遠距離の片思いというのは、実際に会うことができないだけに、思いはいっそう募るものでしょう。
そして遠距離の片思いを成就させるのは、なかなかむずかしいことではありますが、努力によってその困難を克服することはじゅうぶん可能です。
そこで今回は遠距離の片思いを成就させる方法をご紹介しますので、ぜひあなたができそうなものは積極的にトライしてみましょう。
遠距離の片思いを成就させる
自筆のレターを時おり送る
1つ目は、自筆のレターを送る、という方法。
メールやLINE(ライン)などのやり取りも有効ですが、たまには自筆のレターを送ると、相手の受ける印象はまったくちがってきます。
ただし、封書で手紙を送るのは、ちょっと「重い」という印象を与えかねません。
おすすめは、「絵葉書」を使った軽いメッセージです。「元気にしてますか?」とか「食事に気をつけて」といったメッセージに、ちょっとした近況報告などを添えるのもいいでしょう。
プライベートで手書きのレターを送る習慣がほとんど消滅しているだけに、相手の心を動かすのに大変効果的な方法なのです。
「遠距離片思い」ならではのアピール方法と言うこともできるでしょう。
誕生日やクリスマスに「プチギフト」を贈る
誕生日やクリスマスにギフトを贈るという方法もあります。
ポイントは「高価なもの、大げさなものは避ける」ということ。
つきあってもいない異性から、そうしたものが届けば、相手は引いてしまうでしょう。ですから、安価で小さなギフトを選ぶのです。
「ちょっとした小物」や「プチインテリア」など、もらって困らず、相手の心の負担にならないものにしましょう。気持ちを伝えることができれば、それでいいのです。
会いに行く
もう1つは、少し思い切った方法です。
もし、思いが募ってどうしようもない気持ちになったら、思い切って会いに行きましょう。
その際も、「あなたに会いたいので、来月行きます」というようなメッセージを送るのはNG。
たとえば「夏休みにおとなりの××県を旅行する予定でいます。もしよかったら、久しぶりに会いませんか?」というメッセージにしましょう。
「あなたの住まいの近くに旅行するので、都合が会えばちょっと食事でも」というように、「よかったら、ついでに」というニュアンスで伝えるのがポイントです。
相手に「なつかしいな。会ってみようかな」と思ってもらえれば成功です。
ただしこれは相手が国内にいる場合に限られます。海外にいる相手に「ちょっと会いませんか?」と言うのは、さすがに無理があります。
その場合は、はっきり「会いたい。会いに行きたい」と伝えましょう。
次会う時に備えて自分磨きをする
遠距離の片思いは、なかなか会えないというのも事実ですよね。なので、次に会ったその日に相手に意識してもらう事が重要になります。
その日が勝負だということをしっかりと意識しておきましょう。そのために、その日に向けて自分磨きを怠らない事が大切です。
お肌や髪の毛のお手入れはもちろんの事、ダイエットやファッションコーデも重要です。
その日で彼のハートをしっかり射止められるように、会話力や女子力もしっかり磨き上げられるように、日々努力しましょう。
『あれ?前あった時よりも綺麗になってるし、この子といると居心地がいいなぁ』と思ってもらえれば、恋の成立度もグっとアップする事間違い無しです。
重たくない内容でこまめにメールやLINE(ライン)、電話で連絡
女性がやってしまいがちなのは、『○○くんに早く会いたいなぁ』とか『そっちで気になる子とか出来た?気になるー』など、恋愛感情を臭わせるような内容のメールを送ってしまいがちですが、相手には少々重たくなってしまう事もあります。
なので、『こんな面白いもの発見したよ!』と写真つきで連絡したり、『○○君も頑張ってるから、私も仕事(勉強)頑張ってるよー』など、前向きかつさっぱりした内容の連絡を送るのがベストです。
この子と付き合ったら、一緒にいて前向きになれそう。ポジティブになれそうという印象を与えてください。
そして、本当にたまに『久しぶりに会いたいなぁ』と可愛いメールを送ると男性はキュンとしてくれるはずです。
会いに行く約束の日は大胆に行動する
まだ交際しているわけではないので、そう頻繁に会う約束は出来ません。
なので、会えた時は通常の片思いよりも大胆な行動に出てみてください。
手を自分からつないでみたり、遊んでいる時は、『なんか恋人同士みたいだね!』と言ってみたり。
別れ際には、『もっと一緒にいたいなぁ』と寂しい表情を浮かべてみるのも良し。
半ば告白も同然のような会話をたくさんしてみてください。そうすることで、きっとあなたの事を今まで以上に意識してくれるでしょう。
少しずつ相手の生活の一部になる
遠距離での片思いを成就させるのに困難なことは、相手と物理的な距離があることです。
距離が近ければ、偶然を装って、毎日すれ違うこともできます。友人たちを巻き込んで、集団で遊びに行く計画も立てられます。
しかし、遠距離での片思いは、簡単に相手に会うことが出来ません。
物理的な距離はなかなか埋まらないので、心理的な距離から少しずつ埋めていきましょう。共通の話題を探して、毎日少しずつ同じ時間にメールやLINE(ライン)、電話をしましょう。
例えば、朝の登校時間に、電車からメールを送ります。
毎日毎日送って1ヵ月くらいすれば、朝の天気予報のように、相手の生活の一部になることができます。
ここで気を付けるのは、やりすぎないことです。
相手の返信を強く求めたり、相手の負担になるような重い内容だったり、回数が多すぎたりすると、片思いが成就できません。
自分の時間も大事にする
片思いの時間は、楽しく、辛く、心が激しく揺れる時間です。
遠距離での片思いは、なかなか会えないために、さらに一人で考え込んでしまう時間も多くあります。
この時間で、自分を磨きましょう。特に何かを始める必要はありません。
たくさん友達と笑い合って、たくさん本を読んで、家族と語らって、自分の時間を充実させてください。
いつか相手と向き合うことができたとき、この自分磨きの時間が、役に立ちます。
物理的な距離を縮める
遠距離での片思いを成就させるのに困難なことは、相手と物理的な距離があることです。それだけです。
これは時間とお金と勇気で解決できます。つまりあなたの努力で解決できるのです。たまには会いに行きましょう。
距離によっては、そう何度も行き来できるものではありません。でも、会いに行くことは、出来ないわけではありません。
相手の負担にならないようなプランを作って、一緒の時を過ごしてください。片思いが成就すれば、パソコンや電話など、より多くのコミュニケーションツールが活躍できます。
遠距離での片思いが脈なしだったら諦める
いかがでしょうか。
遠距離恋愛での片思いは想像以上に気になる要素が多すぎて、いてもたってもいられなくなるものです。
これがカップルであれば話は多少変わってきますが、お互い付き合っているわけではありませんので、余計にモヤモヤしてしまうことも・・・。
今回ご紹介したことを踏まえて、あれこれトライしてみることをおススメしますが、残念ながらうまくいかないこともあるでしょう。
そんな時は脈なしだと判断して、次の恋を探すことを検討するべきかもしれません。すぐに会いに行けない上に、相手の反応も良くないとあれば、望みは限りなく薄いですし、あなたの努力も無駄に終わります。
脈なしだと判断して、諦めることで、本当の幸せをつかむきっかけになるかもしれませんよ。