大人女子になりたい・・・と考えている人はたくさんいます。
しかしどこで間違えてしまったのか、大人女子ではなく、おばさんになってしまっている人が決して少なくありません。
いったいどこに違いがあるのでしょうか。
そこで今回は大人女子とおばさんの違いをご紹介しますので、あなたはおばさん化していないかどうか確認しながらぜひ最後までご覧ください。
大人女子とは
大人女子は聞き上手
コミュニケーションの基本中の基本です。
会話はキャッチボールなのですから、相手の話をちゃんとキャッチすることもうまくならなければなりません。
「おばさん」になるとどうしても自分の話を聞いてほしいという気持ちが先行し、投げることばかりに夢中になってしまいがちです。
頭の回転が速く、いろんなことに興味があればあるほど、いろんな“球種”が投げられることでしょう。
しかし、会話は投球練習ではありません。相手の話を真摯にきくことは大人女子の最低限のマナーです。
大人女子は姿勢が良い
「おばさん」になるとどうしても外見に気をつけなくなってしまうのはなぜでしょうか。
若いころと比べると化粧のりも悪く、体型が崩れてくると思い通りのファッションにならないことは誰でも経験することです。
そこで諦めてしまい、どうせ年だから、どうせもうおばさんだからと思ってしまうと「おばさん」が加速してしまいます。
せめて、背筋を伸ばし足をそろえて立ち、座るときはひざを閉じましょう。
加齢とともに筋力が衰え、歩き方や姿勢が悪くなることなんていまや誰でも知ってる話です。知っているにもかかわらず対策をたてないその怠慢さも含めて「おばさん」とみられてしまうのです。
大人女子は“決めつけ”で話さない
年をとるだけ経験や知識は増えていきます。噂話もたくさん耳にしてきたことでしょう。
そして、相談されたときなどには、その知識を出してアドバイスしたくなるものです。相手もそれを望む場合もあるでしょう。
しかし、人と事情はまったく同じということはありえません。
自分の知識や経験がすべてではなく、相手にもぴったり当てはまるものではないかもしれないという謙虚さはいつまでも持ち続けるべきです。
知ったかぶりや、似たような事例にあてはめて決め付けた意見を述べるのは「おばさん」に多い言動ではないでしょうか。
ひとりよがりな断定は避け、相手に応じて柔軟に対応する。それが大人女子のあるべき姿です。
大人女子は人に気を配り、おばさんは干渉する
「風が治ってないみたいね、今日は私が残りの仕事をやっておくから早退する?」は、大人女子。「彼氏いないの、紹介してあげるわよ」は、おばさん。
ものすごくざっくりと例えてみましたが、相手のことを気にかけ、気にかけた分の負担も時にはかぶるのも厭わないのが大人女子です。
一見相手のことを心配しているようでも本当のところ興味本位だったり、それをされて相手が嬉しいのかどうかあまり考えていないのがおばさんぽい人だと思われてしまうでしょう。
大人女子は改善案を言うが、おばさんは愚痴で終わる
おばさんは、得てして話が長いと言われています。
よく熟年夫婦の会話で、妻は愚痴を延々と話し、夫が「結局何なんだ」と、まとめに入りたがり、妻が「結論が問題じゃないのよ。あんたはただ愚痴を聞いてくれればいいのよ」と怒る、というのはよくある話です。
夫婦なら、気を許しあっているのだし微笑ましい部分もありますが、これを他人同士でもやってしまうのはおばさんぽいと思われてしまうでしょう。
成熟した大人の女性は、問題があれば自分で解決できるか、解決できない問題なのならうまく避けたり我慢したりできるので、終わりのない愚痴を言ったりはしない。
しかし、おばさんの会話というのは愚痴を言い合うのが楽しいのだという見方もありますね。
大人女子はその意味でも、そんな非生産的なことを楽しみはしないし、話題の種類が多いので愚痴を言ってる暇なんかないでしょう。
大人女子は人の話を聞くが、おばさんは自分の話をする
おばさんたちの会話を聞いていると、なぜ場が持っているのだろうと思うことがよくあります。
論理的でなく、何の話なのかよくわからないうえに相手の話と噛み合っていない。で、悟るのです。
そもそも「相手の身になって話を聞き、相手にわかるように自分の話をする」つもりで会話をしてるわけではないのだなと。おばさんは、自分が言いたいことを言い切るための話し方をします。
そして「そうよねえ、、」などと言いながら相手の話を聞く間、自分が言いたいことを用意している。一応手拍子とかは打つけど次に自分が歌う歌で頭がいっぱいのカラオケみたいですね。
それに対し、相手が何を言わんとしているのか、自分に求められている発言は何なのかきちんと思慮でき、静寂で気まずくならないように場を持たせつつも、しゃべりすぎない引き際を心得ているのが大人女子だと言えるでしょう。
大人女子はキレイ目+自分磨き
大人女子に分類される女性は容姿や身なりにとても気を遣い、且つ自分磨きに余念がありません。
自由があり、そして時間がある彼女たちは自分のためにそれらを活用できるのです。優雅で自立したその時間は、彼女たちの至福の時でしょう。
一方おばさんに分類される女性は、容姿や身なりに気を使う方も、おられますが、家族を磨きをかけます。
例えば子供をサッカー教室に通わせたり、塾に通わせたりなど、アウトドアやキャンプなどで子供に色々な経験をさせようと自分よりも旦那さんや子供にプライオリティーを置きます。
大人女子は乙女心を維持している
大人女子はいつまでも白馬の王子様を待っていると信じています。そう、運命的な出会いがきっとある、と。
でもなかなか出合えないでいる人も多数いらっしゃる事案もあります。
若いころの感覚が抜けず「もっとふさわしい人がいるわ」というデフレスパイラルにはまるようなプライドの高い人がそのケースに陥っているようです。
おばさんは現実的ですこし逞しい方が多いです。
綺麗なおばさんも、そうでない人も(失礼)いざとなれば家族を守るために強靭な心の持ち主です。
大人女子は「おばさんになる」のを恐れている
正直に言ってしまうと、男性や若者から見ればキレイ目にしてようが手を抜いていようが「おばさんはおばさん」であるものです。
髪の質も落ちていくし、肌も10代・20代とは勝てる人は間違いなくいません。それに、心が劣化しているのに気付かないこともしばしば。
減点方式が当然で、加点はそう簡単にはしません。
批判的というかネガティブな発言が多い事に気付いていない人が多いもの特徴的です。また、ポジティブな意見もねじ伏せてしまうパワーの持ち主だったりします。
しかし、それは寂しがり屋だったり人に認められたいと言った事の裏返しだったりします。
本当の意味でキチンと彼女たちを知れば「確かに大人女子って言いえて妙ですね」という気持ちになります。
それにとても繊細で優しいのに、それを何でか隠す人もおられます。
その弱さというか繊細さを見せれば見る目のある男性の1人や2人はノックアウト間違いない武器を持ち合わせているのも事実です。
大人女子とおばさんの境界線は微妙
いかがでしょうか。
大人女子を目指しているつもりが、いつの間にかおばさん化していた・・・なんて話は多々あります。そして一度自らをおばさんだと受け入れてしまうと、「もういいや」という気持ちになり、おばさん化にますます拍車がかかっていってしまうのです。
こうなってしまったらもう後戻りすることはできません。
今回ご紹介した内容をしっかりと理解しておばさんではなく、大人女子を目指していきたいものですね。