働かない夫を持っている奥様はいますか?
働く様子も無く一日家でテレビばかり見ている。
家にいるだけで家事はまったくしてくれない。
職探しに行く様子も無い。
妻が仕事から帰ってきて家事全般をやるような生活をしている人もいます。
付き合っている時はこんな事なかったのに結婚したとたんに何もしなくなった・・・
働かない夫になるには原因があるのです。
働かない夫の原因を読んで何故夫は働かないのかを見てみましょう。
働かない夫の原因
夫に働く気力が無い
元から働く気力が無い場合働かない夫になります。
仕事をしていても続かない。
仕事をしていても遅刻や欠勤が多い等は働く気力が無い事が考えられます。
働く気力がなくなる理由として仕事がつまらない、自分には合わない仕事、人間関係が上手くいかない等が考えられます。
一度その様な経験をしてしまうと社会に対して不信感を持ち外に出る気力が無くなってしまうのと、自分自身に自信が持てなくなってしまい職探しもしたくなくなるのです。
夫が家に居てアルコールに走る、ギャンブルをする、暴力を振るうこの様な行動に出る人は自分自身が今置かれている状況に決して満足しておらずそのイライラが上記の行動に出てしまう事もあります。
働く気力の無い夫に対してはまず夫自身がやれると自信を持つ事が必要です。
自信を取り戻す方法は様々あります。
気力が無くなってしまった人が自信を取り戻すには、日々の成果を他人が評価し、評価される事に喜びを感じる事が出来れば自信を取り戻す方法がいいかもしれません。
何でも結構です簡単な事から始めてみましょう。
例えば
朝のゴミ捨てを夫に頼み捨ててあったら褒めるなどで結構です。
ゴミ袋を玄関前まで置いておき一言「ゴミ出しお願いしてもいい?」と聞き返事があればそのまま出かけましょう。
返事が無ければ何も言わずその日は自分が出します。
それを夫が返事をするまで繰り返しましょう。
気力が無い期間が長い人ほど動いてくれるまで時間がかかります。
辛抱強く続けましょう。
夫が返事をしてくれたらその日は夫に任せます。
しかし、初めは返事だけしてゴミを出さない可能性があります。
その時に夫を問い詰めてはいけません。
夫の考えでは言われた段階でゴミを出さないといけないと考えますが、妻が出て行った後に今までの空間になってしまいます。
そうするといつもと同じ行動をしようとするのでゴミ出しが生活の中に溶け込んでいない為忘れてしまうのです。
夫はわざと出さなかったのでは無いと言うのを知る事です。
夫が返事をしたのにゴミ出しを忘れてしまったら、次のゴミの日に改めてお願いしましょう。
3回頼んで返事もしたけれど出さなかったら妻が黙ってだしましょう。
そしてまた、夫に声を掛けます。
お願いするゴミは出さない事も考慮して生ゴミや燃えるゴミは避けて溜まってもさほど臭いがしない物に最初は限定してください。
夫が返事をしてゴミを出してくれたらその日はゴミ出ししてくれた事に感謝しましょう。
大げさに感謝する必要はありません。
素直に「朝お願いした、ゴミ出してくれたんだありがとう助かったよ」と伝えるだけで結構です。
これが、課題に対する他人からの評価になります。
こんなの簡単な事で感謝されても何とも思わないだろうと思いますが、自信が無い人は何をやっていても達成感や満足感を得る事が出来ないので簡単な事でも課題を達成し褒められる事で評価されたと感じます。
評価する相手が身近な人であればある程、評価される人は自分がより評価されたと感じます。
夫を評価する事で時間は掛りますが、徐々に自信を取り戻させる事で、気持ちを前向きにします。
妻も自分の中で夫を最終的にどうしたいか短期目標と長期目標を掲げましょう。
目標が無いと自分のやっている事が本当に正しいのか成果が出ているのか不安になるので目標は必要です。
本来目標はいついつまでにやると期限を決めるのですが、夫の気持ちは読み取る事が出来ませんし焦っても良い成果は得られないので期限を設けるのを止め目標だけ掲げましょう。
例として
短期目標はゴミ出し、掃除、洗濯をやれるまでにする。
クリアしたら買い物が出来るようにするなど短期目標は細かく設定していきます。
長期目標は自信を取り戻させ、働く事に対する意欲を持ってもらう。
この様に短期目標は具体的に、長期目標はざっくりと決めると良いでしょう。
最終目標の夫に働いてもらうを目指すための目標なのでここはブレない様にしましょう。
働かない夫を働かせるには
現実を知ってもらうこと
働かない夫のせいで、妻が仕事をしなければ生活が成り立たない。
ただ、女性が仕事をしても、男性ほどの収入を得られないこともあり、生活がギリギリ、もしくは貯金をはたいての生活を余儀なくされていることもあるでしょう。
このようなケースでも夫が働かないという場合、夫はもしかしたら「生活ができる収入がある」と思い込んでいる可能性があります。
実際に夫が働いていない状態でもご飯を食べられて必要最低限の生活ができている状態であれば、夫は何も不自由がないと思ってしまうでしょう。
このような夫の場合には、本当の現実を知ってもらうことが必要です。
「私の貯金を削って生活してるの」と通帳の残高を見せたり、「○○日までに支払わなければならないものがこんなにも溜まっているの」と請求書の束を見せたりと、夫に危機感を持たせる必要があります。
何も現実を知らない夫に、苦しい、大変な状況を証拠を提示しながら示すことで、「ヤバイ」と思わせることが必要です。
働くまで別居することを提案
女性が働いて生活が成り立っている状態が、長いこと続いていくと、夫にとってその生活は「当たり前」になっていきます。
家でゴロゴロしていたり、妻に対しての感謝すらもなくなったりと、働く意思を持つきっかけを作れなくなってしまいます。
危機感を持たせることと、そして多少のプレッシャーを与えるためにも、夫が働くまで別居をすることを伝えてみましょう。
「働くようになったら戻ってくるから、それまでは別々で暮らしましょう」「私がいない間に仕事を決めておくこと」と一言伝えて別居を開始するのです。
別居することで、「○○のお金ちょうだい」「コレ買ってきて」と頼む相手もいなくなり、寂しい感覚も抱くようになる。
このままでは離婚に至ってしまうかもしれないという思いを持たせることで、早急に働く意思を持たせることができるでしょう。
働くところを用意してあげる
何を言っても働こうとしない、いくら自分が頑張っていても夫は気持ちが動かない、といった頑固な夫には、仕事を用意してあげることもできるでしょう。
働きたくない、働くところがないと思っている夫に、いくら「仕事を見つけて」「早く仕事して」と言ってもなかなか響かないもの。
そこで、自分の知り合いや友人らの紹介などから、男性ができる仕事を手配し、「明日からこの仕事行くように」と用意してあげるのです。
少し夫に対して過保護すぎる方法かもしれませんが、こうもしなければ夫は一生働かない状態が続きます。
まずは仕事をしなければならない状況を作ること、そして「働くところがない」と言わせない状況を作ることが大切になるのです。
夫は「ただ仕事に向かうだけ」という状況を作ってしまうことで、必然的に行かなければならない空気を作り出す。
これがきっかけで、仕事をすることが日課になることを期待できるでしょう。
夫の両親に対処してもらう
夫にいくら「仕事をして」と言っても、聞く耳すら持ってくれない。
中には、「誰に向かってそんなことを言ってるの?」と、働きもしないのに口が達者な夫のケースもあるかもしれません。
このような人を相手に妻がいくら言っても無駄です。
妻のことを見下していたり、家政婦のような感覚を持っている男性である可能性があるからです。
こういう時は、夫の両親にこのことを相談し、対処してもらう方法がベスト。
「働いてくれません」「このままでは結婚生活自体破滅しそうです」と、夫への不満を夫の両親にぶつけてみましょう。
常識ある両親であれば、息子を働くように促したり叱ったりと、女性の味方をしてくれるはず。
また両親に対してまで「誰に向かって言ってるの?」という子供は少ないでしょう。
夫婦の間の問題であっても、ここまでのレベルの問題は、第三者に介入してもらうことも良い方法。
実の両親だから焦りを持ったりプライドを持ち始めたりと、夫の変化が期待できるのです。
働かない夫の原因は他にもあります
働かない夫の原因いかがでしたか?
今回は無気力な夫に焦点を当てましたが、他にも妻の無関心が働かなくなる原因、一度職を失った事に対する不安や恐怖が原因、パラサイトによる原因等原因は多岐に渡ります。
夫が働かないと1人で頭を抱えていても何時まで経っても解決はしないので、相談する事が大切です。
インターネットを使い共通の悩みを抱えている人のコミュニティに参加してみるのもいいかもしれません。