体の表面にはたくさんのツボがあります。
実はツボの中には脂肪を燃焼させやすくするツボや、食欲を抑えるツボ、便秘を解消するツボ等、ダイエットに効果的なツボがたくさんあります。
ツボを押すだけで痩せることができたら、こんなに楽なことはありませんよね。
そこで今回は、ダイエットに効果的な痩せるツボを紹介いたします。
痩せるツボ
食欲を抑える足ツボ
食欲抑制(しょくよくよくせい)
食欲抑制ゾーンは、親指と人差し指全体および両指の付け根のふくらみ部分が対象範囲になります。
このゾーンを刺激することで食欲を抑制して過食を防ぐ効果が得られます。
目安として左右の足各1~2分間ずつ押しもんでください。
食欲を抑えるツボ
食欲を抑えるツボは、足の他にも耳ツボがあります。
耳の穴の手前に、ポコッとふくらんでいる部分がありますよね。
そのふくらんだ部分の下に少しへこんでいる部分がありますね。
ここが食欲を抑えるツボです。
食事の15~20分くらい前にこのツボを1~2分押しておくと、食欲を抑えられて食べ過ぎ防止になります。
食欲を抑える地倉(ちそう)
唇を閉じ口角を引き上げて下さい。
口角の少し外側にできるくぼみが、食欲を抑える「地倉」というツボです。
ここを左右同時に両指で押してあげることで食欲を抑える効果があります。
脂肪を燃焼するツボ
出典 内臓の疲れ(つぼ症状編)
脂肪を燃焼させやすくする効果があるといわれているツボが、おへその上にある「中かん」というツボです。
おへその上に小指をあてて、人差し指までの指幅4本分上がった場所にあるのが「中かん」です。
強く押しすぎると胃を圧迫してしまいますので、体の中心に向かって優しく押しましょう。
脂肪を燃えやすくしたり、血行を促進すると言われているので基礎代謝が上がり、痩せやすい体を作ることができます。
部分痩せに効果がある沢田流合谷
手の5本の指にはそれぞれいろいろな経絡が通り、指ごとに体の各部位と対応しています。
5本の指を1本、1本そらせて経絡を刺激することで部分やせの効果を得ることができます。
指そらしを行う際は、まず手の甲の親指の根元にある「沢田流合谷」というツボを見つけ、このツボに向かって指をそらせると効果的です。
「沢田流合谷(さわだりゅうごうこく)」は、手の甲、親指の付け根の手首の近くにあります。
ツボの見つけたかは、5本の指をまっすぐにし少しそらします。
すると、親指の根元あたりに2本のスジが浮かび、その間にあるツボです。
そのツボに向かって、指をゆっくりとそらすことで、カラダの部分的なダイエット効果あるそうです。
・顔、フェイスライン
手のひらを上へ向けます。
反対側の指で、親指の根元から沢田流合谷のツボに向かって、ひねるようにそらします。
10秒間ほどそらします。
終わったら、反対の手も親指も同じようにそらします。
・二の腕やせ
手のひらを上へ向けます。
反対側の指で、人差し指の根元から沢田流合谷のツボに向かって、ひねるようにそらします。
10秒間ほどそらします。
終わったら、反対の手も親指も同じようにそらします。
・お腹(上腹部)
手のひらを上へ向けます。
反対側の指で、中指の根元から沢田流合谷のツボに向かって、ひねるようにそらします。
10秒間ほどそらします。
終わったら、反対の手も親指も同じようにそらします。
・ウエスト(下腹部)
手のひらを上へ向けます。
反対側の指で、薬指の根元から沢田流合谷のツボに向かって、ひねるようにそらします。
10秒間ほどそらします。
終わったら、反対の手も親指も同じようにそらします。
・脚、太もも、ふくらはぎ
手のひらを上へ向けます。
反対側の指で、小指の根元から沢田流合谷のツボに向かって、ひねるようにそらします。
10秒間ほどそらします。
終わったら、反対の手も親指も同じようにそらします。
ツボを押すときのポイント
ツボというのは基本的に骨の近くにあるので、指圧したいポイントに近い骨を見つけてたどるのが一番わかりやすいでしょう。
呼吸を吐くタイミングで押してあげることで、体の力が抜けて筋肉が緩むので、ツボにしっかり入りやすくなります。
注意点としては、押す強さが強すぎると筋肉が緊張して硬くなってしまい、指がツボに入らなくなってしまいます。
自分が気持ちいいと感じるくらいの指圧が効果的です。
痩せるツボを押して楽々ダイエット
いかがでしたでしょうか。
以上が痩せるツボです。
指圧はお金もかからず簡単にできて、健康にもリラックスにも良い最高のダイエット法です。
ツボを押すだけの簡単な方法なので、家でテレビを観ている時やちょっとした隙間時間を見つけて是非試してみてくださいね。
何と言っても辛い食事制限やリバウンドの心配もいりませんので、安心して長く続けてみてください。