女性の結婚したい理由にはいったいどのようなものがあるのでしょうか。
その理由はたくさんあることですが、結婚したいと考える段階になると、ただ相手が好きだからというシンプルなものでは無くなるものですよね。
そこで今回は女性が結婚したい理由をご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
結婚したい理由(女性編)
女性が結婚したいのは子どもが欲しいから
女性が「結婚したい」と思う理由の中で、最も自然なのが「子どもが欲しい」というものでしょう。
女性には母性本能が備わっていますから、「子どもの母親になりたい」と思うのは本能に忠実な願いです。
女性の社会進出が当たり前になった昨今、「仕事に生きる女性」も増えてきました。しかし、仕事に生きがいを見出している女性でも、その意識のもっとも深いところでは「子どもが欲しい」と思っているケースが多いのです。
つまり「結婚したい」ではなく「子どもが欲しい。そのためには結婚する必要がある」というのが、女性に結婚を決断させる理由のひとつと言っていいでしょう。
女性が結婚したいのは周囲の雑音から逃れたいから
20代前半までの女性にはほとんど見られないのが、「周囲の雑音から逃れたい」という理由です。
「周囲の雑音」とはすなわち「まだ一人でいるの?」「早く結婚しないと、売れ残っちゃうよ」「女性には出産の年齢制限があるんだからね」などなど、親を始め、兄弟や親類、友人や知人から発せられるハラスメント発言です。
これらの発言は、人の生き方を自分の価値観で縛ってしまう、大変失礼で罪作りなものですが、それを言われた女性は相手を責める気持ちとともに、焦燥感を抱くものです。
年齢と雑音の数、それによって抱く焦燥感の強さは比例します。
そして、「早く結婚して、こうした雑音から解放されたい」と思う、これが「結婚したい理由」になるのです。
かなり後ろ向きな理由ではありますが、当事者にとっては切実な問題であり、同情すべき理由と言うことができるでしょう。
仕事を辞めたいから
「仕事を辞めたい。だけど無職になると生活できない。だから、結婚したい」と考える女性も少なくありません。
特に、もともと仕事に対するモチベーションが高くなく、「生きるため」にいやいや仕事をしていた女性、逆に高いモチベーションで仕事をしていたけれど、大きな挫折を経験して「もう、イヤ」と感じた女性が、「仕事を辞めたいから結婚したい」と考える傾向があります。
そうした女性にとって、結婚はすなわち一種の就職のようなもの。ですから、恋愛感情よりも相手の年収などを重視した結婚を選択することになります。
仕事が向いていないので、家庭に入りたいから
人には向き、不向きがあります。社会人として働いていくのは並大抵のことではありません。
バリバリ働いていることが生きがいに感じる女性もいれば、夫を影で支え家事や子育てをしながら生きていくことが生きがいであり幸せだと感じる人もいるのです。
会社という組織の中で歯車に乗って働く事に関しては自信がなく、苦手な女性であっても妻として母として家庭を持ち、支えていくのがとても上手にできる女性もいるのです。
そういう女性であれば、1度社会人として社会に出ていたとしても素敵な相手さえいれば、結婚を望むのは当たり前と言ってもいいでしょう。
子供が好きで、子育てをしたいから
今は子供を産む年齢が大分高齢化していますが、子供を産むことができる期間は限られています。
歳を重ねれば重ねるほど体への負担も大きくなり、リミットが近づけばやっぱり子供がほしいと思ったりするものです。また、同世代で子供を産んだ友達などがいると赤ちゃんは可愛く、母性本能が芽生えたりしてほしくなったりします。
子供が欲しいということは、もちろん結婚が前提です。子供がほしいから結婚したいという女性もいるでしょう。
しかし、このような女性の場合は、母性が強く結婚しても旦那さんより子供たちをメインに愛情を注ぐ方が多いので、旦那さんになる人は少し寂しい思いをするかもしれませんね。
人生の過程でステータスとして結婚したいから
バリバリのキャリアウーマンで、仕事、プライベートともに充実させたいと考える女性も多い世の中です。
人生の中で結婚は大きなイベントであり、結婚しているか、していないかで、勝ち組負け組なんてことも言われる時代です。
結婚を一つのステータスとして考えている女性も少なくはありません。
このような女性は、女性の幸せと言われる結婚を一つの価値として捉え、結婚を望む女性です。しかし、このような女性の場合は結婚後家庭に入ることはないでしょう。
共働きのまま、結婚生活がスタートすることが多く、料理などの家事も得意だとは限りません。
仕事が忙しくなれば、寂しい思いもするでしょう。旦那さんになる方は、家事の分担や結婚生活の支障にある程度の覚悟も必要です。
女性が結婚したいのはやっぱり一生ひとりは寂しいから
友人が結婚したり、出産するとどうしても距離ができます。
いままで、お休みの日は映画に行ったり、仕事帰りに居酒屋に行っていたのに、家族の食事を作ったり、子育てのために合う機会が減ってきます。
いままで、仕事の愚痴やファッション、旅行で盛り上がっていたのに、ママ友の話や、育児の話、夫の話など話題もずれてきます。
そんなときに、やっぱり一生ひとりで生きるのは寂しい・・・。わたしも、家族がほしい・・・と思うのです。
さらに、一人暮らしの方は、風邪をひいたときに、だれかおかゆでも作ってくれたら、いえ、何もしてくれなくてもだれか同じ部屋にいてくれるだけでも安心なのです。
今はまだ親も若いので、体のことを心配してくれる人がいる。でも、もしも親に何かあった時に、心から自分のことを思っていくれるのは誰だろうと不安になるのです。
子供を産むなら、30代前半で産みたいから
彼氏もいるし、今の仕事が充実しているので、特に困っていることはないと思っている女性も、出産を考えると、年齢が気になります。
一般的には、35歳までと思われていますが、できれば30代前半が理想と考える女性が増えています。
不妊治療はつらいし、高齢出産ほどトラブルも多いと考えます。それに、子育ても体力がある若い時のほうがいいと思うのです。
おつきあいしている彼が、結婚を考えてなかったり、経済力に不安があった場合は、婚活してでも、いいパパになってくれるような方と結婚したいのが本音です。
女性は、子供が欲しい方がとても多いです。
女性が結婚したいのは経済的な不安から
女性の3割は、独身で非正規社員だと言われています。いつまで更新があるかどうかとても不安になります。
正社員の女性も、激務で一生続けられるような仕事ではないと考えた時に、もしかして、結婚して専業主婦という選択はなくても、転職してもっとゆったりと暮らしたい。自分らしい働き方がしたい。
このような経済的な不安で、結婚したいという女性も多いです。
女性の結婚したい理由は周りの影響が大きい
いかがでしょうか。
男性に比べて女性の結婚したい理由というのは周りからの影響によって、流されてしまうケースが決して少なくありません。
もちろん仕事や、独身は寂しいという気持ちもあるでしょうが、その根底には「私もその状態になりたい」という思いがあります。
本当はそんなことはないのですが、結婚して子供を産み、育てるということは、独身の人から見ると、次のステップに進んでいるような気持ちになるものです。
それが焦りを生み、ますます結婚したいと感じるようになるのです。特に女性はその傾向が強いと考えていいでしょう。
どちらにせよ自分の気持ちに嘘をつかずに結婚したい理由を明確にするだけで、気持ちが楽になりますし、積極的に行動できるようになるはずですよ。