誘いの断り方がわからなくて、困っている人がいます。
このような悩みを抱えている人は相手のことを考えられるとても気持ちが優しい人です。
中には相手のことなど一切気にせず、無視をしたりする人もいます。
そのような人はたいてい自らの評判を下げているので、そのうち誰からも相手にされなくなるでしょう。
優しい人たちにとって誘いにはのりたくない人からの提案をどうするかは大きな迷いどころです。
そこで今回は上手な誘いの断り方をご紹介しますので、ぜひ使えそうなものは取り入れてみましょう。
【目次】
・誘いの断り方
・異性からの誘いの断り方
・友達からの誘いの断り方
誘いの断り方
職場が違う人の場合は仕事が忙しいということをにおわしながら断る
仕事が忙しいという理由にする場合のポイントは段階をおった話し方をするということです。
最初に作り話しの手のうちを見せてはいけません。
相手の反応に合わせで小出しにしていく、はっきりした話しはせず、ぼんやりと濁した話しにすることです。
第一段階は、ちょっと仕事が忙しく、しばらく続きそう・・・、
という程度にしておきます。
察しのいい人ならばこの段階でスマートに引いてくれるでしょう。
しかし中には、どんな仕事?いつまで?などと、突っ込んでくる人もいます。
第2段階は、準備段階でまだよくわからない状態で・・・と自分も忙しくなり困っているような感じで、
しかし具体的な仕事の話しはしないことです。
第3段階は、今後それなりのお付き合いをしても良い相手なら、
すいません、そのうちに・・・と今後の希望的観測を入れてもいいです。
しかし一切、かかわらなくて良いと思っている相手なら、そういうことで、しばらく連絡取れないと思います、で終らせ、
今後に関する発言はしないようにしましょう。
同じ職場の人の場合は恋人らしき人の存在をにおわす、又は習い事をしていることにする
同じ職場の場合は、仕事内容がわかっていたり、動向が見えやすかったりするので断りにくいものです。
その場合は、1対1ではなく複数で行くように提案してみるのもオススメです。
二人だと緊張しちゃうのでみんなでパーっといきましょう!など理由をつけて人数を増やしましょう。
これを伝えることで特別な存在じゃないことを間接的に伝えられます。
飲み会気分で楽しめますし、相手が連れてきた人と仲良くなって人間関係も広がります。
しかしそれでも1対1を望まれたら、他に約束があるというような、恋人らしき人の存在をにおわしておくのがいいでしょう。
相手から、恋人がいるの?と聞かれるように持っていったらベストです。
社内に他に好きな人がいる場合は、その時も明言はせず、まあ・・・と濁しておきましょう。
嘘も方便です。
これを伝えると次から誘ってくることはなくなるでしょう。
ただ同じ職場だと周りにも伝わるので職場での出会いがなくなってしまうので注意が必要です。
突っ込んだ話しは絶対にしない、期待を持たせない、表面上だけの話題で終らせ一線を越えずに断る
とにかく、こちらから相手に希望を持たせてしまうような発言はしないのが基本です。
詳しい話しをしてしまうと、自分は近しい存在だと勘違いさせてしまうので、表面上の話しにとどめるのが肝心です。
また今度、そのうち誘って下さい等は絶対に言わないようにしましょう。
相手から言われた場合も、安易に了承せず、ありがとうございますの一言で終らせておくことが忘れてはいけないポイントです。
先約がある
好意を持っていない人から食事に誘われたり、気持ちが冷めてきた恋人からデートに誘われたときの断り方として、一番無難で、何度でも使えるのはやはり「先約がある」という方法ではないでしょうか。
- 職場の飲み会がある
- 学生時代の友人と久しぶりに合う
- 家族(両親、兄弟)の誕生日なので、実家でお祝いする
- 前から約束している女子会に参加する
などなどたくさん思いつきますよね。
その人の職業や家庭環境などに応じて、ほとんど無限のバリエーションがあります。
ですから、断る理由として何度でも使えるのです。
好きでもない人からの誘いを断るには、一番自然ですし、それが何度も続けば、相手が鈍感でも「嫌われているのかも」と気づいてくれるにちがいありません。
体調のせいにする
使えるのが、体調のせいにするという方法です。
これも比較的無理なく使える言い訳でしょう。
特に病気ということにしなくても、「どうも風邪気味なので」とか「おなかの調子が朝からよくなくて」、「歯が痛いので歯医者を予約した」、「持病の偏頭痛が起きている」など、これもさまざまなバリエーションが考えられます。
ポイントは、外から見ただけではその症状がわからない体調不良を選ぶことです。
たとえば、「花粉症がひどくて」と断ったときに、その症状がまったく相手に見えないというのでは、おかしなことになってしまうでしょう。
ですから、歯痛、頭痛などの症状にしておくのが効果的です。
家族や友人が病気ということにする
「同居している家族が病気で、心配だから家に直帰する」とか、「親友の具合が悪いので、これからお見舞いに行く」というように、大切な人が病気ということにする方法もあります。
「入院中の知り合いのお見舞い」という理由にしてもいいでしょう。ただ、そうたびたびは使えない断り方ですので乱用は気をつけたいところです。
また、それを理由に断った時に、時間を置いて相手から聞かれることもありますので、うっかり忘れててボロが出ないようにしましょう。
仕事のせいにする
社会人であれば、仕事のせいにするという方法もあります。
残業しなければならないとか、仕事上でトラブルやアクシデントが起きてしまい、その対応をしなければならないといった理由を作るやり方です。
ただし、職場の同僚からの誘いや、自分の仕事のことをよく知っている恋人相手では使いにくいかもしれませんので、ケース・バイ・ケースでつかいましょう。
また、急な仕事が入って行けないといったドタキャン気味なってしまってもいいですし、仕事が立て込んでていつ時間が空いているかハッキリ言えないと伝えることもいいでしょう。
仕事関係だと相手も有無を言わず諦めるしかないです。
後日またデートに誘われてもまだ立て込んでて予定がたてられないと伝えればOKです。
これが続けば自然と相手からの誘いは激減するはずです。
異性からの誘いの断り方
都合がいい時に連絡をしますと言っておく
やんわりと拒否の意思を伝えたいけれども適した言葉が思い浮かばないという際には、誘いを受けたいけれども都合がどうしてもつかないから、いい日を見つけたらこちらから連絡をしますね、という意思を伝えるのがベターです。
とくに何度の何度も誘ってくるしつこいタイプを相手にしているのであれば、その場限りの言い訳にも動じることはありませんので、そうした場合には「今はどうしても忙しいからタイミングを見計らってこちらから誘うまで待ってもらえないか」という断りかたをしてください。
角が立ちませんし、そう言って場を収めた後に連絡をしなければ一緒に出かけることもしなくて済みます。
相手と連絡先を交換していないのであればこちらの電話番号は教えず、捨てアドを作っておいてそちらにメールしてもらえるようにすると安心です。
友人に協力してもらい恋人の振りをしてもらう
異性からの誘いが面倒であれば、断る際に恋人がいる旨を伝えるのが一番です。
いないことを公言していれば詮索されたくないので嘘をついていたといえばいいですし、異性の友人に協力をしてもらって電話口などに出てしつこく誘うなと怒ってもらうのも効果的な断る手段となります。
もし恋人がいることを知った上で誘ってくるような相手であれば、浮気を誘うような行為に唆そうとしていることを怒るべきで、それこそ恋人に相談をして対処するのが賢明です。
大抵の場合はやりすぎを反省して身を引いてくれます。
しかし、あまりにもしつこく誘ってくるようであれば、職場や学校などの上司や責任者に精神的に苦痛を受けていると相談をするのもおすすめです。
とくに男性に言い寄られている女性の場合には、身の危険を感じる前に距離を置く手段を考えておくことも大切になります。
二人きりになる意思がないことを伝える
誘われそうになったら、その前の段階で何となく好意を感じるものです。
「ひょっとして気があるのかな?」と思い、なおかつこちらに誘いに乗る気持ちがなければ、事前に二人きりになるつもりはないという意思表示をしておきましょう。
「どこかに行きたいね」という会話があれば「みんなで一緒に行けたらいいね」と返したり、「静かなところでゆっくり話したいな」と言われれば「みんなでワイワイしているほうが楽しいよ」というように、うまくかわしておくことも大切になります。
それでもなお食事や遊びに誘われるようでしたら、「友達も誘うね!」と先回りをしてしまってください。
大抵は脈がないことに気が付いて諦めてもらえますが、はっきりと二人きりがいいと言われたら、そのときには「誰かと一緒じゃなければ行かない」と明確に答えればいいのです。
最終的にはきっちり断る
どんな策を講じてもしつこく誘ってくるのであれば、面と向かってはっきりと「迷惑です」「もう誘ってこないでください」というしかなくなります。
かなり勇気のいる行為ですが、しかし何度も何度も断っているのにそれでもなお誘うのは、こちらが嫌がっていることに気が付いていない鈍感なタイプであることも否めないのです。
「恥ずかしがっているだけで気があるはずだ」「押しまくれば落ちるはずだ」と思っていることもあるので、勘違いであることを判らせる必要があります。
こうしたタイプに関しては遠回しの言い訳や気持ちを察して欲しいといったことが通じませんので、しっかりと拒否の意思を伝えてください。
ただし、怒らせて逆切れするようなタイプには危険ですので、相手がこちらの言葉に耳を傾けてくれるかどうか見極めてからにしましょう。
少しでも恐怖感を覚える相手でしたら、信頼できる相手に相談をして注意をしてもらうなどしてください。
友達からの誘いの断り方
相手の苦手なことが予定に入っていると言って断る
友達から誘いを受けた際、断りたくても今後の関係のことを考えれば、なかなか断りにくいものです。
それを考えれば一番良いのは、相手に誘う気をなくさせることでしょう。
つまり、友達から誘われた時に、誘ってきた友達が絶対に行きたくなくなるようなことを行う予定が入っている、と言うのです。
さらに続けて、「良かったら一緒に来る?」と言えば、相手は断りたくなりますし、関係が悪化することもありません。
歌が苦手な友達ならカラオケに行く予定、人見知りな友達であればその友達が会ったことのない人と遊ぶ予定、場合によっては誘ってきた友達が嫌いな相手と遊ぶ予定がある、という断り方も良いです。
断ることを意識するのではなく、相手に断らせることを意識して、関係を崩さずに上手に友達からの誘いを断りましょう。
習い事を理由にして断る
相手が友達だということを考えれば、ある程度仕事の予定や彼氏の有無も知られているでしょう。
そのため、仕事や彼氏を言い訳にするのはなかなか難しいのですが、その中で友達にも知られることがあまりない、良い言い訳があります。
それは習い事です。
とはいえ、友達同士であれば、習い事を始めるということを自然に報告するはずですので、そこで嘘をつくのは不自然です。
そのため、習い事の体験コースに行ってくる、という嘘をつくようにしましょう。
1日限りの体験コースであれば、適当な理由をつけて後日やっぱり習うのはやめた、ということができますし、そのようなことを友達に報告しそびれていても不自然ではありません。
前々から興味のあったことならば友達に話をしているはずですので、それに伴う習い事を言い訳に使えば、疑われることなく自然に誘いを断ることができます。
ダイエットを理由にして断る
友達からの食事の誘いなどを断る際には、ダイエットをしていることを理由にするのも良い方法です。
ダイエットという話であれば、女性であればすぐに納得もするでしょう。
外食をするとどうしても多くのカロリーを摂取してしまいますので、外で食べたくないという話も納得できます。
もしも、ただ単にダイエットという話だと、少し疑われてしまうかもしれないと心配な人は、グルテンフリーダイエットのような、特定の食品を食べないダイエットを行っていると言うと、さらに信憑性が増します。
ダイエットをやめることなど、女性からすれば日常茶飯事の出来事ですので、次に会った時に、やっぱりダイエットやめちゃった、と言えば、そう不思議でもありません。
ただ、この断り方は、だったら家で一緒に食事しよう、と言われてしまえば断れなくなってしまいますので、注意してください。
金欠を理由にして断る
友達からの誘いの内容が何なのかはその時によるでしょうが、どちらにしてもお金がかかってしまうことは明白でしょう。
そのため、金欠を理由にして断るというのも一つの手です。
今月はお金を使い過ぎてもうお金がない、という理由や、今月は何か高価なものを買うからこれ以上お金を使えない、など、金欠を理由にするのであれば嘘はいくらでもつきようがあります。
実際に友達があなたの金銭事情を深く知る術はないはずですので、嘘がばれてしまうこともないでしょう。
ただし、このような嘘をつくのであれば、せめてその月、一ヶ月間の間は偽装工作を重ねなければなりません。
もしも金欠でその友達の誘いを断っておきながら、他の友達と遊びに行ったということを知られてしまえば、すぐに嘘はばれてしまいます。
SNSなどでもばれてしまう可能性があるので、充分に注意しましょう。
誘いの断り方で覚えておくべきこと
どの断り方にも共通して言えることがあります。
それは『無理です!結構です!』とキツくならないようにすることです。
せっかく勇気を出して誘ってくれているのにそんな断り方をもし自分がされたら悲しいと感じてしまいますよね。
なので、できるだけ傷つけないように、でもしっかり断ることが大事です。
例えば「すっごく行きたいんですけど仕事が入っていけないです、とっても残念です」や「彼氏と出会う前なら行きたかったんですけどね」などが使えるフレーズでしょう。
特に職場関係だとのちのち嫌がらせをしてきたりというケースもあるので無下にしないよう気をつけましょう。
また、誘いを無視することは常識的にもしないようにしましょう。
あなたの評価がただ下がるだけです。
口頭で伝えるのが苦手でしたらメールで断りをいれて、あなたの意志をしっかり相手に伝えることが大切です。
ぜひ参考にしてみてください。