恋人との恋愛は日常を幸せな気持ちにさせてくれる反面、些細な事で不安に陥ってしまうこともしばしば。
「嫌われたどうしよう・・・」「この人でいいのかな・・・」
悲しいかな恋愛に悩みはつきものです。
こういった不安を解消して、毎日をハッピーに過ごすためにはどうすればいいのでしょうか?
そこで今回は、恋愛の不安から解放されたい方のための、不安を解消する方法【恋愛編】をご紹介いたします。
是非参考にして、恋人との楽しい恋愛に役立ててくださいね。
不安を解消する方法【恋愛編】
なぜ不安になるのか
相手が仕事の都合で中々会えない時や、愛を言葉で表現してくれない時など、相手がどういう気持ちなのかがわからずに不安になる人はとても多いです。
特に恋人と付き合い始めの頃に、こういった不安に悩んだ経験を持つ人は多いのではないんでしょうか?
不安を解消する方法をお伝えする前に、まずはこの不安が一体どこからくるのかを確認していきましょう。
恋人への依存
「不安な気持ちは自分自身が作り出している」と言われて、あなたは信じる事ができますか?
「いや、相手が不安な気持ちにさせる」と反論したくなる人もいるかもしれませんが、恋愛における不安の場合、相手への依存心が影響している場合が多いです。
自分が「幸せだ」と感じるのも「不安だ」と感じるのも、全てが相手次第になってしまっていませんか?
相手の行動や言動によって、「自分が幸せかどうか」を決めるというのは、自分の人生の舵を他人に操縦させることに似ています。
全てが相手次第というのは、恋人に依存してしまっている状態です。
極端なことを言ってしまえば、誰もあなたを傷つけることはできませんし、誰もあなたを幸せにすることはできないのです。
「幸せを感じる選択権も決定権も自分にはない」という状態は、幸せを外側に求めるので常に不安に悩まされてしまうのです。
男女の脳の違い
男性と女性では脳の仕組みが大きく異なります。
こういった違いがあることですれ違いを感じ、漠然とした不安な気持ちになることも多いです。
例えば、女性はいくつものことを同時にこなすことができるマルチタスクです。(例:歯を磨きながら鏡を拭く)
そしておもに対人関係に人生の重きを置きます。
恋人や友達付き合いを大切にするのです。
一方男性は、複数のことを同時に行うのが苦手です。(例:歯を磨く時は腰に手を当てて歯を磨くことに集中する)
一つのことに集中したら、その他のことはそっちのけで没頭する傾向が強いです。
女性のように、仕事が終わったら瞬間にプライベートモードにスイッチを切り替えて「彼氏とデート♪」という風な器用なことができない人もたくさんいます。
こういった男女の違いから、お互いの気持ちにすれ違いを感じて不安になってしまうケースも少なくありません。
それでは、そういった不安な気持ちを解消するためにはどうすればいいのか、具体的な方法を確認していきましょう。
「事実」と「感情」を区別してみる
客観的な視点で、不安に感じた「事実」と、それに対して自分がどう感じたかの「感情」を区別してみるのです。
起こった「事実」というのは、誰の目から見ても変わらない不変なものですが、その事実に対して「どう感じるか」は人によって違いますし、自分でコントロールすることができることです。
例えば、“家が燃えている”ところを二人の別の人間が見たとして、家が燃えているという事実は二人にとって共通のことですが、それを見て“何を感じるか”は、同じとは限りません。
不安に感じた「事実」と、それに対して感じた「感情」を区別して紙に書き出してみましょう。
必要以上にネガティブに捉えている傾向はありませんか?
逆に、ポジティブな捉え方があるとしたらどういったものでしょうか?
こんなふうに紙に書き出してみると、自分の妄想から余計な不安を生み出していることも多々あります。
不安になった時は一度立ち止まって、「この不安は事実?自分の妄想ではないだろうか?」と自問してみるようにしましょう。
自分に対して自信を持つ
自分に対して自信がもてないと、自分の幸せが恋人次第になっていくばかりです。
「彼がいないと生きていけない」と感がている献身的な女性は特に注意が必要です。
このように相手に依存してしまうと、別れに対する不安というのは常につきまとうことになってしまい、不安から逃れる事ができません。
自分に自信を持つこと、自分をもっともっと好きになることです。
夢中になれるものを見つけたり、やりたかったことに挑戦してみたり、自分を輝かせることでもっともっと自分を好きになることができます。
全てが恋人優先ではなく、「1人でも楽しいし、恋人といる時も楽しい」というふうに感じられるのが、恋人と良好な関係を築く秘訣です。
不安な気持ちを相手に伝える
先ほどもお伝えしたように、男性と女性で脳の仕組みが違うので、いくらあなたが不安に感じていたとしても、相手がそれを理解していないケースがあります。
付き合い始めのカップルに多いのは、彼の愛情を確かめようと「私とずっと一緒にいてくれる?」なんて質問した時に、「そう思うよ」なんて素っ気ない返事をされて不安を募らせる女性もいます。
女性からすると、「彼の気持ちはまだ固まっていないのでは?」という不安に駆られてしまうのですが、男性からしてみれば、はっきり言うのがただ照れくさいだけの場合が往々にしてあるのです。
そして、彼は照れ隠しで言った一言で、彼女が不安に感じているなんて微塵も思わないのです。
このように、男性と女性とでは理解に必ず差異が生じます。
そこで、二人の理解の焦点を合わせるために、「何に不安に感じたか」を正直に相手に伝えることです。
相手に伝える際に重要なのは、「あなたは」ではなくて、「わたしは」です。
常に主体的に伝えるように心がけましょう。
「あなたは~~してくれない。」「あなたは~~~しない。」では、あまりにも受動的です。
冒頭でもお伝えしたように、自分を幸せにできるのは目の前の恋人ではなく、自分自身です。
「わたしは~~~したい」「わたしは~~~してもらいたい」というように伝える事で、相手を責め立てずに、自分と相手の理解をすり合わせることができます。
不安を解消して恋愛を楽しくしましょう
いかがでしたでしょうか。
以上が、不安を解消する方法【恋愛編】です。
注意しなければならないのは、不安を解消するために、相手を変えようとしてはいけないことです。
「こういうところがダメ」「もっとこうするべき」というような、相手を変えようとする一切の試みはうまくいかない場合がほとんどです。
お互いに不満が大きくなり、関係が悪化していく一方でしょう。
多くの人にとって、周りの人間を変えるというのは難しいことです。
私たちにできるのは自分を変える事。
是非自分自身を見つめることで、恋愛の不安を解消していきましょう。