最近恋愛に興味が薄い男女が増えてきています。
性格もルックスもそれなりに良くて、恋人を求めればすぐにでも作れそうなのに本人には全くその気が無いのです。
そんな人を見ていて、不思議に感じたことはありませんか?
恋愛に興味がもてない人には、どんな原因があるのでしょうか。
そこで今回は、恋愛に興味がない原因をご紹介いたします。
恋愛に興味がない原因
やりたいこと、達成したい目標がある
仕事や趣味が充実しすぎていて、恋愛に全く興味を抱かない男女がいます。
資格の取得のための勉強に夢中であったり、仕事に熱意をもって取り組んでいたり、自分の目標に向かって前進している時というのは身も心も充実しています。
「恋人がいなくて寂しい」とか「彼氏(彼女)がほしい」といったことも考えられないくらい夢中になれるものがあると、恋愛に全く興味を示さなくなるようです。
こういう人たちは、恋人を作ることによって自分の時間を削られてしまう事を懸念している場合もあるので、恋愛はあくまで二の次三の次になってしまいます。
面倒くさい
人を愛したり愛されたりといった経験は、何物にも代えがたい経験です。
恋人を作ることによって幸福感を感じられたり、恋愛を通じて自分自身の成長に繋がることも多くあります。
しかし恋愛には良い面もあれば当然悪いま面もあります。
相手から束縛されることにストレスを感じたり、プレゼントやデート等で出費がかさむこともあるでしょう。
自分本位な考えでは関係がうまくいかない事もあります。
相手のことを思いやったり、相手の立場に立って理解しようとするのには少なからずエネルギーがいります。
恋愛の良い面よりも、負担の方が大きいと感じてしまう人は、恋愛そのものに興味を失ってしまうようです。
ただこういったタイプの人は、自ら進んで恋愛をするつもりは無くても、相手から言い寄られたり強いアプローチを受けたりすると、恋愛を前向きに考える人も多いので、完全に興味がないという訳では無いといえます。
自身に絶大なコンプレックスを抱えている(男女の性のかかわりに強い嫌悪感がある)
自己批判が強い人や身体的な障害を抱えている人だと、大きなコンプレックスを抱いていることが多く、「自分が恋愛なんてできる訳がない」とはじめから恋愛を除外してしまう人もいます。
こういう場合も恋愛に興味を持つよりも、まずはコンプレックスを解消させることが本人にとって先決なので、他者に恋愛感情を抱かないことが多いです。
異性と一緒にいると苦痛を感じる
対人恐怖症の人の中には、異性と一緒にいると気分が悪くなってしまったり異性に恐怖心を抱く人もいます。
幼い頃に異性からイジメを受けたり、性的な虐待を受けた経験がある人に多いようです。
このような症状に苦しんでいる人は、恋愛に興味を抱くよりもまず、そういった症状を改善させることが先決なので、恋愛に興味がもてないようです。
過去のトラウマというのは、思っている以上に私たちの感情に影響を及ぼします。
アセクシュアル
異性愛者、同姓愛者がいるように、どちらの性別にも恋愛感情を抱かない人もいます。
アクセシュアル(無性愛)と言って、他者に対して恋愛感情や性的欲求を抱かないなのです。
また、同性愛やバイセクシャルのようにわかりやすいものではないので、恋愛未経験という認識だけで、自分自身がアセクシュアルだと気づかない人も多いようです。
人類の1%、7000万人がアセクシュアルであると言われています。
以前の恋愛で負った傷が癒えていない
以前の恋愛がその人の中であまりにも劇的だった場合、中々次の恋愛に進むことができない人もいます。
昔の恋愛がトラウマになっているのです。
「前の彼氏(彼女)でもだめだったんだから、次もどうせだめに決まってる」と恋愛自体に消極的になってしまい、恋愛を自ら遠ざけようとする人も中にはいます。
恋愛に興味がない原因は人によって様々
いかがだったでしょうか。
以上が恋愛に興味がない原因です。
恋愛に興味がない原因というのは、人によって様々です。
もしかすると「恋愛に興味が無い」と言っている人の中には、本当は恋愛に興味をもっている人もいるかもしれません。
特に恋愛に対して否定的な意見を述べる人というのは、十分興味をもっていると考えられます。
本当に興味が無いものというのは、否定も肯定もなく無関心な(どうでもいい)はずですから。
しかし、紹介させていただいたように中には本当に他者に対して恋愛感情を抱かないという人も存在します。
こういった人に対して“人は恋愛に興味をもつもの”と決め付けてアプローチをすると悲惨な結果になるかもしれません。
恋愛だけが人の幸せではありません。
必ず人を好きにならなければいけないという訳ではないのです。
昨今恋愛に関心を示さない男女が増えてきているので、相手が本当に恋愛に無関心なのか?または恋愛に消極的なだけなのか?
そういった見極めを慎重に行う必要があるといえるでょう。