不倫から再婚して幸せになれるのだろうか・・・。
また、同じことを繰り返してしまわないだろうか・・・。
不倫からスタートしたということで、やはり色々と考えなければいけないことは通常よりもたくさんあります。
そのプレッシャーによって考え方がネガティブになり、「幸せになれるのかな」と不安に感じてしまう人はたくさんいます。
しかし、せっかく結婚するならやっぱり幸せになりたいと思うのは当然のことですよね。
そこで今回は不倫から再婚して幸せになる方法についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
不倫から再婚して幸せになる方法
不倫から再婚1 不倫相手との話し合い
「現在のパートナーと別れて、不倫相手と再婚したい」と思ったとき、どうしてもしなければいけない話し合いが2つあります。
1つは、不倫相手との話し合い。
自分は「この人と再婚したい」と思っていても、相手が同じように考えているとは限りません。
また、何かの折に相手が「結婚したいね」と口にしたとしても、それが間違いのない本心であるという保証はないのです。
「この人と再婚する」と一人で勝手に決めつけて、今のパートナーと別れたものの、不倫相手にその意思がなかったという失敗例も少なくありません。
そんなことにならないよう、不倫相手に再婚したい旨を話し、相手の意思をしっかり確認しましょう。
その際、実際の生活はどうするか、家計はどうか、子供がいるなら養育についてもできるだけ具体的に話を詰めておきましょう。
不倫から再婚2 現在のパートナーとの話し合い
不倫相手との話し合いで、再婚の意思をしっかり確認できたら、離婚へ向けた活動をスタートさせましょう。
「円満な協議離婚」が理想です。
そのためには、現在のパートナーとの冷静な話し合いが不可欠になります。
その際、自分が不倫しているということは、決して口にしてはなりません。
あくまでも「これ以上あなたと夫婦関係を続けていくのは苦痛でしかなく、無理」という理由で押し切るのです。
具体的な理由としては、相手のDVやモラハラ、浮気などがあげられるでしょう。
探偵社に依頼して、パートナーの浮気の証拠を押さえることができれば、話は早く進められます。
日頃からDVの証拠集めをするのも有効なやり方です。
しかし、パートナーにそうした問題がないケースがほとんどでしょう。
その場合は、「人生観の違い」「生活ペースの齟齬」「生理的に受け付けなくなった」などを理由に、相手を説得するのです。
納得してもらえない場合は、弁護士を立てて話を進めるといいでしょう。
不倫から再婚3 「焦らず、時を待つ」という意識を持つ
上記の2つの話し合いのうち、特に現在のパートナーとの話し合いは、そうかんたんなものではありません。
浮気の証拠を握ったとか、日常的にDVやモラハラの被害を受けているというケース以外は、相手がなかなか納得しないことも大いに考えられます。
また、子供がいる場合は、親権や養育の問題もありますから、短時間の話し合いで決着させるのはむずかしいものです。
「急いては事を仕損じる」といいます。
離婚して不倫相手と再婚するというのは、それ自体がかなり高いハードルなのですから、焦りは禁物。
時間をかけてじっくり話し合い、できるだけ無理のない形で決着させるようにしましょう。
何事にも「タイミング」というものがあります。
気長に話を進めていく中で、最初は納得しなかったパートナーの心が変わるということも、大いにあり得ます。
ですから、「焦らずにタイミングを待つ」という意識をもつことが必要なのです。
不倫から再婚4 過去の事を振り返らない
不倫して再婚した時に上手くいかなくなくなるケースで多いのが、過去の話を持ち出すことです。
「前の妻ならやってくれたのに」「結婚前の方が優しかった」などという過去の方が良かったというネガティブ発言は、お互い不倫を乗り越えて沢山の人を傷つけてまで一緒になっているのに全てが無駄だったと感じてしまいます。
結婚した途端にたちまち関係が冷めきってしまい離婚するというケースは意外と多いです。
絶対に過去を振り返らずに、今一緒にいる幸せを感じながら過ごすことが幸せになる方法です。
結婚して生活を共にする訳ですから、多少の関係性が変わるのは当たり前です。
そこを過去と比べても何も生まれません。
ただ不の連鎖が続くだけです。
今ある状況を幸せだと思いながら日々を過ごしましょう。
不倫から再婚5 前の結婚で失敗した事を次で教訓にする
人間には学習能力というものが備わっています。
前の結婚生活で駄目だったことを自分自身で分析して、次の結婚相手との間では二度と同じことを繰り返さないように日々努力しましょう。
2人でここはこうした方が良くなるという前向きな話し合いをする時間を作りましょう。
話すということは大事です。
相手が何を考えているのかを理解を深めて前に進んでいくことがお互いにとってプラスになります。
歩み寄りが出来なくなるから離婚してしまうのです。
お互いの考えを理解して歩み寄ることが大切です。
不倫から再婚6 感謝の気持ちを言葉にする
これは結婚生活の上で何よりも大切な事です。
当たり前だと思わないことです。
仕事して働いていてくれること、ご飯を作ってくれること、一緒に隣に居てくれること、全てに感謝できることが幸せな結婚生活を送ることができます。
感謝の気持ちは必ず相手に言葉で伝えるようにしましょう。
ただ思っているだけでは相手には伝わりません。
感謝の言葉を伝えられると、相手は嬉しいですし、もっとこの人の為に頑張ろうと言う気持ちにさせます。
今日、さっそく相手の顔を見て「いつもありがとう」と伝えて見てください。
きっと笑顔が溢れて幸せな時間が流れます。
不倫から再婚7 お互いに相手を束縛しすぎない
不倫関係にあった人と再婚したあとの夫婦生活には、不安がつきものと言っていいでしょう。
たとえば、「相手が既婚者でこちらが独身」という形の不倫関係だったケースでは、相手の元パートナーからその人を奪った形になるわけです。
逆から見ると、再婚した相手は、かつて、パートナーがいながらあなたと不倫関係になり、しかもパートナーとは別れる選択をしたということ。
「そういう過去を持つ人が、同じことを再び繰り返す危険性は小さくない」と考えるのが普通でしょう。
「同じことを繰り返し、その結果、今度は自分が泣くハメになるかもしれない」と考え、不安になってしまうのです。
不安になった結果、相手を束縛しようとする意志が強くなります。
猜疑心が強くなっって、あらぬ疑いをかけてしまうケースも少なくありません。
これでは、再婚しても幸せにはなれないでしょう。
ですから、再婚を成功させるためには、お互いに「相手を束縛しすぎない」という意識を持つことが、不可欠なのです。
不倫から再婚8 二人で話し合い、人生設計をきちんとする
不倫からの再婚でありがちなのが、「その後の人生は深く考えず、その場の勢いや成り行きで一緒になった」というケース。
初婚の場合は、「将来の人生」をイメージし、話し合った上で結婚するカップルが多いものです。
ところが、不倫関係からすったもんだがあっての再婚という場合は、「とにかく、いっしょになりたい」という意識ばかりが先だって、つい「再婚後の人生」を置き去りにしてしまうことが少なくありません。
「人生の幸せ」を考えれば、これは本末転倒というしかないでしょう。
再婚はあくまでも二人が幸せになるためにするのです。
ですから、再婚するにあたっては、「どうしたら二人で幸せになれるか」を、しっかり話し合っておく必要があります。
短期と長期に分けて、人生設計をしてみるといいでしょう。
二人が同じ方向を見て再スタートを切ってこそ、幸せな人生を手に入れることができるのです。
不倫から再婚9 「浮気」に関するルールを決めておく
最初の項目でも取り上げましたが、不倫からの再婚では、どうしても「どちらかが再び不倫に走るリスク」がつきまといます。
そのリスクによる不安を少しでも軽減するためにおすすめしたいのが、ルール作りです。
「一度でも浮気したら、アウト」と最初から決めてしまうのは、あまりおすすめできません。
それでは、心理的に窮屈になって、かえって不倫に走ってしまうことにもつながりかねないからです。
ですから、たとえば、「1度目の浮気発覚はイエローカード、2度目でレッドカード」というような、少し緩いルールにしたほうがいいでしょう。
その上で、再婚後は、「二人の心の絆を何よりも大切にする」という価値観の確認を、折に触れてすることをおすすめします。
それが「浮気発覚、即アウト」という意識を遠ざけることにつながるのです。
不倫から再婚して幸せになろう
いかがでしょうか。
不倫から再婚して幸せになるには乗り越えらなければいけないものがいくつかあります。
そして、その1つ1つがどれもヘビーで辛く重くのしかかってくるケースもあるでしょう。
しかし、それを乗り越えるからこそ幸せが待っているのかもしれませんね。