職場恋愛で別れた後の態度をどうすればいいのかわからない・・・なんてことにあなたは悩んでいないでしょうか。
職場恋愛でむずかしいのは、別れたあとの「元彼」や「元カノ」との接し方でしょう。同じ会社に勤めている限り、恋愛関係に終止符が打たれたからといって、完全に縁がなくなるわけではありません。
そこで今回は職場恋愛で別れた後の態度についてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
職場恋愛で別れた後の態度
別れた相手とセクションが違う場合は顔を見てもスルーする
まず、同じ会社ではあるけれど、セクションは別というケース。これは対応が一番楽なケースといっていいでしょう。
セクションが違えば、顔を合わせる機会はそうありません。たまに社内で見かける、すれ違う、出勤途中でいっしょになるといった程度のはずです。
ですから、むりに笑顔を作ったり、挨拶したり、話しかけたりする必要はありません。顔を見てもスルーすればいいのです。
同じセクションだが、直接仕事の関わりは薄い場合はできるだけ距離を置く
同じセクションのケースは、そうもいきません。ただ、同じセクションではあっても、直接仕事の関わりは薄いという関係もあるでしょう。
つまり、毎日同じフロアで仕事はしているけれど、自分の仕事と相手の仕事はほとんどシンクロしない、したがって、話をしなくても日常業務には支障が出ないというケースです。
この場合は、できるだけ相手と距離を置いて、いっしょになる機会を避けるようにするといいでしょう。
別れたということは、どちらか、あるいはお互いに何らかの原因があって、関係が壊れたということです。そういう相手と顔を合わせたり話をしたりするのは、ストレスのもとになります。
ですから、距離を置いて、なるべく関わらないようにする、これが取るべき態度なのです。
同じセクションで、日常業務に密接に関わっている場合は仕事と割り切って、必要最小限のコミュニケーションを取る
もう1つ、同じセクションで、しかも日常業務に常に密接に関係している相手の場合。これが一番むずかしいケースです。
いくら「避けたい」と思っても、それでは仕事が円滑に進みません。仕事に悪影響を及ぼすことは避けなければならないでしょう。
その場合は、仕事と割り切って、業務遂行のために必要なコミュニケーションだけ、事務的に取るといいでしょう。最初はお互いにぎこちないかもしれません。
しかし、毎日のことですから、そのうち特別な意識を持つことなく、自然に接することができるようになるはずです。
職場恋愛で別れた後の態度として基本なのが避けること
別れることになった理由にもよりますが、「避ける」という行為が自分の思いとは裏腹だったとしても、結局のところ避けてしまうことがケースとしていちばん多いのではないでしょうか。
「どんな顔をして会えばいいのかわからない」「合わせる顔がない」という気持ちが正直なところかもしれません。
ただ、同じ職場であれば避け続けることはほとんど不可能。また、恋人同士であったことが過去の出来事になったとはいえ、同じ会社で働く者同士であることは今後も続きます。
周りに恋人同士であったことを知られているなら、避けるという行為はなおさら不自然な行動になってしまいますね。
できるものなら「仕方ないけど避けるしかない…」という思いを打破できるだけの力と心の余裕が欲しいものです。
ぶっきらぼうになる
「ぶっきらぼうになってしまう」「ぶっきらぼうにされた」というのは、別れの理由にどちらか、または双方に問題があった場合が多いです。
別れたくなかったのに別れることになった、自分には非がないのに別離を選択された、というケースで散見されるものです。
それまで仲睦まじかった恋人同士が、「恋人」という事実が過去のものになったと同時に関係がマイナス方向へ急降下してしまうと、業務に支障が出てしまってもおかしくありません。
ここは職場だ、という意識を持って接したいところですが、なかなかそうもいかない深い事情があるのでしょう。
特に意識しない
昨日までは恋人同士。でも今日からはただ同じ会社に勤める人。顔を合わせれば挨拶もするし、必要な会話もする。
別れた理由によってはなかなか難しいことではありますが、これがいちばんスマートな方法でしょう。同じ会社に勤めている者同士が恋人同士になるということは、それ相応のリスクがあります。
別れることを想定して付き合うものおかしな話ですが、万が一の時のことを頭の片隅に置いて交際をすることはむしろよいことといえるのではないでしょうか。
いくら未練のない別れ方をしたとしても、恋人同士で会った期間の記憶が消えるわけではありません。ただ、こういう時に頭の切り替えが早い人ほど、次のステップへ進みやすく、幸せもつかみやすい人といえるでしょう。
人前では何事もなかったかのように振る舞う
言うまでもなく、会社は仕事をしに行く場所ですから、仕事に差し支えが生じることは避けて通る必要があります。又、会社にはたくさんの人がいるため、「社内恋愛をして別れた」などという噂が広まったりしても、後々厄介です。
なので会社内では、表向き、何事もなかったかのように振る舞うのが得策です。
失恋直後で、内心複雑な気持ちもあるかもしれませんが、面倒事を避けて通るためには、この方法が良いと言えるでしょう。
それに、変な噂が広まったり、他人から興味本位で根掘り葉掘り聞かれたりすると、自分だけでなく、元恋人も迷惑です。一時期は好きで交際した仲なのですから、別れたとしても、相手に対する配慮は大切です。
しばらくの間、元恋人との個人的な接触は避ける
失恋直後は、お互いにぎこちない態度になってしまうのは仕方ないことです。
しかし、それが見え見えになってしまうと、会社内で非常に気まずい思いをし、仕事にも差支えがでてきてしまいます。なので、しばらくの間、元恋人とは、会社内での個人的な接触をなるべく避けることも1つの方法です。
さすがに、あからさまに無視すると、周りからも変な目で見られますので、事務的な用件は普段通り受けましょう。
但し、それ以上の個人的な接触は、お互い動揺する原因になります。
元恋人を避けられないようであれば、会社内では敬語でしゃべる
失恋はつらいものですが、未練を断ち切らなくては先へ進めません。会社内であれば、仕事も周りの目もありますから、尚更です。
そこで、元恋人に対して、あえて他人行儀にしてみることも良いでしょう。具体的な方法としては、「敬語でしゃべること」です。
敬語でしゃべると、自然に距離ができますから、お互いに未練を捨てやすくなります。そして、それがきっかけで、「元恋人は、会社内のただの仲間に戻ったのだ」と悟ることができれば、状況もゆっくりと良くなっていきます。
職場恋愛で別れた後は気まずいことを覚悟する
いかがでしょうか。
職場恋愛というのは、良い雰囲気の時はとても幸せに感じるものですが、一方で別れた後にはその反動が来ることを忘れてはいけません。
職場恋愛で別れたと後の態度などには、友達に戻るなんて人もいますが、基本的には多くの人が気を使うことでしょう。
別れることを想定して職場恋愛には手を出さないなんて人もいるぐらいですので、恋愛をするときはある程度の覚悟をもって恋愛することを強くおススメします。