高学歴ニートな女性がとても増えています。
彼女たちは彼女たちの人生を生きてきて、紆余曲折があり、今の状態があります。
もちろん外部の要因もあるでしょうが、やっぱり内面が原因でそうなってしまった可能性はとても高いと言わざるを得ません。
そこで今回は高学歴ニートな女性の特徴をご紹介しますので、あなたの考え方とどう違うか確認しながらご覧ください。
高学歴ニートな女
「女の幸せはやっぱり結婚」と考えている
高学歴で、かなりレベルの高い会社への就職も可能なのに、なぜか就職せずニート生活に甘んじている女性がいます。
いったいどういう理由で、ニートを選んでいるのか。そうしたタイプの女性の特徴をひとことで言うと、「独自の人生観を持っている」ということになるでしょう。
多いのが、「女の幸せはやっぱり結婚」という人生観です。
高学歴な女性は、実はそれだけでも結婚のハードルは上がってしまっているといえます。
その上、一流企業に勤め、ばりばり仕事をするようになれば、ますます結婚は遠ざかりかねません。
というのも、キャリアウーマンとして活躍すればするほど、パートナーとなる男性が限定されてしまうからです。
高学歴な女性の多くは、緻密な人生設計をします。ですから事前に「そんなふうにはなりたくない」と考え、あえて就職をしないでいるのです。
「人生は長い。だからあわてて就職して、失敗することはない」と考えている
上記のそれとは違う人生観から、ニートを選択する女性もいます。
「人生は長い。だから、世間を知らない学生の段階で、あわてて就職する必要はない。今は、就職してすぐに辞めてしまう人が増えているが、それは人生をよく考えないで、義務感で就職を選んでしまったためだ。自分はそんな失敗をしたくない」という考え方です。
ですから、彼女は今、就職するための「社会観察」を行っていると考えていいでしょう。
就職はするつもり。だけど、じっくり時間をかけて、もっとも自分にあった仕事をチョイスしたい。そのような考えから、一見ニートに見える生活を送っているのです。
人生に迷っている
上記の2つは、はっきりした人生観を持って、自らニートを選んでいるというケースでした。
しかし、そうではないケースもあります。それは「人生に迷っている」というタイプ。
高学歴な女性の中には、哲学的な思考をする人が少なくありません。
「人生とは何か。人間にとっての幸せとは何か。働く意味はどこにあるのか。そもそも労働はほんとうに人間に必要不可欠なものなのか」といった考察を行い、結論が出ないまま、就職はしないで家にいつづける。
つまり彼女は、人生に迷っているのです。
ただし、いつまでも結論を出さないでいるわけには行きませんから、いずれかの時期に、就職か結婚かの選択をすることになるでしょう。
常に「理想の自分探し」をしていることが多い
高学歴ニートの女性は、「自分探しの旅」が大好きです。
しかしそれが、現実に結びつくことが少なく、結果として、ずっとニート生活になることが多くなります。
仮に就職できたとしても、「自分にはこんな仕事よりも、もっと活躍の場があるに違いない」と思い込み、1つの仕事を長く続けることができません。
自分の中に「理想とする、崇高な自分」というものが常にあるため、その理想と外れるような仕事は自分には向かない、と思ってしまうことが多いようです。
勉強という「インプット」は得意でも、それを仕事に活用する「アウトプット」が苦手
高学歴ニートの女性は、基本的に勉強というもの、そのものが好きです。
特に、自分が興味を持っている分野の勉強であれば、何時間机に向かっていても苦になることはありません。
だからこそ、高学歴を実現させることができたとも言えます。
しかし、勉強によって自分の中に何かをインプットすることは得意でも、「得たものをどうやって仕事に活かすか」というアウトプットが苦手です。
従って、「こういうものを活かした仕事でバリバリ活躍してみたい」という希望はあるものの、なかなか現実に結びつかず、結果として、挫折してニートになることが多くなってしまいます。
知識は多いが、いざ作業させると要領があまり良くない
高学歴ニートの女性は、今までの勉強の成果ゆえ、知識だけは他の人よりも豊富です。
その知識の多さに舌を巻くほどなのですが、それを実際の作業で行かせるかどうかは別です。
知識だけが先に立つため、体がなかなかついて行かず、更に、得た知識と違う場面に遭遇すると、「こんなはずではない」と逆ギレしてしまうこともしばしばです。
この態度が周囲との軋轢を生み、職場での人間関係に支障をきたし、仕事が続かなくなる原因ともなります。
しかし本人は、「理解してくれない周りの人間こそ、レベルが低い」と思ってしまい、最終的には仕事に就くことすらしなくなってしまうのです。
高学歴ニートな女性はやっかい
いかがでしょうか。
なまじっか頭の回転が良かったりする高学歴ニートな女性は、
どこかネガティブで、すべてを理解している気になっていることが多い傾向があります。
こうした女性の意見や考え方を変えるのはとても難しくて、困難を極めるでしょう。
なので、「どうしてもこの女性を変えたい!」という気持ちがない限りは、
放っておくのが最も効果的な方法の1つだと言えます。
そうならないように反面教師にするのがいいかもしれませんね。