MENU

精神的に辛い時の9つの対処法とは?

精神的に辛いときは誰にでもあるものです。

ただ我慢し続けるのはあまり良い選択だとは言えません。

許容範囲を超えてしまえば、その後がどうなるかわからないからです。

今の自分は大丈夫だと何も対策しないままでいたら、いざそのときに何もできずに苦しむことになります。

そこで今回は精神的に辛い時の対処法についてご紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。

精神的に辛い時の対処法

 

自分の中でハードルを上げすぎない

 

精神的に追い詰められて辛い思いをしている人というのは、自分に対して厳しいことが多いものです。

まずよくあるパターンが「あの人にはできるのに、どうして自分にはできないんだ」という考え方。

他人と自分を比べることが当たり前になってしまっていて、どうしてもそういった思考から抜け出せなくなるのです。

さらに他人との比較ではなく、単に完璧主義すぎて自分で自分を精神的に追い込んでいくケースも多く見受けられます。

精神的な辛さを感じたときに最も重要になるのは、何よりもまず「自分の中でハードルを上げすぎない」ことです。

とにかく、他人と自分を比べるのをやめてください。

次に、できない自分を「それでも仕方がない」と許してあげるようにしましょう。

人にはできることとできないことがあります。

たとえば、100メートルを9秒台で走れないからといって、それで精神的に辛くなっていても仕方がないですよね?

広い世界には確かにそれを実現している人がいるわけですが、自分に当てはめたところでどうしようもありません。

自分の中でハードルを上げすぎず、自分で現状の自分を認めてあげられるよう考え方を変えれば、精神的な辛さから抜け出すことができるでしょう。

食事や睡眠といった部分について見直してみる

 

精神的に辛い思いをしている人が必ずと言ってよいほど見落としているのが、「毎日の生活リズムの管理」です。

頭の中はいつも悩みに覆いつくされている状態ですし、そこまで気が回らないというのも理解できますが、そんな状況が長く続くようだと、いつまで経っても問題は解決できません。

そこでぜひとも試してみてほしいのが、「食事や睡眠といった部分について見直してみる」という対処法です。

食事や睡眠は、人が生活を送っていく上で最も大切なものだと言っても過言ではありません。

しっかりと食事をとらなければ動けなくなってしまいますし、睡眠をとらずに行動を続けようとしても、ミスばかりが増えて最後には倒れてしまいます。

さらにそういった肉体的な部分についてだけではなく、精神的な部分についても、食事や睡眠は大きな影響を与えているのです。

非常に単純な話ですが、人は美味しいものをしっかりと食べれば元気が湧いてきます。

ぐっすりと眠れば、頭の中がスッキリして柔軟な思考を取り戻すこともできます。

精神的に辛いときはまずそういった基本的な部分に目を向けるようにして、少しずつ改善していくのが一番です。

一人で抱え込まないようにする

 

精神的に辛いと感じているとき、まず最初にしなければならないことは何でしょうか?

それはズバリ、「誰かにそのことを話す」という行動です。

つまり精神的な辛さを和らげる上で最も効果的な対処法とは、「一人で抱え込まないようにする」ことだといえます。

精神的に辛い思いをしているということは、何か元となっている原因が必ずあるはずです。

しかしその原因が上手く取り除けずに、あなたは今精神的に辛い思いをしているのではないでしょうか?

原因を上手く取り除けない理由は、「その方法が自分ではわからないから」に他なりません。

そして自分でわからないのであれば、他人に聞いてみればよいというのがこの対処法です。

もちろん他人に精神的な辛さを打ち明けたところで、具体的な解決法が見つからないケースも多々あります。

しかし、精神的な辛さを一人で抱え込まず誰かと共有できた時点で、かなり楽な気持ちになれることもまた事実なのです。

根本的な解決には時間がかかります。

そしてそれは、一人で抱え込んでいても誰かに伝えたとしても変わりありません。

それならせめて、精神的な安らぎを得るために誰かを頼ってみてはいかがでしょうか。

小さな目標をつくる

 

精神的に辛い時には、何をやってもうまくいかなかったり、自分は何のために生きているのかわからなくなったりするものです。

つまりは自分に対してどんどん自信がなくなっていってしまいます。

そこで、自信を取り戻して、生きている楽しさを感じる気持ちを取り戻すために、小さな目標をつくるようにしましょう。

それは精神的に辛いことに関する目標でも良いですし、関係のない目標でも構いません。

例えば辛い理由が仕事の場合、仕事の中で小さな目標をつくってみるのです。

「プロジェクトを成功させる。」…といった大きな目標ではなく、「今日はお昼までにこの仕事を仕上げる。」「今日は3回褒められることをする。」などの簡単なこと、些細なことで構いません。

どんなに小さな目標でも、それが達成されれば自信になります。

そして、それを繰り返していくうちに、少しずつ大きな目標にしていけば、より一層自信を取り戻していくことができるのです。

仕事に関係のない目標であれば、「今日は23時までには眠る。」「今日は運動を30分はする。」など、仕事とは全く関係のないことで良いのです。

関係がないことでも、生きている楽しさを感じることができますし、自信にもなりますよ。

オンオフをしっかりする

 

精神的に辛い時は、その原因ではない場所にいても、ついつい考え込んでしまうものです。

その状況から抜け出すためには、オンオフをしっかりすることが大切です。

つまり、辛い原因が仕事であれば、辛いのは職場にいる時だけにして、プライベートは仕事のことはすっかり忘れるようにするのです。

そして、プライベートは思う存分好きなことをして、ストレス発散するように心がけましょう。

はじめは無理をしてでもプライベートを楽しむことが大切です。

どうしても気分にならなくて部屋に引きこもってしまう…というのではダメです。

そうならないために、家族や友人の力を借りて、予定を作って、家から引っ張り出してもらいましょう。

また、旅行や芸術鑑賞、スポーツ観戦など、その日にしかできないお金のかかるイベントを用意するようにしましょう。

そうすれば、お金がかかっているという理由から、嫌でも外へ出る気持ちになりやすくなりますよ。

そしてこの生活に慣れてくれば、はじめは無理矢理作っていたオンオフを、少しずつ自ら意識せずともつけていくことができるようになるのです。

心の支えを常に用意しておく

 

精神的に辛い時に1番怖いことは、そのまま考え込み過ぎてしまって、病気になったり引きこもりになってしまったりすることです。

それを避けるために、常に心の支えを用意しておくことが大切です。

辛い状況を忘れられるような心の支えを用意しましょう。

例えば音楽です。

大好きな歌手やジャンルの音楽を聴いていれば、その間だけは辛いことを忘れられます。

音楽を聴くということであれば、5分もあればできますし、いつでもどこでもできます。

人前でできない環境だったとしたら、お手洗いにたった際にさえできるものなのです。

ほんの一瞬でも辛さを忘れられるだけで、気持ちは大きく変わりますよ。

また、もう1つおすすめの心の支えが、読書です。

読書であれば、家でもできますし、通勤通学でもできます。

更に読書の良さは、その世界に入り込むことができることです。

世界に入り込むということは現実を忘れるということです。

少しの間でも違う世界の住人になれるだけで、気持ちは救われます。

また、音楽や文学は、夢や希望を与えてくれます。

少しずつでも夢や希望が自分の中にたまっていき、いつかは精神的な辛さに打ち勝つことができますよ。

昔の自分よりは成長している点を見つける

 

精神的に辛い時の対処法として、昔の自分よりはだいぶ成長しているのだと思うようにしましょう。

精神的につらい時というのは自分に自信が持てなくなったり、自信喪失しているようなことも多いものです。

ですから人から励まされても、勇気がでるような言葉をかけてもらっても、いまいち心に刺さることがなく元気が出ないままだということもあるものですが、それでも昔の自分よりは成長しているとみられる点もあるものです。

いくつになっても自分はしっかりしていないし、失敗ばかりしているものだと自分で思ってしまっても、ほんの些細なことでも良いので成長している点を見つけてみると良いでしょう。

昔よりもおしゃれになっていたり、勉強して昔は知らなかったことも知るようになった、ということを見直せば精神的に辛い時も少しは元気になるものです。

自分はダメな人間ではないということを自分自身で認めてあげて、励ますようにしてあげることが必要です。

そのためにも、誰かと比べるのではなく昔の自分と今の自分を比較して成長できている部分を大事にするようにもしましょう。

 

もっと辛い環境でも頑張っている人を思い出す

 

精神的に辛い時の対処法として、自分よりももっとつらい環境で頑張っている人を思い出してみる、ということがあります。

精神的に辛い時というのは、人は自分の部屋に閉じこもってしまったり、他人との接触も避けてしまうようなことも多いものですが、そういった引きこもりのようなことができるのは日本のような安全な場所にいるからだと考えてみましょう。

テロや戦争があるような国であれば精神的に辛くても部屋に引きこもっているようなことなどできない場合が多いですし、日々暮らしていくだけで精いっぱいで他のことは考えられないということもあるものです。

ですから自分にとっては精神的に辛い環境であっても、自分よりももっと辛い環境にいる人のことを思うことで頑張る力を出すようにもしましょう。

また、自分が精神的に辛いと感じるような悩みも他の国に行けばたいしたことのない悩みであることもありますし、もっと苦しい思いをしている人がいるということで、辛いと思う状態から抜け出すようにもすると良いです。

精神的に辛い時はもっと辛い場合もあるということで気力を出してみましょう。

妄想の世界に入って現実逃避する

 

精神的に辛い時の対処法として、妄想の世界に逃げる、ということも良いでしょう。

妄想の世界に入ってばかりいては仕事もはかどらなくなりますし、妄想と現実を比較してますます現実が嫌になってしまう、ということも考えられますが、どうしても精神的に辛いと感じるようなことがあって悩んでしまうのであれば、妄想の世界で癒されるようにもしましょう。

また、妄想と現実が区別できなくなって仕事や勉強が手につかなくなってしまわないようにするために、自分で妄想する時間を決めて妄想するというのも良いです。

お風呂に入っている時や、夜寝る前の一人の時間でも良いので、時間を決めて妄想することができれば心を開放することにもなって良いでしょう。

精神的に辛いような時は心の逃げ場を作ってあげることが大事なので、辛い現実を忘れることができる場というのを自分で作ってみましょう。

妄想している世界というのは誰かに見つかって責められるようなこともありませんし、恥ずかしがる必要もないものです。

ですから自分の好きな世界を自分で作ることで元気にもなりましょう。

 

精神的に辛い時こそ逃げるようしよう

 

いかがでしょうか。

精神的に辛い時に人は我慢してしまいがちです。

もちろん好転するまで我慢し続けることで、より良い状態になることも可能ですが、多くの人はそこまで耐え続けることはできません。

やはり大切なのは逃げてもいいんだということを予め理解しておくことです。

逃げてもそこまで大きく何かが変わるわけではありません。

それを引きずっているのは他でもなくあなたです。

基本的に人は他人に興味はありません。

仮にあなたが逃げたとしても、時間が経てば他人はあなたのことを思い出すことすらしないでしょう。

そして覚えているのはあなた一人だけ。

おかしな話ですよね。

精神的に辛いときほどもっとラフに考えて、逃げ道を探すことも視野に入れて行動するだけで、負担はかなり軽減されるようになることを頭に入れておきましょう。

よかったらシェアしてください!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人