不器用な人というのがいますが、恋愛に対してもその傾向がどうしても出てしまいます。
不器用な人の恋愛というのはスマートさに欠けるので、どちらかと言えば不人気な部類にはいってしまうことでしょう。
では具体的にはどのようなものなのでしょうか。
そこで今回は不器用な人の恋愛の仕方をご紹介しますので、あなたやあなたの身近な人に当てはまるかどうか確認しながら最後までご覧ください。
不器用な人の恋愛とは
不器用な人は好きな人にスマートに振る舞えない
不器用な人というのは、好きな人と一緒にいても、異性やデートに慣れていなかったりするので、スマートに振舞う事ができません。
振る舞いがどうしてもギクシャクしてしまい、ぎこちない雰囲気になってしまうのです。
上手に振舞おうと思うとますますおかしくなってしまいます。そういう時は、正直に慣れていないという事や、緊張しているという事を相手に伝えてしまいましょう。
異性に慣れているというよりも、慣れていない方が相手から見ては好ましいです。スマートに振る舞えないなら、無理をしないのが一番です。
不器用な人は会話がスムーズでない
不器用な人は自意識過剰であったりするので、上手に相手と会話ができなかったりします。
相手が何か話してきても、それに適した相槌が打てなかったり、上手な返答ができなかったりします。
せっかく好きな人と一緒にいても、会話が弾まなかったら確かに相手もつまらないでしょう。そうならないためにも、いくつか自分で話のネタをあらかじめ考えておくのも大切です。
また、笑顔は相手に行為を示す絶好の手段です。笑顔で相手に接する事で、会話がスムーズでないとしても穴埋めができるでしょう。
誠意を持って接する
不器用な人は、異性慣れしている人に比べて上手に相手に振る舞えません。
しかし、不器用な人は、その分誠意を持って好きな人に接するので、かえって相手の心を魅了するという事もあるのです。
気の利いた言葉が言えないとしても、精一杯好意を示そうとしてくれるなら、むしろそういう態度の方が好ましいと思いませんか?
不器用な分、相手に対する誠意が感じられ、その気持ちは信頼できるという事を、相手は感じているのです。
不器用でも、相手に対する愛情を一生懸命伝えようとしてくれるなら、その誠意のこもった態度を相手は嬉しく思う事でしょう。
不器用な人は恋愛においても、さりげない気遣いができない
例えば、女の子のストッキングが伝線している、歯にのりがついている、などちょっと恥ずかしいところを見つけてしまった場合。
器用な人ならば上手に立ち回って、本人が自分で気づくように仕向けたり、同性の友達に教えてあげるよう頼んだり…、とにかく女の子がなるべく恥ずかしい思いをしないよう気遣った対応をします。
ところが不器用な人は、素直に真正面から「歯にのりがついてますよ」と言ってしまいがちです。
確かに一刻も早くのりを取った方が、他の人に見られる可能性が減り、結果的には本人のためになるのですが…。
とかく女の子は異性にそうした恥ずかしいところを見られることを嫌います。
親しい友達や彼氏ならともかく、微妙な距離感の人や赤の他人だったりする場合は、もう最悪。教えてくれた感謝の気持ちよりも、「恥ずかしい。消えたい。この人ともう関わりたくない。」という気持ちの方が上に来てしまうのです。
せっかくの好意がまったくの逆方向に作用してしまうのは悲しいですね。これでは恋が始まる前に終わってしまいます。客観論や正論ではなく、「相手がどう思うか」を第一に考え行動することが大切です。
言葉を上手に選べない
恋愛に限らず、器用な人って言葉選びが上手ですよね。同じ意味を伝えるにも、相手にとって受け入れやすい言葉や喜ばれる言葉を使えるかどうかは、とても重要です。
例えば「その服はあなたには似合わない」と言うセリフ、もしこのまま言われたら女の子は大ショックでしょうが、「あなたは髪がきれいだから、こういう服の方が似合うと思う」と言われたら、「自分のことをよく見ていてくれてる!」とうれしくなるでしょう。
素直な気持ちを伝えることは大切ですが、言葉には気を付ける必要があります。
好意に甘えられない
不器用な人に多いのが、好意に甘えられず、遠慮してしまう、という傾向です。
例えば彼女がお弁当を作ってくれた時、申し訳ない気持ちが先に立ち、「面倒だろうから作ってくれなくても大丈夫だよ。」など、遠慮の言葉が出てしまいがちです。
もちろん男性からすれば気を遣っているのかもしれませんが、手間暇かけて一生懸命作った彼女からすれば結構ショックです。
「余計なお世話だったのかな」「私の料理が口に合わないのかな」と要らぬ不安を与えかねません。
彼女の好意には素直に甘え、感謝の気持ちを伝えれば十分です。もし申し訳ない気持ちがあるのなら、自分も彼女に何かしてあげればいいのです。
好意は素直に受け取り、また自分からも好意を返すことが大事です。
必要なことを伝えていない
不器用な人の恋愛にありがちなこととして、情報開示の不足があります。つまり、必要な情報を相手に伝え切れていないことが多いのです。
恋人といえども他人です。自分の考えていることや思っていること、計画、思惑など、内心は他人からは知ることはできません。
恋人だからわかってくれている、これぐらいはわかるはずだ、気づくはずだ、常識的に考えてこうだろう、こうすることぐらいわかるだろうという気持ちは捨てましょう。
言わなければわかりませんし、言っただけでも相手が理解していなければ伝わったことにはなりません。
特に恋愛関係においては誤解が生じやすいものですので、意識して多めに自分の情報・内心を開示するようにしましょう。
不器用な人は相手の気持ちをしっかりと考えない
恋愛はひとりでするものではありません。必ず相手のあるものです。
つきあっていればその恋人と向き合わなければなりません。相手の気持ちをしっかりと考え、自分の気持ちや予定とすりあわせるべきです。
不器用な人はこのすりあわせがうまくできません。相手の気持ちを考えるといっても、自分で勝手に想像することではありません。
相手の客観的な事情や発言から判断するべきであり、自分のいいように解釈してはいけないのです。わからないときはどうしてほしいか聞いてもいいぐらいです。
問題は、相手の気持ちが想像できないときです。
恋愛ですので、本心を言わないことや相手の気持ちがわからないこともたくさんでてくるでしょう。しかし、そこであきらめず、相手の気持ちを考えようという姿勢は常にもっておくべきです。
それがたとえ間違っていても、自分のことを考えてくれているという事実だけでもうれしいものなのです。
不器用な人は恋愛について勉強しない、相談しない
不器用な人にありがちなこととして、他人に相談しない、他人の意見をきかないことがあげられます。わからないならアドバイスを求めてみましょう。
友達にでもいいですし、直接恋愛の相手にきくのが効果的なこともあります。
また、ネットで調べることもできますし、本も雑誌もたくさんあります。わからないことは勉強をすべきです。
クリスマスプレゼントになにをあげたらいいのかわからないなら、勝手に自分の想像で買うのではなく、調べて参考にしてみましょう。
女性がクリスマスプレゼントにどんなものがほしいかは、いくらでもランキング形式ででてきます。相場もわかります。これだけ情報がある世の中です。もはや、気づかなかった、知らなかったは通用しないのです。
不器用な人の恋愛が好きな人もいる
いかがでしょうか。
今回は、不器用な人の恋愛の仕方について、お伝えしました。不器用な人は異性に対して上手に振る舞えません。しかし、真摯な気持ちで接するのが相手にとっても一番なのです。
しかし中にはその武不器用さが誠実だったり、真面目な印象を与えることもあり、好きだと感じる人もいます。
だからといって不器用さを前面に出すと、関係はあまり長続きしないものなので、やはりある程度は改善できるように努めたいものですね。