彼氏が泣く理由とその対処法
何かある度に泣く彼氏にウンザリしていないでしょうか。
もちろん泣くという行為じたいはそれほど悪いことではありませんし、強く責めることもできません。
しかし、その頻度が異常に多いのが彼女を悩ませている原因となります。
そこで今回は彼氏がなく理由とその対処法をご紹介しますので、今後の参考にしてみてください。
職場でプライドを傷つけられたから
単に失敗をして注意を受けただけでは、泣いてしまう男性は少ないものですよね。
しかし、その失敗や上司から怒られることで彼氏のプライドが深く傷付けられてしまったら、悔しくて情けなくてついついポロッと涙が出てしまい、泣いてしまうかもしれません。
あなたができることといえば、そんなときこそ、なぜ泣いたのかという点にはあまり触れず、「あなたは私にとって大切な人」ということを伝えた上で、彼氏の良いところを教えてあげましょう。
励ますようにではなく、「いつもそう思っている」ことを素直に伝えてください。
自信が回復すれば、また元気な彼氏に戻ります。
なお、自分から「仕事でどんな失敗をしたのか」というような具体的な質問は避けた方が良い傾向があるので注意しましょう。
仕事のことは少し忘れて癒されてほしいですね。
彼女が浮気をしたから
大好きな彼女から裏切られたとき、繊細な彼氏は悲しさと悔しさで涙をこぼします。
あなたの心が離れて行ってしまう悲しさや、なぜ止められなかったのかという悔しさで彼氏の心はぐちゃぐちゃでしょう。
浮気した彼女と浮気相手への怒りももちろんあるでしょう。
もしその浮気が誤解だった場合、落ち着いて身の潔白を証明しましょう。
なぜ彼氏がそのように勘違いしたのかを理解した上で今後に活かすことがよい関係を保つためには必要なことです。
しかしその浮気がもし本当だった場合、とにかく謝りましょう。言い訳は一切不要です。
また彼氏が泣くことでうんざりしている場合は、別れを検討するちょうどいい機会とも言えるので、その時のあなたの気持ちをきちんと伝えることも大切なことです。
大切な人やものを失ったから
「男は泣かないものだ」なんて昔から言われていることもありますが、大切な人を亡くした時は涙が流れ出るのを誰も止めることは出来ません。
もし彼氏が親兄弟、親戚や友人を亡くして泣いていたら、静かに抱きしめて心が落ち着くまでそばにいて支えてあげましょう。
このようなときに声をかけるのは難しいものですよね。しかし、手を握ったり、肩を抱くだけで、彼氏は安心感を覚えます。
また、人間に限らず可愛がっていたペットが他界した時の悲しみも相当なものです。
最近は「ペットロス」という言葉が出てきました。
ペットロスとは、ペットと死別したり、行方不明になったりしたことなどが引き金になって発生する心的症状のことを表した言葉です。
長らく過ごしてきたペットの命を失った悲しみは簡単には癒せないものです。
この場合もできることといえば、彼氏がペットロスから立ち直るまで、優しく見守るということでしょう。
余計な言葉をかける必要はありません。
マザコンチックだから
男性はほとんどの人が実はマザコンであるという事もよく言われがちですが、どこからがマザコンであり、そうではないなんていうのは人の価値観などで違ってくるかもしれませんね。
いわゆるマザコン彼氏と言われる人たちは彼女という存在に母親を見ている傾向があります。
そういった男性は彼女と二人だけでいる空間で、その片鱗が見え隠れする可能性があります。
いつも母親は自宅でかまってくれてお世話をしてくれていた。
そんなことを軽くでも彼女に求めすぎてしまうものなのかもしれません。
だからこそいつまでも甘えん坊気質が抜けないため、少しでも嫌なことがあったり、思い通りにいかないことがあると泣くのです。
彼女の母性というものにはまって抜け出せないのですから、彼女は女神というわけです。
何事にもほどがありますが少々のことであるならば許してあげるというよりか、諦めも肝心です。
メンタルが弱いから
男性の中にはとても雄々しくて、男らしい人がいますよね。
それは外見の筋骨がたくましい男性や、ちょっとやんちゃな男性などいろいろいますが、それだけではなく、性格がとても男らしい人もいます。
そんな彼氏の男らしさやダンディズムに惚れて付き合い始めたとか、一緒にいる理由だったりもするはずです。
ですが、そこはいいとしても実は彼女のひょんなことからのツッコミやダメだしだけで急に一変して弱々しくなってしまう男性もいるのです。
そこまで責めなくてもいいと思っているのでしょう。
だいたいの人がそんなにも大したこともないはずですし、感情もそれぞれなのですが、ウィークポイントが幅広いのでしょう。
そんな一面を知っても好きであるのならばいいのですが、全く知らない状態であれば驚いてしまかもしれませんね。
彼女に気を使いすぎているから
男性でも女性でも人とどんな形であれ、関係性を持つことによって、とても気を使う人がいます。
あまりにも人に気を使いすぎてしまうので、人から見るとちょっと付き合いづらい印象をあたえることもあります。
ですが、それも最初から隠していたわけではないのですが、徐々に気がついてしまうこともあるのです。
彼女に変なことを言って嫌われてしまったらどうしよう・・・、そのまま険悪になってしまったら別れてしまうかもしれない・・・。
などと、勝手な妄想や連想でだめな方へと方向性を決めがちな人は一緒にいるだけで大変に疲れてしまいます。
会話中で彼女が学校や社会で疲れた時のふとした時の冷たく思ってしまった返答などでしょんぼりしては涙目になることや泣いてしまうことがあります。
彼氏が泣くときの対応
彼氏と一緒に泣いてあげる
彼氏が泣いているときは一緒に泣いてあげると、彼の心はどんどん落ち着いていく傾向にあります。
これは相手に共感を示すことで心を開かせることができる心理テクニックを使った対処法です。
より相手を落ち着かせたいのであれば、彼氏よりも泣くようにするのがポイントです。
というのも人は自分よりも焦っていたり混乱したりしている人がいると途端に冷静になる生き物だからです。
ですのでより泣くことで彼氏の心を冷静にさせることができるというわけなのです。
またこのとき基本的には慰めるような言葉は言わなくても構いません。
ただ一緒に泣いてあげるだけで、十分な対処法になるからです。
むしろ余計なことを言ってしまうと、彼氏の心は追い詰められ、より涙が溢れ出てしまうことにもなりかねません。
それゆえ何も言わずに泣き続ける、それが彼氏が泣いたときの手っ取り早い対応なのです。
これ以上泣くなと叱咤する
彼氏が泣いたときの対応には、相手を叱りつけるという方法があります。
「これ以上泣かない、男でしょ!」と叱り付けると、彼氏の方もしっかりしなければと落ち着く可能性が高いのです。
ですがこれは男性と女性の性格が関係してくる対処法であるため、万人に使える方法ではありません。
例えば男性側のプライドが高い場合、叱咤されると落ち着くどころか余計に心が荒れ狂うこともありえるのです。
ですので男性が叱られても逆切れしないタイプの場合でしか、叱咤する方法が効果的とは決して言えないのです。
また女性側はどちらかといえば、サバサバとしたいわゆる姉御タイプじゃないと叱咤しても相手を落ち着かせるまでには至らないことがあります。
このように彼氏が泣いたとき、相手を叱咤するという対応は男性と女性がどういうタイプかによって、効果が現れるか現れないのかが決まるのです。
ただただ側にいて慰めてあげる
彼氏が泣いたときに側で元気付けてあげるというのも有効ですが、あまりにしつこくすると嫌がられてしまう場合もあります。
ですから何もせずただ側にいて話を聞いてあげるというのも一つの手です。
このとき押し付けがましくならないように励ましの言葉を時折かけたりといった対応をすると、彼の気持ちもどんどん晴れやかになっていきます。
例えば彼氏が泣いている理由が仕事がうまくいかないなどと言った場合、「あなたはよく頑張っている」「そのことは私が一番知っているから」などと言うと、彼氏の心に自信というものが生まれてきます。
恋人の言葉というものは心強いものがあるため、思ったことを素直に言うだけでも高い効果を発揮する確率が高いです。
ただこの手法は彼氏の泣いている原因が仕方のないものである場合に限ります。
何もせずに放置しておく
彼が泣いているときに話を聞いてあげたり、側にいて励ましてあげたりするのは彼女としてやってあげたいことの一つだと思いますが、人によっては放っておいてほしいと感じる場合があります。
そんなときには泣けるだけ泣かせてあげましょう。
どうせ三日三晩泣き続けるということもないわけですから、とことん泣かせてあげるのです。
泣くだけ泣いたら彼も多少はスッキリするでしょうし、自分を見つめなおすこともできます。
ですから声をかけてもどうしようもなさそうだなと感じたときには、いっそのこと放っておきましょう。
彼だって男なのですから、自分で解決できるはずです。
なのでその力を信じてあげて、そっと見守るだけにするのも良いかと思われます。
とはいえ彼が相手にされていないと感じないようにうまく立ち回ることが大切ですよ。
彼氏が泣く理由を理解する
いかがでしょうか。
彼氏が泣くのには必ず理由があります。
先ほどご紹介したような「思い通りにいかないから泣く」というのはもちろん論外ですが、男性でもどうしても泣きたくなることはあるものです。
まずはその気持ちを理解することが必要です。
相手の気持ちを理解することができれば自ずと自分のことのようにそのことを意識するようになるでしょう。
彼氏の泣く頻度が多いとイライラしたり、うんざりしてしまいがちですが、一旦受け止めることを心がけてみてはいかがでしょうか。
受け入れることで新しい対処法が見つかるはずです。