彼氏に振られた理由を知りたい・・・と考えている女性はたくさんいます。
「大ゲンカをした」「性格、価値観が合わない」「彼氏にほかに好きな人ができた」。
これらが、彼氏に振られる理由で一般的なのものでしょう。
そのほかにも女性に何らかの問題があって振られるというケースも少なくありません。いずれにしても、誰でも納得できる理由ということはできます。
そこで今回は彼氏に振られた理由をご紹介しますので、ぜひあなたに思い当たる節があるかどうか確認しながら最後までご覧ください。
彼氏に振られた理由
彼氏にほかに好きな女性ができて、乗り換えられた
男性は基本的に「自分のモノになった(と当人が考えている)女性」を、簡単には手放さないものです。これは男性の本能です。
つきあっている女性に少々不満があったり、欠点が目に付いたとしても、それが理由であっさり別れるという道を、男性は選びません。
つきあっている彼女に不満を感じながらも、関係を持続させ、一方で別の女性との出会いを求めるのが男性の行動パターン、「できれば二股したい」と考えるのが、男性の思考パターンなのです。
ですから、女性が彼氏に振られる理由で、もっとも多いのが、「乗り換えられた」というものです。
彼氏がほかの女性に心を奪われ、その女性との関係もスタート。
そして、「少なくても今つきあっている彼女より、新しい彼女の方が魅力的だ」と判断したときに、男性は別れを切り出すのです。
これが、女性が振られる理由の、ダントツの一位といってもいいでしょう。
「重さ」がボディブローのように彼氏の心を責め、彼氏がそれに耐えられなくなった
女性の側にはっきりした原因があって振られる、というケースももちろんあります。
多いのが、つきあっている彼女の「重さ」に彼氏が耐えられなくなるというものです。
男性は、恋愛関係が軌道に乗ると安心して、「適度な関係性」を求めるようになります。
つまり、「お互いに愛し合っていることはわかっている。だから、そんなに至近距離でなく、ある程度の距離感を持って、つきあいを続けて生きたい」と考えるのです。
その際、相手の女性が恋愛感情をむき出しにして、距離をぐいぐい詰めてくると、男性は引きます。
そして、それが常時くりかえされれば「重過ぎる」と感じ、「もう耐えられない」と判断、そして「さよなら」ということになってしまうのです。
彼女が決定的なミスを犯した
もう1つは、女性の側が決定的なミスを犯した、という理由です。
彼氏の人格否定になるようなひどい発言をしたとか、DVを振るった(最近は女性からのDVも少なくありません)、彼氏を貶めるような言動を対外的に行った、ウソをついて彼氏に損失を与えた、宗教や家族のことなど、タブーを犯す言動をした、といった理由で振られるということも少なくないのです。
特に感情表現が激しい女性は要注意。つい、その場の流れでひどい言動をしてしまう傾向が強いからです。
過干渉になってしまった
恋愛っていつも一緒にいられることじゃないの?行動を把握してることじゃないの?と思ていると相手に「重たい…」と思われてしまいます。
二人で同じ方向を歩いてはいるけれども、そこには適度な距離感があるのが恋愛です。
過干渉になる理由として不安感があげられます。自分に自信が無い、もしくは彼が他の人に目移りしてしまわないか心配…、そんな不安感が過干渉にさせてしまうようです。
NOが言えない
尽くすのが美徳だと思ってる女性がいますが、それは自己犠牲に酔ってるだけ。
突き詰めれば「嫌われしまうことが怖い」という恐怖感からNOが言えなくなってしまってるようです。
恋愛ではなく、ただ従うだけの関係になってしまいがち。「つまらない」「中身がない」そんな風に言われてしまいそう。
そこにはやはり自分に自信が無い、という感情が隠れてるようです。
いくら着飾り、化粧で素顔を隠しても、自分という存在が満たされない限りこの不安感とは縁が切れないようです。
素直になれない
言葉のダブルバインド(二重拘束)というのを女性はよくやってしまいがち。
言わせたい答えはすでに決まっており、その答えを導くような問いかけをします。
ただし、その考えは自分の頭の中だけでしか成立しません。
「ねえ、あの人かわいいよね」などと自分から言っておきながら、彼氏が「かわいい」と答えると怒りだす女性がいますが、実は彼女の頭の中では答えが既に決まってるのです。
「お前のほうがかわいいよ」、こう言ってほしかったのですが、素直になれないために捻くれた言い方をしてしまうのです。
本当は「私のこと好き?」という確かめたい気持ち(不安感)や「お前だけって言って欲しい」という繊細な心理が捻くれた問いかけをしてしまってたのですが、男性に「めんどくさい女…」と捉えられてしまっても仕方ありません。
素直に「好き?」と聞いてみるとか「お前だけって言ってほしい」と伝えたほうが良いですね。
このように男性がめんどくさい…と捉えてしまいがちな女性の行動や言動の裏には少なからず不安感が関係してるのがわかります。
この不安感をどうコントロールするかが恋愛を長続きさせるポイントのようです。
勉強や仕事に専念したいから
「勉強や仕事に専念したいから」という理由も挙げられます。これは「意外度」はそう高くないでしょう。
「私も経験した」という女性もいるにちがいありません。
本来は「恋愛か勉強か」「恋愛を取るか、仕事を取るか」という二者択一をすべきものではありません。「仕事は仕事、恋愛は恋愛」であるはずです。
しかし、度量のせまい男性、視野のせまい男性はえてしてそういう二者択一をしてしまうものなのです。
占い師に「別れたほうがいい」と言われた
占いや運気、風水を気にするのは、ふつうは女性のほうです。しかし、男性の中にも、少数派ではありますが、そうしたスピリチュアルなことに強い関心を持つ人がいます。
特に占いに凝っている男性は、要注意。
女性よりも占いを鵜呑みにする傾向が強いからです。
「占い師に『今つきあっている彼女とは別れたほうがいい』と言われた」という、ただそれだけの理由で、あっさり彼女を振ってしまう男が、実際にいるのです。
それまで、何の問題もなく、良好な関係を保っていたのにそうなった、というケースさえあります。
こんな自主性のない男とは、「別れて正解」と思うべきです。
男に目覚めた
もう1つ、極め付きの「意外な理由」を紹介します。それは、「彼氏が突然、男に目覚めた」というケースです。
超レアケースですが、これも実際にあります。
それまでまったく「ソノ気」はなかった彼が、何かのきっかけで「男が好き」という自分に目覚めてしまう。
それまで意識下で眠っていた「ゲイの資質」が突然表に現れる、ということが現実にあるのです。
これは、女性としてはいかんともしがたいこと。「おしあわあせに」と言葉をかけて、静かに引き下がるしかありません。
彼氏に振られたあとのほうが大切
いかがでしょうか。
多くの人は彼氏に振られた理由をとにかく追求しようとします。
しかし追求しても本当の理由なんてわかるはずはありませんし、自分の嫌なところが目について、ネガティブになってしまったり、自信を無くしてしまいがちになります。
よく、フラれた理由から改善していこう!なんて話もありますが、そんなことで変われるのなら苦労はしませんよね。
多くの人は苦労をしなければいけないと思い込んでいますが、彼氏に振られない人というのは残念ながらほとんど苦労や努力をしていません。
いったい何が違うのでしょうか。
それは、相性が良い人と見つけるのが上手か下手かだけの違いです。
相性が良ければ、あなたのすべてを受け入れてくれますし、悪ければすぐに振られます。それだけの話なのでとてもシンプルですよね。
つまり彼氏に振られた理由をしって、無理やり改善しようとするよりも、今回は相性が悪かったと割り切って、相性が合う人を探したほうが苦労もしませんし、本当の意味で幸せになれます。
自分を変えることよりも、ありのままを受け入れてくれる人を探すことに注力しましょう。