浮気を許すことができる人とできない人がいます。
多くの人は「浮気されたら即別れる」と話すものですが、いざ実際にそういう状態になってしまうと、意外と浮気を許す人もたくさんいます。
そもそも浮気を許すことができる人と、できない人とでは考え方が根本的に違うのです。
そこで今回は浮気を許す人の特徴や考え方をご紹介していきますので、浮気を許すことができない人は少し参考にしてみると、新しい考え方が生まれるかもしれませんよ。
浮気を許す
知らなければ事実はないと考えている
浮気をする彼とつきあっているならば、その浮気は一度や二度のことではないでしょう。
いつも彼の浮気を許す女性は、彼が浮気を認めない限り、そして嘘をつき通している限りは、問い詰めません。
問い詰めて証拠が出てきたり、事実だと発覚すれば自分が傷つくのはもう何度も経験しているからです。
浮気する彼に対しては、自分が知らないことは事実ではないからという考えが必要です。
本当に彼を信じるているとか、そういうことではないのです。
男の人の嘘なんて、とても単純なので、少し考えれば、勘を働かせれば誰でも嘘は見抜けますよね。
でも、自分が傷つかないために、わざわざ勘を働かせず、自分は知らなくていいことだと、そう割り切って考えるのです。
「彼はオンリーワンではない」という考え方を持っている
まったく違う考え方から、彼の浮気を許す女性もいます。
たとえば、「彼はオンリーワンではない」という考え方です。
つまり「私にとって、彼は唯一無二の人ではない。もちろん好きでつきあっているが、もし彼が他の女を選んだとしたら、いつでも別れられる。また新しい出会いを求めればいいだけのこと」と考えているのです。
かなりドライな考え方のように思われるかも知れませんが、むしろ恋愛に積極的な、情熱的な女性がこういう考え方をする傾向が強いものです。
「自分にはチャンスはいくらもある」と思っているので、このタイプの女性は、「自信家」と言っていいでしょう。
「自分は見る目がある」という自負心
浮気をする男というのは、少なくてもほかの女性から相手にされないような男ではありません。
他の女性も魅力を感じるからこそ、彼とつき合うというわけです。
ということは、つまり「自分は魅力のある男とつきあっている」という考え方ができるのです。
そして「自分はそんな男を選んだ。
自分には見る目がある」という自負心を持つからこそ、浮気を許すというわけです。
一人になるのが嫌だと思っている
いくら浮気されても、別れて一人になってしまうよりは、許す方がマシだと感じてしまう人がいます。
今、周りに他の人もいなくて、この人と別れたらまた一人になってしまうと思ったら、何もなかったように振るまうのが、自分にとって一番楽だと思ってしまうのです。
この人には私がいないとダメ!私にもこの人がいないとダメ!っと思い込み、仕方がないとあきらめます。
そして、きっといつかは相手も私でないとダメだ、と気づいてくれるはずと考えているので、自分が我慢すればいいと思いこんでしまいます。
つまり、一人になりたくないから、駆け引きなど出来る訳もなく、自分ががまんすることでおさめようとします。
全ては、今ある現状にしがみついていたいだけとも言えるでしょう。
「最終的には自分のところに戻ってくる」という自信がある
「彼には男としての魅力があって、だから他の女も彼を受け入れている。しかし、相手がどういう女性であれ、最後は自分のところに戻ってくる」と考えて、浮気を許す女性も少なくありません。
これは大変な自信ですよね。
自信がない人は間違いなくこんな発想はできないものです。
その自信の裏づけがどこにあるのか、どの程度の裏づけなのかはともかく、本人は少なくてもそう信じているのです。
もしかしたらそれは、つきあっている中で得た「確信」なのかもしれませんね。
「浮気は男の甲斐性」という考え方
今ではほとんど聞かなくなってきていますが、「浮気は男の甲斐性」という言葉があります。
「男は浮気できるぐらいの甲斐性(頼りがい、経済力など)がなければならない」という意味です。
ごく少数派ではありますが、現在でもなお、こうした考え方をする女性はいます。
この場合、男にとって浮気はむしろ誇るべきことなのですから、こうした思考をする女性がそれを許すのは当然ではないでしょうか。
様々な理由を想像して浮気を許してしまう
浮気されて、もう許せないと衝動的には思うのですが、よくよくおちついて考えてみたら何か理由があったのかもしれない。
もしかしたら、相手が悪いのかもしれないし、つい魔が指しただけかもしれない。
だから今回だけは許してあげよう・・・、と思ってしまう人もいます。
それが1回目ではなくても、今回だけは許してあげよう、これが最後だと、毎回毎回思うのです。
しばらく会わない時期をおいても、自分の気持ちが落ち着いてきたら、今回だけは許してあげようというう気が出てきます。
相手が気持ちを入れ替えて、2度と浮気はしない事を願い、今回だけは、今回だけはと許してしまう傾向があります。
浮気を何度もされても、最終的には許してしまうタイプであるといえますね。
自分にも非があったのではないかと理由をさがす
浮気を許す人は、自分にも非があったのではないかと理由を探し始めます。
自分は傷ついていても、何か理由を探し、自分の中で納得できる答えを探したくなるのです。
自分が浮気していると誤解して、当て付けだったのではないかとか、自分が仕事が忙しくて会う時間がなかったからではないかとか・・・。
だから自分にも悪い所があったからだと、自分を納得させてしまおうとします。
考えてみれば自分の非などいくらでもでてきますし、それが理由で浮気をしてもいいことには決してならないのですが、自分の納得できる答えが欲しいので、そこで納得してしまい浮気を許すのです。
自分が1番ならば良い
彼がしているのは「浮気」であって、本気ではない。
そう考えて、自分が1番だから、自分が本命だから、それで良いという考えです。
浮気相手の女性に「あなたは本命になれなくてかわいそうね」くらいの考えがある人は、彼が浮気してもなんてことありません。
自分が1番だという気持ちの余裕の表れです。
いくら浮気をしてもやっぱり自分が1番には変わりないという自信さえ芽生えてきているはずです。
追いかけていたいタイプ
自分のほうが多く愛されたいタイプと、自分のほうが多く愛したいタイプとにわかれます。
追いかけたいか、追いかけられたいかですね。
浮気を許す女性というのは、結局は追いかけていたい女性なのです。
彼が浮気をしてしまうから、いつも彼から完璧に愛されたくて、本当は浮気なんてせずに自分だけを見て欲しいから、いつまでも彼女の中では彼は完璧には手に入らない存在になってしまっているのです。
たとえ本命の彼女、1番だとしてもです。
逆にそういうタイプの女性が彼から多く愛されるようになったら、今までの気持ちはどこへやら。
きっと気持ちは冷めていくはずです。
浮気をする彼こそが、彼女にとっては追いかけてもなかなか手に入らないから、とっても魅力的にみえる彼なのです。
こうしたタイプの女性は、自分が彼を追いかけている側だと思っている以上は、浮気されたからといって、自分から別れることはできないタイプです。
だから、浮気をされても許すことができるというより、むしろ許すしかないのです。
浮気を許す方法
自分も心の浮気をするようにする
浮気というのはされてしまうととても悔しいものですし、許そうと思っても簡単には許せないものでもあるでしょう。
ですが、自分も浮気をしてしまえばお相子ということで相手を許す気持ちにもなれるものです。
ですから自分も浮気をしてみましょう。
しかしながら浮気は心の浮気だけにしましょう。
心の中は誰にも見れませんし、否定することもできますし、問い詰められても言い逃れすることもたやすいでしょう。
心に誰か想う人を作って、浮気をした彼氏や旦那のことはできるだけ忘れるようにしましょう。
いつも大事に思っているのは他の誰かなのだということで余裕を持つこともできますし、浮気の怒りも収まってくるものです。
体の関係を持ってしまうと、お互い様ということで修羅場になってしまうこともあるので、心の中で相手を裏切るようにしましょう。
慰謝料をもらうようにする
浮気を許す方法として、慰謝料をもらうようにすると良いです。
怒りの感情も一つのストレスですから、欲しいものを好きなだけ買ったり、買い物で発散させたりすることもできるものです。
結婚している・していないにかかわらず、浮気をされたのであれば好きな物を買ってもらったり、何か慰謝料となるものをもらうことで解決してみても良いでしょう。
その慰謝料の額や物の額で相手がどれだけ謝罪しているのか、という気持ちも図ることができるものです。
相手が浮気をしたことに対してあまり申し訳ないと思っていないのであれば尚更謝罪の物やお金がないと気持ちが収まらないようなこともあるでしょう。
それでも浮気が許せないということもありますが、気休めにはなりますし、謝罪が形で残れば、けじめをつけることもできるものです。
人生は恋愛より大事なことのほうが多いと考える
浮気を許す方法として、人生は恋愛ばかりでないと開き直ることも必要です。
自分の中で恋愛の存在が大きくなっているのであればそれだけ恋愛事で気持ちが左右されるようなことも多くなるので、浮気を許せなくなる気持ちも強くなってしまうでしょう。
ですが人生は恋愛がすべてではないし、どうせ悩むのであればもっと自分のことで悩むようにしようとすれば浮気をされたことからも離れられるようになるものです。
自分の趣味や自分探しに力を入れて、浮気を許す・許さないで悩むのは時間の無駄だと考えるようにもしましょう。
浮気の怒りは時が解決してくれることもありますし、別のことに夢中になっていれば自然と許せるようになることもあるでしょう。
無理に許せるよう頑張るのではなく、許せる時が来るまで待つ、というのも良い方法でしょう。
今回だけは我慢するようにする
自分には何も非がないような時でも浮気をされてしまう時というのはあるものです。
ですからそうした時はとても悔しいですが、今回だけは我慢するようにしましょう。
浮気症の人であれば次もまた浮気をしてしまうようなこともありますから、その時は許さないようにし、今回だけは広い心で許すようにもしましょう。
次は許さない、次は別れる、と決めることで今回の浮気は許せる気持ちを持てるようなこともあるものです。
人は誰でも間違いを起こしてしまう生き物ですし、大事なのは同じ失敗やミスを繰り返さないようなことでもあります。
ですから繰り返さない人間かどうかを見極める期間を持つという意味でも許すようにしましょう。
冷静になれる人間になるには広く寛大な心を持つことも大事なのだと考えるようにもすると良いです。
浮気を許す理由
いかがでしょうか。
浮気をされたらすぐ別れると決めつけるよりも、もっと将来のことや自分の本当の気持ち、そして相手のその後の態度など様々なことを考慮して判断してみるのも後悔しない方法です。
何でもかんでも浮気を許してしまうと、相手は勘違いしたり、つけあがったりするのでそれは避けたほうが無難でしょう。
しかしあなたと自分の関係を振り返ってみて、別れたくない気持ちがあれば恋愛を続けてみてもいいですし、途中でやっぱりムリ!となったらさっさと別れてもいいでしょう。
浮気をされて、相手が謝ってきた時点で主導権はあなたにあることを認識しましょう。
そこに気づくことができれば、好き勝手振り回されることもなく、ある程度は気持ちに余裕を持つことができるはずですよ。
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