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毒親への対処法や絶縁方法とは?

あなたは毒親に悩まされていないでしょうか?

親は残念ながら選ぶことができません。

しかし、そうは言っても何だかんだ情があるので、無下にできない・・・。

そんな心の葛藤に悩まされている人は日々日々増加の傾向にあります。

毒親は子供に依存しきっているので、子供が何か対策をしようとすれば、あの手この手で妨害しようとします。

ときには泣き落としもあるでしょう。

そうなるとやはり相手は親。

何だかんだと元の状態になってしまう。

そんなことを繰り返していませんか?

そんな日々に疲れ切っていませんか?

もし、何か行動を起こすのであれば早いに越したことはありませんし、少しでも気持ちがぶれないよう行動に移さなければいけません。

そこで今回は毒親への対処法や絶縁方法についてご紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。

毒親への対処法

 

毒親の指示は全て聞き流す耳を持つ

 

どんな子どもでも自分の親に対しては赤の他人とは違う感情を持っていますよね。

自分を生み育ててくれた親ですから、子どもとしてはやはり自分の事を好きであって欲しいと願うのが普通です。

一般的に、親というのは子どもの事が自分以上に大切なものですが、毒親の場合は自分が一番大事なのでそういった毒親の言葉に支配される必要はありません。

毒親に対して一番手っ取り早い対処法は、毒親の指示を聞かない事です。

聞いていたとしてもそれはただ単に言葉が流れているだけと言う状態にしてしまうのです。

右から左へ毒親の言葉を受け流し、言う事を聞いているふりすらもする必要はありません。

打っても何も響かないものに対しては、それがいくら言葉であっても打ち続ける事は多少なりともストレスになるのです。

同じ家に毒親と同居している状態であったなら、毒親の存在自体をないものとして考えましょう。

毒親からしてみれば今まで言う事を素直に聞いていた子どもが支持を受け流すという事は屈辱に感じるかもしれませんが、親の感情を気にする間はまだまだ毒親に対して依存しきっている証拠です。

信頼できる他者に相談する

 

毒親を持ったときの一番良い改善策は、信頼できる他者に相談するということです。

現在ではそうした親子のそれ専門のカウンセラーもたくさんいますし、地域によっては役所などに相談窓口もあります。

もちろんいくら毒親とはいえ親であることに変わりはありませんから、最初はそんな専門医に相談することに抵抗があるかもしれません。

しかしずっと毒親から抑圧された環境下で過ごしていくのは並大抵のことではありませんし、より深く傷つくことになってしまいます。

ですので本当に今の状況を改善させたいなら、そうした場所へ出向いて相談をしてみましょう。

またたとえそれが無理でも信頼できる友人、あるいは親以外の親戚に助けを求めるのも一つの手です。

子供の意見は聞いてくれなくとも他人や子供以外の身内の意見なら、多少は耳を傾けてくれるかもしれませんし、そうでなくてもただいま自分の置かれた状況を誰かに聞いてもらうだけでずいぶん楽になるはずです。

とにかく毒親から抑圧された今の現状から早く抜け出すことが早く大切ですから、自分の本音を話せる人や場所を見つけてください。

 

表向きだけ従っているふりをする

 

過干渉で子供のことに終始口を出してくるような毒親の場合、口で逆らっても余計状況は悪化するだけです。

なぜなら親は子供のために良かれと考えての行動なのですから、子供に口を出すのも愛情だと思っているのです。

ですからこのような毒親に逆らってみてもまず聞く耳は持ってくれないと考えてください。

ではどうすれば良いのかというと、一番角の立たないのは表向きだけ従っているふりをするということです。

口では「分かった分かった」と言いつつも、内心ではちゃんと自分の意志を貫き、そのうえで行動するようにしましょう。

親からあれこれ指図されるのは確かに腹立たしい事ですし、それに黙って従うのもストレスになりますよね。

ですが従っているふりをするだけで、実際には自分の意志で行動するのだと割り切ってさえしまえば、気はかなり楽になるはずです。

もちろんこのような対処法は毒親本人を正すわけではないため、根本的な解決とは言えないかもしれません。

しかし子供は誰しも成長すれば、いずれ親からは独立するはずです。

ですので無理に自分の気持ちを抑えることなく、今は表面だけ従っているふりをすると割り切ってしまいましょう。

自分が幸せになることに意識を向ける

 

毒親と一緒に生活をしているとその生活が当たり前に思えてくる時があります。

家庭の中で子どもが一番弱い立場でいる家は他の家庭で子どもがどんな風に扱われているのかを知るすべがありません。

本来子どもというのは家庭の中が最も安心して暮らせる幸せな場でありますが、毒親と一緒にいる空間は子どもにとっては不幸な空間でしかないのです。

そんな毒親への対処法として自分が一番幸せになっても良い、という考えを持つ事が大切です。

いくら自分にとって良い影響を与えない毒親だったとしても、子どもは親が好きなのです。

そして、親にも自分の事を好きでいて欲しいといつも願っています。

けれど、毒親にそれを求めてはいけません。

自分が幸せになるためには、子ども自ら自分だけの事を考えて行動する必要があります。

自分が家の中でどうしたら快適に過ごせるか、例えば食事の内容や外での振る舞いについてもそうです。

好き勝手にやってみて、それで毒親に迷惑がかかるかもしれないなんて考える必要はないのです。

親というのは子どもを育てる義務があり、子どものとった行動に対して責任があります。

子どもであるあなたはこれまでの人生で散々親の尻拭いをしてきたのですからわがままだと思える事や贅沢だと思える行いを思う存分やってみて、それで自分が幸せになれるのならば何の躊躇も必要ないのです。

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毒親を変えようとしない

 

自分以外の人間の性格や考え方を変えようとするのにはものすごく労力が必要になってきます。

普通の親子関係であれば子どもが説得をし、気持ちを真摯に伝えれば子どもの為に自分の考え方や生き方を改める事ができるでしょう。

けれど毒親の場合、親の考えを変えようとするのはほぼ不可能と言って良いでしょう。

毒親は自分が一番、自分が正しいという信念を持っています。

そうでなければわが子から「毒親」だなんてレッテルを貼られるわけがありません。

自分の親が世間一般で言う「毒親」かもしれないと気が付いた時はショックを受けたかもしれません。

けれどそれ以上に、それまでに虐げられた感情だとか理不尽な思いだとか、そういったものとは一刻も早く縁を切りたいという思いの方が大きいのではないでしょうか。

そうであるなら、長年にわたって凝り固まった毒親の思考を変えるように努力するよりも、自分の考えを変える方がよっぽど近道です。

毒親は多くの場合子どもを自分の所有物だと思っており、子どもに依存しているケースが多いです。

そういった状況に変化をもたらすには、その状況をしっかりと受け入れた上で「この人はなんて惨めな親なんだ」と自分の事から親のことを見る目にシフトしていくのです。

自分はこんな毒親の為にひどい目にあったと思うのではなく、この親はなんてかわいそうで惨めなんだろう、こんな風にしか生きられないなんて、と自分を上位において物事を考えるようにするべきです。

何か行動を起こしたり、考えたりする時に毒親の反応ありきの自分の考え方を変えていくことも重要です。

なるべく距離を置くようにする

 

毒親を持つ子供は、なんとか親の考えを改めさせたいと躍起になるのではないでしょうか。

しかし残念ながらそう簡単に子供の意見を聞いてくれることはありません。

なぜなら子供から指摘されてそれで変わるようでは毒親とは言えないからです。

なので躍起になって変えようとしても無駄だと諦め、少しずつ距離を取っていくことが一番の解決策です。

できるだけ自分から関わらないようにする、あるいは同居しているなどでそれが無理なら、心の中だけでも距離を取るようにしましょう。

この距離というのは壁を作ると言い換えてもいいのですが、とにかく毒親とはできるだけ関わらない、またはどうしても関わらざるを得ない時にも心を無にするといった方法が最善です。

もちろん一番良いのは家を出るなどして文字通り実際に距離を取ることです。

毒親はちょっとやそっとのことでは変わりませんし、それどころか置いていくとさらに意固地で頑固になっていく可能性も大きいと言えます。

そんな毒親に関わって、心身ともに傷ついてしまってからでは取り返しがつきません。

そうなる前にさっさと逃げてしまいましょう。

 

毒親と絶縁する方法

 

電話番号や住所を教えない

 

毒親ともう二度と会いたくない、関わりたくないという場合は絶対に自分の住んでいる住所や電話番号などを教えないことです。

できれば自分の兄弟や親戚にも教えない方が絶縁することは可能です。

毒親はもううんざりと縁を切ったとしても、やはり自分の兄弟の結婚などのお祝い事があった場合には顔を出したいと思うものです。

また、毒親だと思っていても年を取って亡くなりお葬式にまで参列しないことは気がひける人もいるでしょう。

完全に絶縁をしてしまうと、両親や兄弟は連絡先を知らないため電話をすることができないので、そのような冠婚葬祭の時にも自分は参加はできなくなります。

そこまでの覚悟を持ったうえで絶縁をした方が良いでしょう。

もう二度と会わないと覚悟をした場合は、自分と血縁関係のある人には連絡先を教えないようにします。

また毒親の住んでいる実家からなるべく遠いところに住みうっかり顔を合わせないように注意が必要です。

万が一、居所がばれてしまうと毒親は基本的に自分の近くに子供置いておきたいと思うものなので、さらなる被害を被る場合もあります。

結婚をして相手の実家に住む

 

毒親と縁を切るには、自分の身を守ってくれる居場所を作ることが大切です。

仲の良い友達や恋人と一緒に暮らすのも良いですが、もっとも効果的なのは結婚をして自分の夫や妻の実家に一緒に住んでしまうことです。

毒親は、子供が自分から去って行けば取り返したいと思うものですが、子供の周りを別の大人が取り囲んでいれば躊躇するでしょう。

夫や妻の両親に自分の親は毒親であることを伝えておけば、もし自分の親が実家にやってきたとしても心強いです。

自分は夫もしくは妻の実家に入り、この家の婿、嫁として家族の一員になったのだと毒親にわからせることが必要です。

夫や妻の実家で暮らし、自分の実家には寄り付かないことに毒親は腹を立てるでしょう。

毒親は、自分が子供にしていることや今までしてきたことについてまったく悪いと思っていないのが厄介なところです。

結婚をして実家を出たとしても、関わりを持ちたがり被害を受ける可能性があります。

子供の頃は非力で反抗できなかったとしても、大人になれば自分の幸せのためにも、毒親とはきっぱり縁を切って自分の未来を切り開いていくことも重要といえます。

 

自分自身の力で幸せになり自信をつける

 

毒親ときっぱり縁を切るには自分自身の勇気や意志の強さも必要です。

毒親とは縁を切りたいと口では言っていても、実際に絶縁をしてしまえば二度と会えなくなるかもしれません。

また、自分が困った時に助けてくれる人が誰もいなくなってしまい孤独になってしまうかもしれないと考えることもあるでしょう。

自分がもう毒親とは縁を切るんだという意思と自信をしっかり持つには、自分自身の力で幸せをつかみ取ることです。

幸せとは、結婚をすることでもよいですし、仕事を充実させることでも構いません。

何かしら自分が自信を持てる部分がないと毒親からきっぱり離れることは難しいです。

また金銭的にも結婚をしていれば助け合うことができますし、仕事が成功していれば生活に困ることもありません。

仲の良い友達がいれば毒親と絶縁したとしても、本当の孤独にはなりません。

常に自分を取り巻く人たちがいて、自分は今幸せだと思える状態になれば、毒親との絶縁も覚悟を決めて実行することができるでしょう。

毒親からの絶縁は勇気と覚悟がいる大変な決断なのです。

毒親に反発する

 

毒親から離れたいと思っていても、難しくなってきます。

実は、毒親を心から恨んでいながら共依存状態に陥っているため、離れることが難しくなっているのです。

毒親は、子供を支配下に置くことで精神的に安定していますが、子供の方でも親に支配や指示されることが当たり前になっているのです。

親と心から絶縁したと思っている人は、共依存から抜け出す対策を行ってみましょう。

毒親からの影響から抜け出すためには、自立しないといけません。

自立するためには、自分の意思を持ち人に対してはっきりとノーを言える強さも必要になってきます。

絶縁の第一歩として、親の言うことばかり聞くのではなく、ノーを言ってみましょう。

反発すると、親は怒り暴言を吐いたりします。

ただし、その状態にひるんではいけません。

怒られたら、今までの怒りをぶつけて徹底的に争う必要があるのです。

また、毒親の精神状態によっては暴力を受ける可能性もありますが、危険があると察知したときには躊躇なく警察を呼んでください。

このように、はっきりとした意思を伝えることで、毒親から逃れることができるのです。

親戚やメモ・動画を活用する

 

毒親から逃げたいと思っても、諦めてくれない場合もあります。

どうしても自分だけで対処しきれない時には、親戚の力を借りてみましょう。

親戚がいれば、中には常識的で威厳のある人も存在しています。

そのようなタイプの人に相談し、忠告してもらうことで絶縁しやすくなるのです。

祖父や祖母、おじさんやおばさんなど信頼できる人がいる方は、積極的に相談して絶縁できるように対策してみてください。

親戚の力を借りることで、一人では対処しきれない人でもうまく逃げ切れるようになってきます。

ただ、中には頼りになる親戚が全く見当たらないという方も存在しているでしょう。

その場合には、毒親に脅しをかけてみてもよいです。

毒親から暴言や暴力を振るわれている人は、言われたことを日記にメモしたり、動画として記録しておくとよいです。

毒親は、他人に対してはいい顔をすることもあり、社会的なメンツを重視しています。

これ以上、関わってほしくないと思っている人は、絶縁のために動画を有効に利用してみましょう。

もしこれ以上関わるならば、動画をばら撒くと強気に出れば毒親も諦めます。

毒親との絶縁は周りの力が必要

 

いかがでしょうか。

毒親は自分のことだけを考えています。

そして子供のことを利用できるやつとしか考えていません。

まずは、それをしっかりと頭に叩き込んでおくことが大切です。

そうすれば、いざというときに情に惑わされず、冷静に、そしてあなたの大切な未来に向かって動き出すことができます。

また、毒親と完璧に絶縁するにはやはりあなた以外の誰かの力を借りたほうが、スムーズに事は進みます。

法務省では「人権相談」として、様々な悩みを救済してくれるサービスがあります。

「こんなことで相談して良いのかな・・・」「もう大人同士だけど大丈夫かな・・・」と恐れる必要はまったくありません。

あなたが本当に毒親に苦しんでいるのであれば一度相談してみましょう。

もし、対応外であっても、別のあなたに合った最適な機関を紹介してくれるはずです。

一度、誰かに相談することであなたの心はウソのように軽くなりますよ。

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