断食ダイエットのやり方にはどういったものがあるのか、気になる人はたくさんいます。
ダイエットといえばまず最初に思い浮かぶのが、食事制限です。
低カロリーのメニューにする、ダイエット食品に置き換えるプチ断食や、一定期間食事を完全に断つものなどさまざまです。
断食には、新陳代謝の促進や脂肪燃焼効果、腸内環境の正常化などでの便秘解消などのメリットがあります。
脂肪を減らすだけでなく、消化器系を休ませることができる、体の抵抗力が上がる、体内の毒素や老廃物が排出されるなどの効果が期待できます。
そこで今回は、断食ダイエットの方法についてご紹介してきますので、ぜひ参考にしてみてください。
断食ダイエットの方法
- 断食ダイエットに向かない人
- 一日断食
- 置き換えダイエット
- 酵素ドリンクダイエット
- あまり動かない日は夜だけ断食
断食ダイエットに向かない人
まず、下に当てはまる人は断食ダイエットを行ってはいけません。
・成長期の子供
・妊婦そして、下に当てはまる人は個人で勝手に行うのは控えた方が良さそうです。
どうしても断食を行ってみたいならば、専門の施設等で専門家の指導の下、行う方が良いでしょう。
※「断食 道場」「断食 施設」で検索すると専門施設等が出てきます。
・病気中の人(体・心を含め)※薬服用中を含む
・元気がない人(体・心を含む)
・痩せている人
一日断食
初心者におすすめな一日限定のプチ断食です。
断食の前日から準備を始めます。
- お酒を飲まない
- 昼食は腹八分目
- 水分をいつもより多めに飲む
- 夕飯はいつもより少なめに、就寝の4時間前には済ますこと
これらに気をつけてすごします。
翌日からいよいよ断食本番です。
食事を摂らないわけですから、普段と同じ生活をして過ごしていると当然体調を崩します。
断食する日はゆっくりと家で過ごせるお休みの日などに設定しましょう。
家で読書をしたりDVD鑑賞したりリラックスして過ごしましょう。
当然、空腹感を強く感じますが、たっぷりの水分を摂り乗り切りましょう。
断食の翌日は、急に通常食に戻してしまうとせっかく休めた消化器官がビックリしてしまいますので、朝食はお粥をゆっくりと食べましょう。
昼食、夕食も気持ち少なめに摂るようにしましょう。
断食期間はタバコ、アルコール、甘いものは控えましょう。
たった一日の断食ですが体内がリセットされすがすがしい気持ちになれます。
置き換えダイエット
ダイエットといえばこれと言うほど浸透してきた置き換えダイエットです。
一日の食事を2~3食、低カロリーダイエット食品と置き換えて摂取カロリーを抑えるプチ断食方法です。
置き換え食品の種類としては、一番ポピュラーなのがダイエットシェイクです。
粉末状の商品と牛乳もしくは水とシェイクして飲むドリンクタイプです。
手軽に始められ、値段も手頃なものが多いため人気があります。
しかし液体のためいかんせん腹持ちが悪く、すぐにお腹がすいてしまい辛い、ついつい何かつまみ食いをしてしまうなどの体験が多く聞かれます。
そのため最近ではフード系の置き換え食品も豊富に並ぶようになってきました。
ラーメン、パスタ、リゾット、雑炊、スープ、低カロリーなものでまとめたおかずなどさまざまな種類があります。
これらは「食事をしている」という満足感があり、シェイクタイプに比べて空腹感が少ないため成功しやすいようです。
また、まわりから見て「ダイエット食品である」と気づかれにくいのも人気のひとつで、オフィスなどでも気軽に利用しやすいと女性の間でも人気です。
酵素ドリンクダイエット
酵素ドリンクは食べないときでも、腹持ちよく、必要な栄養素を補うことができます。良質な健康、野菜、美容成分が1本になっているので、飲みながら体の不調も整えることもできます。無理のないペースで飲んでいけば、断食中でもストレスなくダイエットを進めることができます。
出典 断食してダイエットときれいな体を手に入れるには!
芸能人が大幅な減量に成功して有名になった酵素ドリンクダイエットです。
これは一日3食のうち1食を酵素ドリンクに置き換える手軽なプチ断食です。
短期集中で2日間酵素ドリンクのみで過ごす方法もあります。
酵素ドリンクは栄養豊富、そして比較的飲みやすい味のものが多いようです。
食事を一切断つ本断食と比べ、取り組みやすく、また、短期間で肌の調子が良くなるといううれしい効果もあり女性に人気です。
酵素ドリンクはさまざまな種類があり、インターネット通販で購入するものがほとんどですが、ドラッグストアなどでも市販されているものもあります。
値段もさまざまですが一様に安いと言えるものは少なく、ダイエットシェイクなどの置き換え食品よりは少々手が出しにくいという意見もちらほら聞かれます。
逆に、高価なドリンクだからこそ失敗したくなくて頑張れるという方もいらっしゃるようなので一概には言えませんが。
ひとつ言える事は、酵素ドリンクは野菜や果物の栄養がたくさんつまっているため、ダイエットシェイクなどのカロリーを抑える目的の置き換え食品とくらべると、失敗しても(挫折してつまみ食いしてしまった、続かなかったなど)、栄養豊富なドリンクを飲んでいることには変わりはありませんので、たとえ減量にいたらなくても健康には良い商品でしょう。
あまり動かない日は夜だけ断食
どこにも出かけない週末や、雨で外出できない日、いつもは営業で外を周るけれどたまに1日中デスクワークだったり。そんな日は、いつもと比べて明らかに活動量が少ない=消費カロリーが少なくなります。
そのような日にいつも通りの食事をすると、もちろんカロリー収支は大きくプラスに偏ってしまいます。特に歩数計で毎日計測していると、その差がはっきりとわかります。活動量が少ない日は必要とするエネルギー量もいつもより少ないので、食べたものが体脂肪に変わりやすい夜に断食するのがおすすめです。
断食ダイエットのやり方は無理をしないことが大切
いかがでしょうか。
ダイエット法、健康法などで確固たる地位を確立していると言っても過言ではない昨今の断食ダイエットですが、方法や補助食品の種類など実に多様になってます。
一番手軽に始められるのはもちろん、「食べない」断食ダイエットですが、生活形態などで困難な方も多いと思います。
そこでやはり人気のあるのは、「1日のうち何食かを置き換える」プチ断食です。
プチ断食での補助食品である低カロリーのダイエット食品はさまざまな値段や種類があります。
マイクロダイエットのように1食1000円以上する高価なものもあります。
DHCのプロテインダイエットのようにCMなどで知名度があり、ドラッグストアなどでお手頃価格で購入できるものもあります。
エステサロンなどでサプリメントとともに勧められる商品もあります。
そのほかにもネット通販のみの無名の会社で販売しているかなり安価な商品もあります。
栄養素や美容成分の含有量の違いはあるにせよ、「摂取カロリーを減らす」点ではそれほど大差はありませんので、まずは安価なものからおためしで購入してみて、自分に合っていて効果が出るようでしたら含有成分など見直して商品選びをするのも良いでしょう。