既婚女性と未婚女性、ただ結婚をしているかしていないかの違いですが、この二者の自由度の差はかなり大きいです。
既婚女性はあらたな家庭を作り、その家庭を守らなければいけないという責任があり、自分ひとりの人生ではないからです。
責任の大きさが未婚女性とはまったく違うのです。
しかし既婚女性もたまには自由になりたいと思っています。
結婚をする前の独身のときのように、自分ひとりのための時間をつくり、自分ひとりのことだけを考えていられる時間というのものをうらやましく思うこともあるようです。
もちろん、夫や子供など、守ってくれる人、守るべき人が近くにいるのはとても幸せなことだということは分かっています。
しかし、結婚をすると胸がキュンとするような気持ちにはなかなかならず、昔の恋愛を懐かしみ遠い目をすることもあります。
恋愛をしたいと思ってしまうこともあるのです。
では、既婚女性は結婚や恋愛について、どのように考えているのでしょうか。
既婚女性の心理をご紹介いたします。
既婚女性の心理
夫に満たされているかどうかがポイント
既婚女性は家庭に入ると家を守るという意識が強くなります。
兼業主婦であれば外に出る機会が多く、社会での立場や責任もありますが、もしも専業主婦になったら、既婚女性の役目は家庭を守ることが普段の生活の中心となります。
炊事、洗濯、掃除などこまごまとしたことをするのはもちろん、家のことに関する細かいことを全て主婦が管理するようになります。
子供がいなければある程度の自由はありますが、小さな子供などがいると育児を併行してやらなければいけないので、体力的にも精神的にも参ってしまうことがよくあります。
しかし、それも家庭、家族を守るためなので泣き言などいっていられないと思っています。
自分で選んだ道ですし、守るものがあると言うことは幸せなことだと言うことを既婚女性は良く知っています。
しかし、体力的にも精神的にも参ってしまうと、どうしても夫に愚痴をきいてもらいたくなります。
しかし、そんなときに夫が話をきいてくれなかったり、普段の家での頑張りを評価してくれなかったり、ねぎらってくれなかったりすると、既婚女性は一気にやる気を失い、無気力になってしまいます。
どんなに頑張っていても認められない、ほめられないというのは辛いものです。
夫も仕事で疲れているということは良く分かるのですが、自分自身も家の中での細かいことを頑張っているにも関わらず、それがあたりまえのことを思われていたりすると、主婦として生きる意味は何なのだろうと自問自答してしまうことすらあるのです。
結婚前は一番の理解者だった夫に無下に扱われると、心が満たされないどころか、ボロボロになってしまうのです。
家の中で誰も自分の心を満たしてくれないとなると、既婚女性は外にでたくなるのです。
優しくて自分を女性扱いしてくれる人に出会ってしまうと胸キュンしてしまう
今までは既婚女性というと専業主婦で家にこもっている人が多かったのですが、最近では女性の社会進出がすすみ、結婚後も仕事を続けバリバリ社会で活躍している人も少なくありません。
独身時代と同じようには働けなくても、それまでの経験やコネを生かして、自分で起業してビジネスをはじめたり、時短勤務をしたりする人もいます。
外に出る機会が多ければ多いほど、外の刺激と接することになります。
既婚女性は基本的には不倫や浮気などはしたいとは思っていないはずですが、もしも自分が弱っているときや悩んでいるときに夫が相手をしてくれず、優しい男性が近づいてきて愚痴などきいてくれたら、きっとその人に頼ってしまうでしょう。
女性は優しさに弱いのです。
その為、泣き言を聞いてくれたり、自分の弱さを見せられる人間、それをみて「大丈夫だよ」、「よく頑張ったね」、「もう無理しなくていいよ」などと優しい言葉をかけてくれる男性に大しては特別な感情を抱いてしまい、胸キュンしてしまうのです。
最近、既婚女性の不倫や浮気をテーマにしたドラマがよく放送されていますが、それには共通する点があります。
どの作品においても、旦那さんでは満たされない部分を埋めるために不倫や浮気をしているだけで、その先どうしようという気持ちはないのです。
精神的に満たされない、性的に満たされない、金銭的に満たされない、など満たされない理由はさまざまですが、それらを埋めてくれる男性には心を開いてしまいがちなのです。
それは一時的な感情であり、ずっと続けたいと言うわけではないのです。
既婚女性の心理2つ
いかがでしたか?
既婚女性の心理についてお分かりいただけたでしょうか?
既婚女性は結婚することができて幸せだと思われがちですが、実は必ずしもそうではないのです。
結婚をしてしばらくすると、恋人のようなあまい関係ではなくなり、家族になってしまうのです。
家族になって心が満たされればよいのですが、満たされないと女性は外に刺激を求めに行ってしまうのです。