恋愛から遠ざかり、半ば女であることを捨ててしまったような行動をする「干物女」。
その行動は女性としてはかなり特殊なものでありながら、本人はほとんど無自覚というケースが、実際には少なくありません。
つまり「自分では気づかないうちに干物女になっていた」というケースが多いのです。
では、どんな行動をすると「干物女」ということになってしまうのか。
ここでは、干物女の日常的行動パターンの特徴を紹介します。
干物女の特徴
家にいるときの食事は基本的に外食や弁当
予定も無く、一日中家にいる時は、ルームウエアでグータラ過ごし、遠くの物を取るのも面倒!その為に、自分の手の届く範囲に物を置きがちになります。干物女の行動範囲には、集中して物が溢れてしまうのです。
他人から見れば、まるで物の山状態でも、干物女にとっては、手の届く範囲に欲しい物があり、しかも、何がどこにあるのか、自分は分かっているので、その状態が一番快適なのです。
勿論、外出中には、そんな素振りは見せませんから、他人には見えない部分です。あくまで、一人になれるプライベートな空間で見せる干物部屋なのです。
干物女の心理的特徴をひとことで表すなら「めんどくさがり」ということができるでしょう。
職場や学校などでは、そうでもありません。
しかし、一人のプライベートタイムになると、とたんに、極端なめんどくさがり屋に変身し、少しでも手間のかかるようなことは避けようとするのです。
その傾向がもっとも顕著に表れるのが家事です。
掃除や洗濯は必要最低限しかやりません。
そして、料理も、基本的には外食か、コンビニやスーパーなどで買ってきた弁当などですませてしまいます。
ただ、人から食材をもらったり、送られてきたりした場合、あるいはちょっとした気まぐれで、まれに、自炊することもあります。
その時も干物女ならではの心理が働きます。
それは「食事のあとの洗い物をできるだけ少なくしたい」という心理。
具体的には、フライパンや鍋などの調理器具のまま、料理を食べるのです。
調理器具から皿やお椀などの食器に移すと、それだけ洗い物が増えるからです。
「フライパンから直接パスタを食べる」、これが典型的な干物女の行動です。
髪型は気にしない
美容室に何ヶ月も行っていない、ムダ毛処理が甘いなど、美容に無頓着すぎると女子力が低いどころか、まさしく「干物女」です。忙しいことを理由にせず、女性としてケアはきちんと行いましょう。
女性であれば、カットやパーマ、カラーなど、髪型には気をつかうものですよね。もちろん「髪を伸ばしたい!」という理由から、数か月、美容院へ行かない女性もいます。
これは危ない!
・寝癖を直していない
・枝毛たっぷり!毛先が傷んでいる
・手入れしないからプリン頭
ロングヘアを目指すにしても「定期的に少しカットする」など、最低限のお手入れは美しさを保つために欠かせません。
男性は毛先が痛んでいたりボサボサな髪の毛を見てしまうと「うわっ…。ひどい髪の毛!」とガッカリ…。
寝癖を隠すために髪の毛を束ねるなど、簡単なことでもきちんとしていると清潔感があって男性にも実態がバレにくいですよ。
一人で牛丼チェーン店やラーメン屋、居酒屋などに入れる
干物女の行動パターンは、「オヤジ的」という特徴もあります。
ふつう、女性なら「一人では入りにくい」と敬遠するお店、たとえば、牛丼のチェーン店やラーメン専門店、あるいは居酒屋などにも、平気で入ることができるのです。
ただし、会社勤めの干物女が会社近くのそうした店に入るということはしません。
あくまでの知り合いの目の届かない、自宅近くなどの店限定で、いわば「オヤジ的おひとりさま」の時間を楽しむのです。
近所の炉端焼き屋のカウンターで一人の晩酌を満喫できるのが、干物女というものなのです。
ムダ毛処理をしない
「女性の身だしなみのひとつとも言えるでしょう。いくら可愛い服を着ていてもムダ毛を発見してしまうと男性はガッカリしています。
これから夏になると肌の露出が増えると思うのでムダ毛の処理は入念にしましょう。男性の夢を壊すのでレベル90です」
出典 許されるのは綾瀬はるかだけ!男が幻滅する「干物女」の特徴6つ
休日はまったく外出しないということもめずらしくない
「めんどくさいことは極力避ける」というのが、一人の時の干物女の行動原理です。
そのため、何の予定もない休日は、一歩も外に出ないということが、めずらしくありません。
化粧をしたり、着るものを選んだり、髪を整えたり、考えてみると、女性にとって外出ほど手間のかかる、めんどくさいことはないでしょう。
干物女は当然、そのめんどうをきらいます。
そのため、何をするというのでもなく、一日中家の中にいて、無為な時間を過ごすのです。
一人暮らしの場合、「冷蔵庫が空っぽで、食べるものがない」ということもありえます。
そういうときは、どうするか。
干物女は迷うことなく、ピザなどのデリバリーを注文します。
そして、それを一人で食べながら、テレビを見たり、DVDを見たり、雑誌を読んだり、昼寝したりしながら、一日を送るのです。
かなり遠くまで、部屋着で出かける
前項で、「外出ほどめんどうなことは女性にはない」というお話をしました。
その際、「着る物を選んだりしなければならないから」と説明しましたが、干物女はそのめんどうを避けるために、自宅から部屋着のまま外出することが珍しくありません。
干物女の場合、部屋着もかなりだらしないものですが、それを意に介することなく、コンビニに買い物へ行ったりするのです。
「ご近所のコンビニ」というレベルなら、干物女でなくても部屋着のまま出かけることはあるでしょう。
しかし、干物女の場合、部屋着で出かける行動範囲がかなり広いのです。
場合によっては、自宅から数駅先のところまで、電車に乗ることさえあります。
「どんな神経?」と思われるかもしれません。
そう聞かれた干物女はおそらく、こう答えるでしょう。
「だって、自宅の周辺や沿線には、知り合いはいないし、見られて困るような人と出会う危険はまったくないから、ぜんぜん問題ない」。
こうした思考法をするのが、干物女の大きな特徴なのです。
メールやLINE(ライン)の返信が遅くて淡白
「女っぽい子は、丸一日返事しなかったり『了解です』だけだったりしない!」(20代男性)という証言もあり、メールの返信速度やその内容にも気を抜いてはいけないようです。返信が遅くなったら長めの内容で返す、短い内容で返したい場合は即返信する、など使い分けをしましょう。
出典 男性に「干物女?」と疑われてしまう女性の特徴9パターン
干物女の特徴
・家にいるときの食事は基本的に外食や弁当
・髪型は気にしない
・一人で牛丼チェーン店やラーメン屋、居酒屋などに入れる
・ムダ毛処理をしない
・休日はまったく外出しないということもめずらしくない
・かなり遠くまで、部屋着で出かける
・メールやLINE(ライン)の返信が遅くて淡白
ここでは、プライベートな生活における「干物女」の行動の特徴について、具体例をお話ししました。
お読みになって感じられた方も多いでしょうが、多くの女性が、一歩間違うと該当してしまうような行動パターンばかりです。
はっきり「干物女」と断定はできなくても、その予備軍になっている女性は実際に少なくありません。
女性の方は上記の項目を参考に、セルフチェックしてみることをおすすめします。