有名人が「痩せた！」という事で話題になり、今や女性に大人気のプロテインダイエット。
プロテインというキーワードの市販食品も、最近ではドラッグストアでよくみかけるようになりました。
今までのダイエット方法は、食事が偏り必要な栄養素まで不足してしまう傾向がありましたが、プロテインダイエットは、ダイエット時に必要な栄養素をしっかり補給することがでける健康的なダイエット方法です。
そこで今回は、プロテインダイエットの方法を紹介いたします。
プロテインダイエットの方法
何故プロテインがダイエットに効果的なのか
プロテイン自体にダイエットの効果がある訳ではありません。
普段と同じカロリーの食事に追加してプロテインを摂取すれば、プロテイン分のカロリーがプラスされるだけで痩せることはありません。
プロテインがダイエットに良いと言われている理由は、プロテインのタンパク質が筋肉を成長させることで、基礎代謝を高め体脂肪燃焼を促すことができるからです。
ダイエットをしている人にとって、筋肉の成長は非常に重要です。
いくら有酸素運動や無酸素運動をして筋肉が鍛えられても、筋肉を成長させる栄養が不足していると筋肉は成長できません。
ダイエット中の偏った食事は、筋肉を成長させるタンパク質が極端に不足してしまいます。
筋肉が成長しなければ代謝が上がらないので、結果的に中々脂肪が落ちないのです。
筋肉量も基礎代謝も落とさずダイエットするには適量のタンパク質が必要不可欠です。
そこをしっかり補充してくれるのがプロテイン。
低カロリーで栄養豊富なプロテインを飲むことで、余分な食事をカットしましょう。
どれくらいの食事をカットするばいいか
人によって「どれだけ痩せたいか」「いつまでに痩せたいのか」は違うので、自分の目標にあったカロリーを計算するのが一番ですが、注意しなければいけないのは、“急激に痩せすぎると確実にリバウンドしてしまう”という点です。
1ヶ月で体重の5％以上（60kgの場合は3kg以上）を減量すると、脳が「飢餓状態」と判断して、消費カロリーを節約したり、食事からエネルギーを過剰に摂取しようとするためにリバウンドしてしましまうのです。
痩せる上で大切なのは、緩やかに痩せていくことです。
そこで1つの目安としておすすめしたいのが、プロテインを飲み1日３００kcalの食事をカットしてみてください。
間食の代わりにプロテインを飲んだり、１回の食事のおかずとご飯を1/3～1/2程度減らす程度です。
計算上これを１ヶ月続けるだけで、1.25kgも痩せることができます。
プロテインの飲用方法
プロテインを最も効果的にダイエットに活かす為の摂取方法を紹介します。
朝食、昼食、夕食のいずれかを丸々プロテインに置き換えてしまう人が多いですが、これは栄養バランスが崩れるのでおすすめできません。
１日の総摂取カロリーが減るので短期的に見れば痩せますが、先ほどお伝えしたように急激に体重を減らすと、体に大きな負担がかかり確実にリバウンドします。
朝食、昼食、夕食をそれぞれ1/3～1/2程度減らしつつプロテインを飲むことで、摂取カロリーを減らしすぎず栄養バランスを保つことができます。
総摂取カロリーを増やさないようにすれば太ることはありません。
なので安心して３食たべてくださいね。
プロテインの飲み方
プロテインの一般的な飲み方は、水で溶かすかスポーツドリンクで溶かすか牛乳で溶かす方法です。
ダイエットに効果的なプロテインの飲み方は、牛乳に溶かして飲用する方法です。
プロテインを牛乳で溶かすことにより、水やスポーツドリンクで溶かした時よりも吸収が遅くなります。
更に腹もちもよくなるので、ダイエットが目的でプロテインを飲む場合はカロリーを考えて低脂肪牛乳で溶かすのがおすすめです。
プロテインを飲むタイミング
プロテインを飲む場合効果的なタイミングがあります。
プロテインは運動後に飲むのが最も効率がよいので、普段有酸素運動や無酸素運動をしている人は運動後に飲むようにしましょう。
運動を行わない日は、昼食と夕食の間や夕食2～3時間後の間食としてプロテインを飲むのが効果的です。
1食あたりのカロリー量が多くなってしまうので食事と一緒には摂らないようにしてください。
プロテインダイエットは健康を害しにくいダイエット
いかがでしたでしょうか。
以上がプロテインダイエットの方法です。
プロテインダイエットは、上手に利用すれば最も健康的なダイエット方法と言えます。
しかし、プロテインそのものに痩せる成分があるわけではないことは憶えておきましょう。
また、1日の食事の1～2食をプロテインに置き換えてしまうというような無理なダイエットは、長く継続することが難しく、体に大きな負担を与えてしまう場合があります。
ダイエット成功の一番の近道は、継続していくことです。
しくみや利用方法を十分理解して活用してくださいね。
