場合を比べると、食後90分間のエネルギー消費に約26倍の差が! ゆっくり食べることで、胃などの消化管の血流が増え、消化・吸収のための活動が増加することが消費エネルギーUPに繋がっているのではないか、とのこと。消化が良くなってエネルギー代謝も上がり、一石二鳥ですね。
何よりしっかり噛むことです。
冒頭でもお話ししたように、ゆっくり食べるということは口臭を防ぐ効果もあるのです。
時間をかけて食べることで、唾液の分泌が活発になり、口の内がきれいになります。
逆に唾液が少ないと、口の中が乾燥してしまい、口臭の原因になってしまうのです。
そして更によく噛むことによって、胃腸の消化の負担も緩和されます。
噛むという行為はストレス解消にもいいので、とにかくラッキーなことだらけなのです。
一口につき30回を目安にしてみてください。
よく噛めばご飯をしっかり味わうこともできて、薄味でもとっても美味しく感じることでしょう。
よく噛むことは様々な効果を持っているので、健康にとってもいいことなのです。
ながら食いはしない
テレビを見ながら、本を読みながらのながら食いは、よくありません。
一見ながら食いはゆっくりご飯を食べられるのでは?と思うかもしれません。
しかし、ながら食いをしている自分をよく観察してみてください。
目はテレビや本を見つつ、おかずをよく見ずに口に運んでいませんか?
そうすると、お腹いっぱいだなと感じる器官である満腹中枢に信号が届きにくくなります。
すると、もっと食べたい!と、空腹のときのように一気に食べようとしてしまいます。
そうすると手つきも早くなってしまいますね。
ご飯を食べるときは、食べることに集中しましょう。
目から「ご飯を食べている」という認識を持たすことが大切なのです。
小さいスプーンを使ってみる
早食いするスピードがどうしても落とせない人にオススメなのが、この技です。
カレーや丼ぶりなどスプーンが使える料理にはぜひ試してみてください。
今まで使っているスプーンの半分くらいの大きさのものを使ってみましょう。
一口に大量に流し込むのを強制的に阻止します。
利き手と逆の手で食べる
先ほどの項目と同じく、強制的にゆっくり食べる方法です。
それが、利き手と逆の手を使って食べることです。
お箸では難しいと思いますので、スプーンやフォークで試してみてください。
なかなか思い通りに食べられす、焦るかもしれませんが、ゲーム感覚で楽しみながらやってみると続きするでしょう。
その際よく噛むことも忘れずに!
お味噌汁やスープを先に飲む
早食いをする原因に、空腹を早く満たしたいので早く食べてしまう人もいると思います。
そんな人にぜひやってもらいたいのが、お味噌汁やスープを先に飲むということです。
こうして液体のものから先に食べておくと、お腹の中が早く膨らみ、空腹を和らげます。
温かいものですし、落ち着きも出ますのでゆっくり食事へと入ることができるでしょう。
飲み物である水やお茶を一番最初に飲むだけでも変わってきます。
ご飯の前は水分を摂ることを習慣にしてみてください。
タイマーで時間を計って食べる
『一回の食事にかける時間を決めてご飯を食べる』ですflairnotes
なぜならこれは、食べ物を口にしてから満腹と感じるまでにタイムラグがあるからです。時間にしておよそ15~20分と言われています。
出典 女子にも意外と多い早食い、もう早食いしないコツ!
朝ご飯の量、お昼ご飯の量、夜ご飯の量を見て、量に合った時間(最低15〜20分以上)を目安に食事にかける時間をある程度決めて食べてみてくださいrestaurant
食事はわたしたちの生活にとってもすごく大切な時間です。
ご飯を食べ始める前に、一日の食事に使える時計を確認し、十分に食事に割く時間を決め、「わたしはこの夜ご飯を40分間かけて食べる。」と意識をプラスすること◎
出典 女子にも意外と多い早食い、もう早食いしないコツ!
普段自分がどれくらい時間をかけて食べているか計ってみましょう。
早食いの人は5分~10分ほどで平らげてしまっていませんか?
目安としては、最低20分は時間をかけてご飯を食べることです。
はじめは自分だいつも食べる時間より5分多く時間をとるようにしましょう。
時計を見ながらでもいいですし、携帯のタイマーなど利用してもいいでしょう。
そして慣れてきましたら、10分多めに15分多めに・・と時間を増やしていきましょう。
ゆっくり食べることをまずは意識していくことが大切です。
早食い防止を心がけよう
いかがでしたでしょうか。
早食いは健康にも美容にもいいことは何ひとつありません。
忙しい毎日だからこそ、ゆっくり時間をかけた食事をして健康を維持してゆきましょう。
そして自分のコストパフォーマンスをアップしてゆくことで時間を作り、より豊かな生活を送るように心がけましょう。
成功を祈っています。