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生理が遅れる原因5選

女性にとって生理は「健康をはかるバロメーター」ともいえるものです。

生理の周期や量などは人によって違うものの人それぞれ決まった周期があり、いつも安定した周期で生理が来れば安心できます。

もちろん数日程度の生理周期のずれは誰でも経験したことがあると思います。

しかし、いつもは決まった周期で来ている生理が突然こなくなったり大幅に遅れることも時としてあります。

そんな時はやはり体の内側で何かが起こっていると考えることができます。

では、生理が遅れる原因には一体どのようなものが考えられるのでしょうか?

そこで今回は生理が遅れる原因や理由についてご紹介していきますので、あなたや周りの女性に当てはまるかどうか確認しながらぜひ最後までご覧ください。

生理が送れる原因

 

  • 妊娠
  • 女性ホルモンのバランスの乱れ
  • 薬の副作用
  • 子宮・卵巣の病気
  • 早発閉経が原因

 

妊娠

 

まず考えられる大きな原因は妊娠です。

もちろん性交渉を全くしていなければ可能性はありませんが、性交渉をしているのであればたとえコンドームなどを使って避妊をしていたとしても妊娠する可能性はゼロではありません。

妊娠すると卵子と精子が受精して卵子が排卵されなくなるため、生理もこなくなります。

少しでも妊娠の可能性があるならば、生理が遅れる原因としてまず考えなくてはなりません。

 

女性ホルモンのバランスの乱れ

 

実は女性ホルモンのバランスの乱れは、生理が遅れたり止まったりすることの原因として最も多いとされています。

生理は「卵巣ホルモン」と「黄体ホルモン」という2つの女性ホルモンによってコントロールされています。

通常は生理の時期が近付くと、これらのホルモンを分泌するように脳から指令が出るわけなのですが、ストレスや生活習慣の乱れが原因でこの指令がうまく伝わらないことがおこります。

その結果女性ホルモンの分泌が低下してしまい、生理周期の乱れを引き起こしてしまうのです。

最近では女性も社会進出が進み、男性と同等に大きなストレスを抱えながら仕事をしたり日常生活を送っている人も少なくありません。

しかし女性の体というのはとてもデリケートであり、些細なストレスでもホルモンのバランスが崩れてしまいがちです。

また、特に若い女性の間で問題になることが多いですが、極端なダイエットや不規則な生活、冷えといったことも女性ホルモンのバランスを乱す大きな原因となっています。

ただし思春期の女性や50歳前後の更年期の女性の場合は、ホルモンバランスが安定しないこともあり生理周期が乱れることは比較的よくあります。

この場合、心身にその他の異常がみられなければ特に心配する必要はありません。

薬の副作用

 

吐き気止めや胃薬、抗うつ剤、ピルなどの服用で分泌されることのあるプロラクチンというホルモンは、分泌量が増えると卵巣の働きを抑えて排卵が止まってしまうことがあります。

薬を飲み始めたら生理不順に…というような場合には一度医師へ相談しましょう。

出典 生理不順に注意警報!生理が遅れる深刻な原因4つ

 

子宮・卵巣の病気

 

子宮や卵巣の病気というのは、何となく高齢になってからというイメージがあるかもしれません。

しかし「若いからまだ大丈夫」と安心はできません。

若い女性でも実は病気が原因で生理が遅れているということは決して少なくないのです。

例えば卵巣の中にたくさんの卵胞ができて排卵しにくくなる「多嚢胞性卵巣症状群」のように卵巣自体に疾患がある病気だけでなく、生理が来ていても排卵しない「無排卵月経」なども生理の周期が乱れる原因となります。

その他にも甲状腺や下垂体に原因があることもありますし、薬を服用している場合はその副作用として生理が遅れることもあります。

特に胃薬や吐き気止め、抗うつ剤、ピルなどの薬は分泌量が増えると卵巣の働きを抑えてしまうため、それが原因で排卵が止まってしまうということもあります。

また、風邪を引いたりする程度の体調不良でも生理が遅れることはよくあります。

時に出産、流産、人工妊娠中絶時などの子宮内処置が原因で生理が正常に来なくなることもあります。

このような場合は手術や適切な処置が必要になるため、もしも思い当たる節がある場合には産婦人科で速やかに相談しましょう。

早発閉経が原因

 

早発閉経とは閉経年齢でない20代30代で生理が来なくなることをいいます。

初期症状に生理不順があり、早発閉経は子どもを授かることがとても難しいと言われていることからも出来るだけ早く産婦人科へ受診するのが望ましいです。

出典 生理不順に注意警報!生理が遅れる深刻な原因4つ

 

閉経してしまっては、どんなに赤ちゃんが欲しいと思っても自分の力だけでは不可能です。では、なぜ若いのに卵巣機能が衰えてしまうのでしょうか?

現在、はっきりとした原因は不明です。遺伝性、自己免疫疾患など原因が分かる場合もありますが、それはごく少数。

喫煙、慢性的なストレス、無理なダイエット、激しい運動や体脂肪の極端な減少なども関係していると言われていますが、ほとんどの場合は原因がわからないそうです。

出典 「生理が来ない」を放置しないで!20~30代で広がる「早発閉経」

 

生理が遅れるときの素人判断は禁物!おかしいと感じたら病院へ

 

いかがでしたでしょうか。

このように生理が遅れる原因には実に様々なものがあります。

それだけ女性の体は複雑かつデリケートであり、生理が遅れている自分で原因を特定するのはなかなか難しいといえます。

軽度の生理不順の場合で自分で思い当たる原因があるならば、その原因を取り除き様子を見るのもいいかもしれません。

しかしストレスや妊娠などこれといって思い当たる原因がないまま生理不順を引き起こしていることも多く、場合によっては複数の原因が絡み合って生理が遅れていることもあります。

そのため「そのうち治るかな」などと、素人判断で放置しておくのはとても危険です。

放っておけば、「早発閉経」と言って20代や30代生理が閉経してしまう病気を引き起こして将来不妊になってしまったり、手術が必要な病気や命を落とすような大病が潜んでいる可能性もあるのです。

今まで順調だったのに生理周期が乱れ始めたり、急に生理が来なくなったなどの生理の異常が少なくともか月以上続いている場合には早めに産婦人科を受診しましょう。

産婦人科を受診するのには抵抗がある人も多いと思いますが、早く受診すればそれだけ原因を早く見つけることができます。

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