一人っ子とそうでない子には、その性格などの特徴が大きく変わると言われています。
それは、恋愛の仕方や傾向も例外ではありません。
人間は育った環境から人格形成に大きな影響を受けることは、常識と言っていいでしょう。
それぞれ、明らかに異なる恋愛の特徴を持っているのです。
では、少子化の現在、もっとも多い「一人っ子」の恋愛にはどんな共通点があるのか。
その特徴についてご紹介していきますので、あなたはあなたの周りの人に当てはめて見ながら最後までご覧ください。
一人っ子の恋愛傾向とは
理想的な相手や恋愛を強く求める
一人っ子男性は、兄弟が居ないため、夕食後の時間を一人で過ごす事も多いようです。
そのため、いつも何か頭の中で考え、頭の中の世界で楽しんでいるんです。
一人っ子男性は、恋愛の理想や、結婚の理想が高いと言われますが、それは妄想していた自分の未来像があり、それに近づいていないとなんだか気持ち悪いと感じてしまうからなんだそうです。
これは、男性だけでなく、多くの一人っ子の女性にも当てはまるものではないでしょうか。
妄想癖も理想を高めてしまう要因の一つかもしれませんが、異性の兄弟がいないというのも少なからず影響があるものと考えられます。
独り占めしたいという気持ちが強い
一人の恋愛で多く見られるのが、独り占めしたい!という気持ちが行動になっているケースです。
一人っ子は生まれてから成人するまで、親の愛情、さらには父方母方それぞれの祖父母の愛情を一身に集めて成長してきました。
多くの場合、欲しいものはたいてい手に入り、しかもそれを、兄弟で分け合ったり共有したりすることなく、自分で占有できたわけです。
これは大変大きな経験と言っていいでしょう。
おもちゃでもなんでも自分の好きなように使うことができ、「それが当然」のように育っています。
ですから、恋愛に関しても独占欲が強くなることは、いうまでもありません。
「つきあっている異性は自分だけのもの」という意識が強く、また、「自分だけのものでなければ嫌」という気持ちを強く持つのです。
そのため、嫉妬深いというマイナスの個性も生まれます。
彼氏や彼女がほかの異性の話をするだけでも不機嫌になったり、好きなタレントやアイドルの話をしてもやきもちを焼くということが、一人っ子には多いのです。
結婚に対して真面目に前向きに考える
やっぱりねー、両親亡くなったら一人になるわけだから。
でも、一人も慣れているから結婚に対して慎重にはなる。
自分のややこしい性格とか、自由を尊重し合える、要するに信頼出来る人じゃなかったら無理だし、先立つものもある程度は必要だし…とか考えると面倒臭くなってくる。
これはある程度年齢を重ねた人ならではの「あるある」な特徴かもしれません。
頼れる兄弟や身内がいないと、どうしても、今付き合っている人との将来を考えてしまうものです。
愛情が濃い
両親や祖父母の愛情を一身に集めて成長したために、自分も愛情豊かな人間形成がされたというのも、一人っ子の特徴です。
人間は周囲から豊かな愛情を注がれると、それに比例して愛情の量が増えるもの。
ですから、一人っ子は人一倍、人に対して濃い感情を持ちますし、つきあっている彼氏や彼女に対して、深い愛を抱く傾向があるのです。
これがマイナスに作用すると、前項の「嫉妬深さ」に結びつくと考えていいでしょう。
しかし、お互いにラブラブの関係であれば、これほどつきあっていて幸せな気分を味わえる相手はいません。
二人の恋愛濃度が同じくらいであれば、最高に幸せになれる恋愛対象と言っていいでしょう。
気持ちの整理がついてから相手に伝える
友だちともケンカや仲直りはするでしょうが、友だちは所詮嫌でも毎日一緒にいなくてはいけない間柄ではありません。
これが横の関係を学ぶのに兄弟との関わりが最適な理由です。
一人っ子はどうしても相手と歩調を合わせる、ケンカしてもそれを修復し、より深く理解し合うということが苦手になりがちです。
けっして悪気はないのでしょうが、相手からすると全てが一方的に感じられてしまうのです。
出典 男性も必見!?意外と厄介な一人っ子彼氏の特徴と対策とは?
一言でいってしまえば、とても一方的な人だということになります。
何も相談もなく、自分の中で決断したり、事後報告したりするため、いきなり言われた相手はとても驚くことが多いというのも一人っ子の恋愛傾向かもしれません。
自己主張が強く、行動がわがまま
また、自己主張が強いというのも、一人っ子の共通点です。
ですから、デートをするにしても「こうしたい」という主張をはっきりする傾向が強いのです。
「あそこへ行きたい、これが食べたい」という希望を明確にしますから、その意味でつきあいやすい相手ということもできるでしょう。
ただし、それは逆から見ると「わがまま」という個性になります。
自分の希望がかなえられないと、不機嫌になったり怒ったり、子供のように駄々をこねたりという行動にもつながってしまいます。
ですから、一人っ子と交際する場合は、その点をよくわきまえて、ある程度そのわがままに付き合い、時にはわがままをぴっしゃりと強くたしなめるといった、駆け引きをする必要が出てきます。
そのわがままを相手の個性、「かわいい」と感じることができるようになるのが理想でしょう。
マイルールを持っている
自分はこんなペースで、と周りを考えないで仕事をしたり、こだわりのマイルールを持ち続けている人もいます。
それぞれの個性でもありますが、中には困ったマイルールを、持っていて頑固な人もいます。また、なかなか譲らない人もたくさんいます。
そして自分の世界が強い人も多いので妙に、他人にキツい言葉使いの人もいるのです。
このマイルールは恋愛や仕事だけでなく、あらゆるところで表面化します。
その人のことを十分理解していないと、「この人空気読めないのかな・・・」と不安になってしまうことも少なくありません。
一人になりたくない気持ちが強い
これは、いかにも一人っ子らしい特徴ですが「甘えん坊でさみしがり」という共通点もあります。
一人っ子は一人で育ったために、孤独癖があるケースが少なくありません。
大人数で長時間過ごすようなシーンがあると、「疲れた。ひとりになりたい」と思うようになるのです。
しかし、それは育った生活習慣からくる感情で、本質的にはさみしがりです。
これも両親などの濃い愛情に包まれて育ったためと考えていいでしょう
「ひとりになりたい」と思うことがあっても、実際にひとりで長時間いると、今度はさみしくなってしまうのです。
恋愛においてもまったく同じ。
相手から距離を置かれることを恐れますし、二人でいるときは遠慮なく甘えてくるところがあるのです。
一人の時間がないとイライラする
一人っ子の人がよく「わがまま」だと言われるゆえんは、自分は束縛するくせに、束縛されるのが大嫌いというのを態度に表すからです。
一人っ子として育った人は、小さい頃から一人の時間がとても多かったのです。
そして、その一人の時間に一人で好きな事をする事でストレスを発散したり、心の安定を図ってきました。
そんな一人っ子男性に恋人ができた場合、相手の女性が常に一緒にいたいと思うタイプだったりすると一人っ子男性はイライラし始めます。
もちろん。相手が他の誰かの元にいってしまうのは絶対に嫌なのですが、一人の時間を与えてもらえないことも、とてもストレスがたまり嫌なのです。
出典 一人っ子の恋愛の5つの特徴
同棲すると、どうしても自分一人の時間を確保することが難しくなります。
一人っ子は、幼いときに一人でいることが多いので、それが憩いの環境になっていることもあるのです。
そのため、常に誰かがいるという環境がストレスにつながるというわけです。
プライドが高く、別れ際は案外あっさり
一人っ子の恋愛の特徴として、プライドの高さもあります。
お伝えしているように、大人たちからちやほやされて育ったので、自意識と自己愛が強いのです。
そのため、最後の最後にはその自己愛を守ろうとします。
それが顕著に現れるのが、恋愛の最後のシーン、すなわち「別れ際」です。
上記で「独占欲が強く、嫉妬深い」という特徴を紹介しました。
また「わがまま」「甘えん坊」という特徴もあります。
そうであれば、相手から別れを切り出されたとき、嫉妬に狂い、あるいは泣いてすがり、別れをなかなか許容できないように思えるでしょう。
ところが実際には、一人っ子は意外にあっさり、相手からの別離を受け入れることができるのです。
それは、つまり、強い自己愛のためです。
泣いたりわめいたり、みっともない別れ方をする自分を許せない、という気持ちがあるからです。
そして、子供のころ、すぐに次の新しいおもちゃを手にしたように、新しい異性を求める。
そういう前向きな所があるのが、一人っ子の恋愛パターンなのです。
一人っ子の恋愛の仕方を受け入れよう
いかがでしょうか。
愛情の濃い一人っ子は、恋愛を満喫させてくれる相手ということができます。
いくつかの問題点はあるものの、つきあっていて充実感を得やすい性質をもっていますし、別れるのもそれほどむずかしくありません。
ですから、恋愛対象としては好ましいタイプと言っていいでしょう。
それさえ理解することができれば、きっと関係が長く続く良いカップルになるはずですよ。