相手のことが好きかどうかわからない・・・とあなたはモヤモヤしていませんか?
そのような状態が続くと、相手と一緒にいても楽しくないですし、ストレートに言ってしまえば無駄な時間を過ごしてしまいます。
しかしいきなり答えを出すのも勇気がいることですよね。
その勇気を持つことに時間がかかってしまう人の方が多いかもしれません。
そこで今回は好きかどうかわからない人に役立つ心理と対処法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
好きかどうかわからない
相手の好きな所と嫌いな所を紙に書き出してみる
この書くというという行為は恋愛だけでなく、全てにおいて大切なものになります。
これは自分の考えていること、自分の気持ちを書き出して整理し、客観的に見るためです。
恋は盲目という言葉があるように、あなたは恋の魔法にかかっているかもしれません。
実際書き出してみて相手に対しての不満や相手の嫌いな所が多いのであれば、勇気を出してその不満を相手に伝えるか、別れを検討する事をお勧めします。
自分の気持ちを可視化させてみると、今まで見えてこなかった、もしくは気づいていなかった本当の気持ちに気づくことがよくあるので、一度は試してみたい対処法です。
友達に相談してみる
相手の好きな所と嫌いな所を書き出した紙を参考に友達に相談してみましょう。
第三者からの意見は本当に大切です。
あなた目線から見えない意見を言ってくれるでしょう。
また、人に悩みを相談するとそれだけで少し安心できる時もあります。
なぜ相手の事が好きかどうかわからなくなった心理や理由も、第三者の目から見ればすぐわかる時もあります。
「自分のことは自分しかわからない」と意固地になってしまっていては、いつまでも悩み続けてしまいますし、先へ進むことができなくなります。
第三者からの意見に否定的にならずにその意見もふまえて、考えてみることが効果的です。
距離をおいてみる
離れて初めて本当の大切さがわかる時もよくあるものです。
少し距離を置いてみて後悔するか、相手がいなくても人生やっていけると思うか、
それを見極めるために距離を置くのも良い判断ではないでしょうか。
相手の事が本当に好きかどうかわからないままずるずる付き合って行くのも時間の無駄だし、
相手にも失礼です。
ここはなぜこんな気持ちになるのか考えて素早く答えを出す事をお勧めします。
人生長いと言ってもあっという間です。
中には5年間ズルズル付き合って花の20代を無駄にした人も現実にはたくさんいます。
でなければ、お一人様なんて言葉が生まれるはずはありませんからね。
別れる事は辛いかもしれませんが、
別れても本当に縁があれば復縁できることもあるでしょう。
一時の寂しさを紛らわすためにズルズル付き合うのであればこの際スパッとさよならし、
次に進む事もいいでしょう。
なぜ好きかなんて理由は要りません。
なんで好きなんだろうと考えてしまった時点で、もしかして本当に好きではないのかもしれません。
付き合った当初の事を思い出して下さい。
好きな理由なんてどうでもいいと思って始まった恋でなかったでしょうか。
その逆もまた真なりです。
とりあえず付き合い続ける
ここで覚えていてほしいことは「急いで決断しなければならないか、否か」です。
場合によっては、すぐにでも決断が必要なことがあるかもしれません。
例えば、転勤を控えている、両親から結婚しろと圧力をかけられている、自分の細かなライフプランがある、など。
ただ、もしも急ぐ必要がないのであれば、とりあえず付き合い続けて様子をみるのも1つの対処法でしょう。
今「好きかどうかわからない・・・」と自分で思っているのならば、決断すること自体、無理なのではないでしょうか。
それならば少し自分に時間を与えてあげるのも一つの方法です。
時間をおけば、前まで崖っぷちと思っていた状況も、あれ?下に続く道が(それが獣道であっても)あるじゃない!と思うこともあるかもしれません。
きっぱりとお別れしてスッキリする
ここでのポイントは自分の人生をどう見るかです。
人生短いとよく言いますが、確かにあっという間に20歳、30歳、と歳を重ねています。
その間に山あり谷ありだったでしょうが、何かを成し得たのか。
相手のことが好きかどうかわからなくなっている時点で、もうダメなんじゃないかと思っているのではないでしょうか。
または、大好きだったけど今は良いところを見つけられない、などなど。
大好きだったから交際をスタートさせて、今その気持ちが薄くなってしまっているのならば、この際きっぱりスッキリ別れてしまって、新しい恋をするのもいいでしょう。
人生は短いのですから、時間を無駄にして、ナァナァな交際を続けて、結果少したってからどうせ別れてしまうのであれば、今別れても変わりないでしょう。
ちょっと自分の時間を有効に使えるのではないでしょうか。
新しい出会いはいつあるかもわかりませんし、あるのか自体わかりませんが、そう不安に思うのならば自分の中身も外見も見直してみて、磨きをいれれば出会いは偶然に、となる可能性は高くなるはずです。
新しい相手と新しい付き合いをするのは、自分の経験にもつながりますし、その交際がうまくいかなかったとしてもまた一歩成長することができるはずです。
相手と話し合う
ここでのポイントは、今の相手とどのくらいの親密な関係かです。
もとからそんなに何でも話すような関係じゃなければ、少し難しいかもしれません。
ただ、あなたが悩んでるのであれば、もしかしたら相手もそれを感じ取って悩んでいるかもしれません。
そうだとすれば、コミュニケーションをとるのがいいでしょう。
今の微妙な気持ちを正直に伝えたら、またあなたを振り向かせるために、相手はもしかしたらもっと頑張るかもしれません。
一方で、別れを切り出すかもしれません。
そうなったとしても、世界の終わりではありませんし、先ほどお伝えしたように、自分を磨いて新たな出会いを求めるきっかけになるでしょう。
ただ、もし相手が別れたくないと言って来たら、それならもっと頑張ってよ、こういうところを直してほしい、こういうことをしてほしい、と言ってみても損はないはずです。
むしろ立場がちょっとよくなることもあるでしょう。
それで様子を見るものいいでしょう。
期限を決める
本当に好きかどうかというのは、「一緒にいて楽しいと思えるか」「もっとこの人と居たいと思えるか」ではないでしょうか。
となれば、疑問に思ったその日から、1か月や3か月、または学校を卒業するまでなど、期間を決めてもう少し付き合い、自分の気持ちがどうなのか確認してみましょう。
会話やデートを重ねる度に振り返り、「今日は楽しかった?」「またデートしたい?」と自分に問いかけてみてください。
しっかりと自分の気持ちをその都度確認していくと、その微妙な変化に気づきやすくなります。
勉強でも仕事でも、ちゃんと目に見える形で進歩を把握しておかないと、わけがわからなくなりますよね。
これはすべてに当てはまる法則なので、恋愛も例外ではありません。
その時の自分の気持ちをしっかりと残しておきましょう。
相手がいなくなったら、を想像してみる
あなたには本当にその人が必要でしょうか?
いなくなると寂しい、困る、生活に支障が出るなど、何か問題に思うことはありませんか?
少なくとも「寂しい」と感じるのであれば、あなたは相手のことが好きであると言えます。
寂しくないのなら、別の異性の友達と付き合うのを想像してみてください。
その人といれば、今の相手がいなくても満たされるでしょうか。寂しくないでしょうか。
「相手」と「友達」の違いを見つけてください。
ただのお友達でいいのなら、付き合う、執着することはありません。
付き合い始めたときのことを思い出してみる
あなたは今の相手とどのようなきっかけで付き合いはじめましたか?
出会いは合コンかもしれないし、幼馴染かもしれないですね。いずれにしても、惹かれあって付き合い始めたはずです。
告白は相手からでしょうか、それとも自分からでしょうか。また、どんなところに惹かれたのでしょうか。
もっと深く考えてみましょう。
- 相手にどんな優しいことをしてもらいましたか?
- 最初に手をつないだときの気持ちは?
- 初デートの場所は?
- 二人で見た映画は?
- 相手の大好物は?
- 交換したプレゼントは?
このように付き合い始めから思い起こすとたくさんの思い出があるでしょう。
もしもその大半が、喧嘩やすれ違いなどの辛い思い出なのであれば、「好きかどうか」は怪しいです。
少なくとも「もっと一緒にいたい」と思うことはないはずです。
しかし、たくさんの思い出が幸せで、また味わいたいと思うものであれば、あなたは相手のことを「好き」と判断して良いのではないでしょうか。
好きかどうかわからないけど付き合う心理や理由
これから好きになるかもしれないから
交際するにあたって、必ずしもお互いに「好き」の状態でなければならないという条件はありません。
人として尊敬するけど好きという気持ちがまだない、異性として好きか分からない。
そんな曖昧な思いのまま付き合ってしまう人もいるでしょう。
好きになるまでに時間がかかる人、好きになったか確信がなかなか持てない人など、気持ちの有り方は人それぞれ。
「これから好きになるかもしれない」「好きかどうか確認出来るかもしれない」という思いで付き合う人もいるのです。
ただ付き合うことに承諾するということは、男女の関係として意識出来ているということ。
異性として意識出来ていて、自分の恋愛対象の中にいることは間違いないと言えるでしょう。
これから先付き合ってみて、自分の気持ちを確認していきたいという思いから付き合うのです。
過去の人が忘れられないから
好きという気持ちを持っていなくても、今現在の心の闇を消してくれるかもしれないという思いで付き合う人もいます。
例えば過去に恋愛していた人のことが忘れられない人の場合、その思いを消してくれる人が現れることを少なからず期待しています。
「とりあえず」という気持ちで付き合ってみれば、もしかしたら過去の人への思いを消してくれるかもという希望がそこにはあるのです。
彼氏、彼女という特別な存在が出来ることで、今よりは過去の人のことを考える時間が減る。
それによって前に進めるかもという期待から、好きという気持ちがない状態で付き合ってしまうこともあるでしょう。
過去の人がどうしても忘れられないという場合、何度もこのような行動を繰り返してしまいます。
過去の人を引きずっている人、忘れることが出来ない人は、とりあえず他の人と付き合ってみるという選択をすることもあるのです。
ムードに流されてしまったから
お互いに異性として意識している中、ムードが高まり、つい付き合うことになったという人もいます。
好きという気持ちがあるか自分では分からないまま、その場のムードの流されてしまう形です。
このパターンで多く見られるのが、恋愛ムードを楽しんでいる自分に酔っているという状態。
好きと相手から言われると嬉しく、ドキドキやキュンとした感覚を味わうことで、付き合うことになってしまうのです。
ミーハーな人や流されやすい人はこのタイプの当てはまります。
告白されたら「NO」ということが出来ず、付き合ってから「なんか違うな」と思って別れることもあります。
自分の気持ちではなく、その場のムードによって流されてしまうタイプは、熱しやすく冷めやすいタイプでもあるのです。
家に帰って落ち着いてみたら「なんで付き合うことにしたんだろう」と我に返る人も多いです。
寂しさを埋める為に付き合う
誰かにそばにいてもらいたい、誰かに支えてもらいたいという寂しさを持っていると、好きでなくても付き合ってしまうことがあります。
寂しさを強く持っていると、自分に思いを寄せてくれた人すべてが味方に感じるもの。
好きと言われれば無条件で付き合ってしまう人もいるのです。
また、クリスマスや誕生日といった特別なイベントが近くなると無償に恋人が欲しくなるという人がいます。
それもまた、寂しさを埋める為と言えます。
誰かがそばにいないと孤独感を抱いたり、人の幸せそうなところを見ていると自分と比較してしまう人は、常に寂しさでいっぱいな状態。
それを埋める為に、自分に好意を持ってくれる人を利用しているとも言えるでしょう。
付き合った後も、相手に執着したり、束縛したりと、好きな気持ち以上に寂しさが表に出てしまうことがあります。
好きかどうかわからないから別れたいときの判断方法
触れられた時に嬉しいか嫌か
相手のことが好きかどうかわからない時は頭で考えるのではなく、自分の体にたずねてみましょう。
彼に触れられた時にどう感じるでしょうか。
手を握る、キスするでもなんでもいいです。
彼に触れたい、触れられたいと思っているのならば、相手のことが好きでしょう。
ですが、触れられて嫌悪感を抱いたのなら、生理的にうけつけていないことを意味するので、好きではありません。
触れられて嫌ならば付き合っていてもスキンシップができないので、相手も不満を募らせてくるでしょうし、あなたにもそのことが負担になってきます。
好きかどうかわからないのならば、触れられた時にどう感じたかを思い出してみましょう。
もし、思い出せないのならば、自分からさりげなく彼に触れてみましょう。
相手を勘違いさせないように、声をかけるときに肩を叩くなどの軽いスキンシップでも大丈夫です。
連絡が来ると嬉しいか
相手から連絡が来るのは嬉しいでしょうか。
あるいは、いつも相手からの連絡を心待ちにしているでしょうか。
それとも、連絡が来ても返信するのが面倒臭くて放置気味になっているでしょうか。
相手のことが好きならば、すぐに返信しますし、連絡がくるのをいつも待っているものです。
また、ひとにもよりますが、毎日、たくさん連絡のやりとりをしたくなるひとが多いです。
連絡が来ても面倒だとか、負担に感じるのなら、相手に気持ちがないという証拠になります。
興味のない相手からの連絡ほど迷惑で面倒臭いものはないからです。
また、自分からは滅多に連絡しない場合は相手に関心がないことの表れでもあります。
相手のことが好きならば、いまなにをしているのか、どんな小さなことでも知りたいですし、自分に関心を持ってもらいたいと思うものです。
一緒にいる時に楽しいか
相手と一緒にいる時は楽しいでしょうか。
それとも、退屈だったり、早く帰りたかったり、他のひとと会ったほうが楽しかったと思ったりしたことはあるでしょうか。
大好きな相手となら、毎日でも会いたいですし、なんなら一緒に住みたいぐらいに思います。
一緒にいる時は楽しくてしょうがなく、少しでも長く一緒にいたいと思います。
別れる時は名残惜しく、相手にも同じように感じて欲しいと思います。
デートをしている時、そういう感情を抱いているかどうかで相手のことが好きかどうかの判断がつきます。
相手といても退屈だったり、不満なことばかり頭に浮かんだりするのは、相手のことが好きではありません。
好きなひとといるならば、場所など関係なく、どこにいても楽しいはずです。
デート自体が楽しくなく、できたらしたくないと思っているなら、相手のことは好きではなくなっています。
相手と結婚したいと思っているか
年齢に関係なく、付き合えばずっと一緒にいたい、と思うはずです。
ですから、お付き合いの先にある「結婚」について意識するのがふつうです。
相手と将来を考えられるでしょうか。
結婚し、一緒に子供を育て、何十年も一緒に同じ家に暮らしたいと思えるでしょうか。
そうしたいと思えないというのは、相手に既に気持ちがない証拠です。
好きな相手ならば、結婚をのぞむのが一般的です。
その相手と子供を作り、家庭を持ちたいと思います。
ですが、まったくそういう感情がわいてこず、相手との将来が見えないのならば、相手と将来を共にしたいと考えていない証拠です。
付き合っている年数に関係なく、結婚を意識できる相手かどうかで判断してみましょう。
もし、このひととは結婚はしたくない、と思っているのなら、もう好きではないのです。
好きかどうかわからないときの判断方法
いかがでしょうか。
人の気持ちの変化は言葉で表すことはとても難しいですし、ちゃんとした根拠がないことがほとんどです。
単純に「好きになったから」「好きかどうかわからなくなったから」と思うだけで、それ以上はなかなか考えることはしません。
というよりも考える必要はないと言ったほうが正しいでしょう。
もっと大切なことはそうなったときにどのような判断をするか、ということです。
今、相手のことが好きかどうかわからないと考えている人の前にはたくさんの選択肢があります。
- 付き合い続ける
- 相手に伝える
- 別れる
- 何もしない
パッと思いつくだけであなたの前には4つも選択肢があることがわかります。
そのどれを選ぶのかはあなた次第ですが、覚えておいていただきたいのが、どの選択が正しいか悩むことは重要ではないということ。
もっとも重要視しなければいけないのは「自分が選択した道が正しい」と思えるような努力や行動をするということです。
このことを日々意識していれば、決断も早くなりますし、うじうじ考えることも少なくなるでしょう。