あなたは、大恋愛、と聞くとどんな恋愛を想像しますか?
そう聞かれると「うーん」と考え込んでしまう人が多いのではないでしょうか。
大恋愛と一言に言っても、色々な形の大恋愛があります。
一生に一度経験できるかできないかの大恋愛の意味や定義などをいくつかのパターンに分けてご紹介しますので、ぜひあなたに当てはまるかどうか確認しながら最後までご覧ください。
大恋愛について
- 大恋愛とは
- 不釣り合いな二人の付き合いを親や周囲に否定されても結ばれる大恋愛
- 既に付き合っている相手がいる人を奪う大恋愛
- 年に数回しか会えない遠距離恋愛
- 大恋愛はいいことだけではない
大恋愛とは
恋愛における時間的な長さと奥行きかな、熱さもあるかな。
全ての要素において圧倒しているという事でしょう。でも、究極の恋愛の先は情死しか無いという
説もありますよ。
出典 大恋愛ってどんな恋愛?
私の中ではやはり障害が大きければ大きい程、大恋愛なんじゃないかなと思います。例えば駆け落ちとか。
出典 大恋愛ってどんな恋愛?
2人に間とかどちらかに大きな障害があり(起き)、それを2人で克服し、さらに絆を深めた。
となると、私は『大恋愛』と感じます。
出典 大恋愛ってどんな恋愛?
不釣り合いな二人の付き合いを親や周囲に否定されても結ばれる大恋愛
よくドラマであるような「不釣合いな二人」が周囲の反対を押し切って結婚するようなパターンです。
金持ち商社の跡取り息子がサラリーマン家庭育ちの普通の女性と結婚する「経済的不釣り合い大恋愛」。
高校の教師が自分の教え子の女子生徒が成人するまでじっと待ちながらこっそり付き合う「立場不釣り合い大恋愛」。
一族が全員高学歴で研究者や学者ばかりという頭のいい彼と、偏差値40以下の女性が付き合う「頭脳不釣り合いパターン」。
こんな不釣合いな二人が付き合うと、必ず反対する人間が現れ、二人の恋を邪魔します。
「あんな貧乏な家の女性と結婚したなんて恥ずかしくて取引先にも言えないじゃない!」とか。
「高校の教え子と結婚したいだって!?セクハラ教師だと言われたらもう教師続けられないぞ!」とか。
「うちの家計は頭脳明晰なんだから、頭の悪い女性の遺伝子なんていらないのよ!」とか。
こんな風に反対された二人はますますその恋心を燃やし、強烈に愛し合います。
二人が釣り合わないだけで一緒になれないなんておかしい!周囲への反発が気持ちをますます大きくします。
周囲の目を盗んであったり、付き合ってないと嘘を言って付き合いを続けたり。
自分の意に反する行動をしながら恋愛することはとても辛く切ない気持ちになります。
その辛さと切なさが恋心をどんどん燃え上がらせるのです。
このタイプの大恋愛は、男性が名誉ある地位を捨てて女性と駆け落ちしたりすることがあります。
しかし、駆け落ちした後、二人でひっそりと暮らす幸せを掴むことで「大恋愛の末幸せになった」と思えるのです。
既に付き合っている相手がいる人を奪う大恋愛
もう別の誰かと婚約していたり、結婚が決まっている、そんな相手を奪う「略奪愛」のパターンです。
既に周囲からの祝福ムードが漂う相手を好きになってしまい、そんな相手もその人に惹かれていきます。
このパターンが燃え上がり大恋愛となる理由は「ここで結婚したら後悔するんじゃない?」という感情が湧き上がることにあります。
奪う側の相手は「ここで失って別の人のものになってしまったら、一生後悔する!」と思って燃え上がるのです。
お互いが惹かれてしまっているのに、簡単には一緒になれない状況が二人の恋を燃え上がらせ、大恋愛に発展します。
徐々にひと目に触れないように会うようになり、会ってはいけないと思う気持ちが余計に会いたくなる。
毎回別れ際には「次はいつ会えるんだろう?」と思ってしまい、ますます一緒に居たくなる。
簡単には一緒になれない状況がどんどん二人の気持ちを変えていきます。
そしてどうにもできなくなった二人は、婚約や結婚を破棄しようという方向に進みます。
「あなたとの結婚を白紙に戻したいんだけど」と告げられた婚約者は「なんで!?」と混乱しパニックに陥ります。
そんな婚約者をなんとか説得するために長い時間をかけますが、結局納得してもらえません。
そうするうちに「別に好きな人ができた」ということがバレてしまい、修羅場が訪れるのです。
婚約者やその両親、友人たちに責められ、説得され、「そんなことしたら後悔するよ」と言われながらも好きになった人とは離れられません。
その結果、友人を失ったり、職場で噂されたり、とても辛い状況に陥ります。
しかし、そんな辛さを乗り越えて一緒になった二人はとても幸せな家庭を築きます。
「あんなに嫌なこともあったし、人も傷つけたし、失ったものもあるけど、今が幸せでいられて嬉しい」
自分がたくさん傷つき、人をたくさん傷つけた結果に結ばれた恋愛は「大恋愛」と言えます。
年に数回しか会えない遠距離恋愛
好きな人が異国の地にいる、遠くの大学に行ってしまった、こんな状況により遠距離となるパターンです。
遠距離恋愛をしている人は周りにもたくさんいると思いますが、この場合は普通の遠距離恋愛とはちょっと違います。
年に3、4回しかあえない状況で5年以上付き合って結ばれるパターンです。
しかも、その付き合っている間に、男女とも別の人を好きになり体の関係を持ったりしてしまいます。
そんな事件があって別れるのですが、結局また連絡を取り合って付き合いが続きます。
そんなことがあってこそ、やっぱり一番好きな人はあの人だ、と再認識するため、遠距離恋愛がまた続くのです。
会えなくて切なすぎるから、一度は別の誰かを好きになってみたけどやっぱりダメだった、やっぱりあの人じゃないと無理だ。
お互いのそういう思いがずっと続き、我慢した結果結ばれる「大恋愛」です。
大恋愛はいいことだけではない
大恋愛中は、家族や友人の忠告にも一切耳を貸さず、二人だけの世界にどっぷりと浸かってしまっています。
逆に周囲の忠告は、彼らの恋愛感情を更にエスカレートさせ、高いハードルさえも乗り越える強靭なパワーとなって前に進ませてしまうでしょう。ハードルが高ければ高いほど、その力はパワーアップし、大変危険ですよね。
親に反対された若い男女が、着の身着のままで駆け落ちをし、知らない町で二人だけの生活をスタートさせるケースもありますが、その時になって初めて現実の厳しさを目の当たりにするのです。
大恋愛をしよう
いかがでしょうか。
「大恋愛」と聞くと、自分もちょっと経験してみたいホットな感じがしますね。
しかし、本当の大恋愛にある感情は「辛さと切なさ」なのです。
この感情を乗り越えて結ばれた二人こそが「大恋愛」をしたと言えます。
あなたの人生にこれから起こるかもしれない「大恋愛」はどんなものでしょうか。