ダイエットは成功する人よりも失敗する人の方が圧倒的に多いのが現実です。
何故ダイエットはこんなにも難しいのでしょうか?
ダイエットに失敗する原因は、知識の問題と実行力の問題の2つに分けられます。
ダイエットの知識は簡単なものだといっても、間違った認識をしている人も多くいます。
まず第一は、ダイエットに関する正確な知識をもつということです。
そして次の問題は、“人は分かっていても実行できない”ということ。
ダイエットの正しい知識を持つのと並行して、実行力をつけるというのもダイエットには不可欠です。
今回は、ダイエットを成功させる方法を紹介いたします。
ダイエットを成功させる方法
野菜スープをたくさん食べる
毎日野菜スープを食べましょう。
野菜スープは4リットル鍋でもカロリー300kcal程度なのでどんなに食べても太りません。
お腹がすいたら野菜スープを食べるというのを習慣にしましょう。
簡単な野菜スープの作り方を紹介します。
・材料
玉ねぎ、人参、セロリ、じゃがいも、しめじ、ピーマン、赤パプリカ、キャベツ、ブロッコリー、唐辛子、にんにく、コンソメ、トマト缶、ケチャップ、塩コショウ。
・作り方
1、鍋に大さじ1.5くらいのオリーブオイルを入れて、そこに輪切りにした唐辛子とスライスしたにんにくを入れ、弱火で香りを出します。
2、玉ねぎ2個、人参1本、セロリ1本を一口大に切って炒める
ある程度火が通ったらじゃがいも2個、しめじ1パック、ピーマン4個、赤パプリカ1個を切って加えて炒め、塩コショウで下味をつけます。
3、火が通ったら水1500ccとコンソメキューブ3つ、トマト缶1缶、ケチャップを適量加えて煮込みます。
4、ある程度煮込んだら灰汁をすくって、ブロッコリー1個、キャベツ1/4個を一口大に切ったものを入れ、弱火で蓋をして煮込みます。
火が通ったら完成です。
お好みで唐辛子を入れると、カプサイシンの効果で基礎代謝があがり脂肪が燃焼されやすくなります。
よく噛んで食べる
よく噛んで食べることで、満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを防げます。
食事をすると体が熱くなりますが、これは食事誘発性体熱産生と呼ばれる反応で、1日の消費エネルギーの約10%を占めると言われています。
よく噛むことで、この熱産生が大きくなると言われています。
水分をこまめにとる
代謝をあげるには水分補給も大切です。
私たちは自分が思っている以上に、体の水分が不足していると言われています。
喉が渇いてからでは遅いです。
できれば1日2リットル程度の水を飲むのが、健康にもダイエットにも効果的です。
よく眠る
睡眠時間が減ると、その分自律神経が失われやすくなります。
その結果お腹が空きやすくなってしまいますので、無駄な空腹と戦わないためにもしっかりと睡眠をとるように心がけましょう。
深夜0時~6時に寝ることが、効率よく成長ホルモンとコルチゾールを分泌させる上で効果的です。
コルチゾールとは、睡眠中のエネルギー供給のために、体に蓄積されている脂肪を燃焼させ活用する働きがあります。
筋肉をつける
痩せる上で筋肉をつけるというのは、基礎代謝を上げて脂肪を燃焼させる上でとても重要です。
筋肉質になる必要はありませんが、普段の運動効率を高める程度の筋肉は身に着けるようにしましょう。
通勤や通学を自転車や徒歩にしてみる等、できる範囲で運動するように心がけましょう。
夜食は摂らない
眠っている時というのは基礎代謝が低くなります。
睡眠中に代謝が上がってしまうと良質な睡眠をとることができません。
なので、寝る前3時間は食事をとらないように生活習慣を整えるようにしましょう。
カロリーについて覚える
自分が口にするものが一体どの程度カロリーがあるものなのか、また自分が1日で摂取していい量はどの程度のカロリーなのかを把握するようにしましょう。
自分の年齢と性別で、平均摂取カロリーより少し少なめに抑えられれば効果的です。
こちらは平均的な体格の男女の目標摂取カロリーです。
是非参考にしてみてください。
停滞期を乗り越える
ダイエットに失敗する最も大きな原因は停滞期です。
最初は内は簡単に体重が落ちます。
しかし、その後は2倍3倍の努力をしてもどうしても体重が落ちない時期が訪れます。
体の危機管理システムが働く影響でこのような停滞期が訪れますが、しばらくすると(2週間~1カ月程度)また体重が落ちていきます。
ダイエットにはこのような関所があること理解しておきましょう。
ダイエットを成功させる方法
いかがでしたでしょうか。
以上がダイエットを成功させる方法です。
いつまでにどの程度痩せたいかは人によって異なるので、どのくらいの食事制限や運動が必要になるのかは自分で考える必要があるでしょう
ただし、あまりにも急激な体重の変化はリバウンドの大きな原因になります。
“緩やかに痩せていく”というのがダイエットを成功させる上で一番の秘訣といえます。