モラハラに悩んでいる人は決して少なくありません。
しかも、モラハラは自分自身が悪いという感じになってしまうため、なかなか周りにも相談できない状況になりがちです。
そしてどんどん精神的に追い込まれていき、支配されていくという悪循環にはまります。
最適な対処法としては、そんな人と一緒にならないことですが、なかなか見分けができないものですよね。
そこで今回はモラハラ彼氏・旦那・妻の特徴とその対処法についてご紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
モラハラ彼氏・旦那・妻の特徴とその対処法
モラハラ彼氏になる原因は家庭環境
原因の一つとして彼の育った家庭環境を考えてみましょう。
親の扱いが子どもを嫉妬深くならせることがあります。
一人ひとりの子どもはそれぞれの特徴があり、同じ子どもはいません。
しかし、もし親がいつも「あの子のようになりなさい」「どうしてあの子と同じようにできないの」と言って育てるなら、その子は自分の良さを理解できず、他の人の持っているものばかりに目が行くようになります。
またある場合には親の愛情を十分に受けなかったということもあります。
愛情を注がれなかったために何かを得損なっているという感覚がなくならず、「ない」ということに極度の不安を感じるようになります。
学歴が高い、有名企業勤務など世間一般的な評価の高い背景がある
モラハラは、競争社会を生き抜いてきた人に多いです。
ですので、学歴が高かったり、有名企業に勤務していたりと、世間的な評価の高い地位を手に入れているパターンが多いです。
こうでなければいけない、こうあるべきだ、というような固定観念が強く、それに合わない、またはあわせられない人のことを見下してしまうことが多くあります。
自分の悲しい過去を語る
徹底的な言葉の暴力で相手の心を壊していくモラハラ男に特徴的なのが、意外や意外に、最初の人当たりはとても優しいということです。
気配りも気遣いもでき、「素敵な人格者」として登場します。
後々の豹変など微塵も感じさせません。
少し打ち解けてくると、モラハラ男はすかさず「自分がいかに家庭に恵まれず不幸であったか」など、過去についての悲しい出来事をしんみりと話し始めます。
この時にはもう罠が張り巡らされています。
この同情を引く話にうっかりのってしまうと、モラハラ男は「心をつかんだ」「俺から離れない」として突如態度を一変させます。
初めの物腰柔らかい言動はどこへ吹き飛んだのやら、ささいなことで相手をなじる、人格を全否定し束縛するといった行為へ発展していくのです。
出典 モラルハラスメント(精神的暴力)特徴、傾向、モラハラ地獄抜け出し方!
束縛し、相手をコントロールしたがる
彼女を束縛したがるのもモラハラの特徴です。
メールや電話の相手について細かく聞いてきたり、出かけるときは誰と一緒に何をしにいくのかなどをことこまかく聞いたりします。
そして、彼女の友人の中に自分の気に入らない人がいれば、それすらも排除するように彼女をおいこみます。
その友人が彼女にとってどのようによくないのか、どのような悪影響があるのか、ということを語ったりもします。
そして彼女はだんだんと友達がへり、外出や会食の機会も少なくなるのです。
それこそがモラハラ彼氏の目的なのです。
そうすれば自分の支配下、コントロール下にいれることができるのですから。
外面がよい
「最初はとてもいい人だった」「外では優しい旦那さま」ということ。彼らの根底には「完璧な自分」ということに対するこだわりがあります。
「暴力夫」「ぐうたらしている旦那さん」は、完璧な夫・恋人像からは離れてしまいますよね。
なので、周囲には「モラハラ男」であることは一切感じさせない、完璧に素敵な夫であり恋人でありつづけます。
出典 気をつけて! 恐怖のモラハラ男の特徴「ささいなことで豹変」「怒りモードがおさまらない」
モラハラ彼氏は外でとても愛想がよく、世渡り上手な部分があります。
ですので、周りからの評価はとても高く、いざモラハラ彼氏だったと気づいたときに周りに伝えたとしても、周囲の人間は「え?あの○○くんが?信じられない」と驚くほどです。
モラハラ彼氏は世間体を気にするからこそ、外からの評価は高いのです。
愛想をふりまくのも得意なのです。
思い通りにならないと文句を言う
ワガママ男の典型ともいえるこのタイプは、モラハラ男になる危険度も高めです。
交際初期には直接あなたに文句を言わず、心の中でイライラしているだけだったとしても、交際期間が長くなるにつれてタラタラと文句を言ってきて喧嘩が絶えなくなるかもしれません。
器の大きい大人の男性であれば、思い通りにならないくらいで不機嫌になったりはしないものです。
出典 あなたの彼は大丈夫…?「モラハラ予備軍男子」のヤバイ兆候4つ
モラルハラスメントな彼氏は自己愛が強くわがままな性格を持っています。
常に自己を正当化しようとしますので、そのために他を精神的に傷つけることが多くなるのです。
その特徴は様々ありますが、まずあげられるのが、責任転嫁。
なにかミスやアクシデントに対応できなかったとき、「だって」と言い訳し「自分は悪くない」と必ず主張します。
彼氏のミスで、デートや旅行中に不都合が起こったとしても、自分に責任があることを決して認めようとはしませんし、必ず言い訳をする傾向があります。
もし、こちらがそれに反論しようものなら、激怒するでしょう。
挙句「おまえが悪いんだ」という、まったくお門違いな責任転嫁まで平気でしてしまうのがモラルハラスメント彼氏の特徴です。
勝ち負けにこだわる
モラハラ彼氏は勝ち負けにこだわります。
なので、他人と自分を比較されることを嫌います。
ささいな口げんかをしたときにも、必ず自分は正論を言っていて、「勝ち」だということをアピールしてきます。
人の価値観を受け入れられないだけではなく、明らかにモラハラ彼氏が悪い場合でも、その「負け」という状態を受け入れることができないのです。
明らかに間違っている場合でも、その間違っているということを正当化するためにうそをつきます。
自分の立場を守るためであれば、嘘をつくことはモラハラ彼氏にとっては容易いことなのです。
肉体的な攻撃、暴力はしない
モラハラ彼氏はあくまでも言葉や態度で相手を攻撃するだけであって、肉体的に人を傷つけたり、暴力をふるったりすることはありません。
相手を怪我させてしまったり、暴力をふるってあとがのこってしまったりすると、モラハラ彼氏の世間からの評価が下がるからです。
他人から気づかれないように言葉の暴力で相手を追い込みます。
もちろんそれは密室でおこります。
第三者がいるところではとても穏やかな状態でいられるにもかかわらず、密室でふたりっきりになったとたん、モラハラがはじまるのです。
理不尽なことで怒る
外で嫌なことがあっても、その場で当事者を怒らず『気にするな』なんてニコニコしている男性に多いパターン。
学校や職場、または上下関係のあるグループ内での彼の様子はどうですか?
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自分より立場の弱い者に対しては高圧的になる
※目上にはペコペコするくせに…
そして、外ではシラッとした顔をしながら必死に抑えて溜めこんでいた怒りの感情をぶつけられる被害者が「身近にいる弱い人」である「彼女や奥さん」。彼の不平不満の連打を浴びるサンドバックの役割りを押しつけられます。
怒ると言っても肉体的な暴力を振るうのではなく”言葉で責めてくる”のです。
また、彼女には直接関係のないことに対して怒っていたはずが、いつの間にか怒りの矛先が彼女に向けられ『なんで私が怒られるの?』と、訳がわからない展開に。
出典 モラハラ彼氏になる男の特徴・対処法・別れ方、危険だよ!
モラハラ彼氏の特徴のまとめ
プライドが高い
外面が良い
付き合う前までは優しかった
自分や自分の周囲の人々を罵倒する、バカにする
自分の間違いを認めない
怒り出すとこちらが泣くか、心が折れるまで責められ続ける
自分の思い通りに物事が進まないと不機嫌になる
他人に共感する能力が低い
主に上記のような特徴を複数持ち合わせています
モラハラ彼氏の対処法
リアルタイムでいちいち指摘する
モラハラをする彼氏の大きな特徴は、自分がしていることがモラハラであることにまったく気がついていないということです。
本人にとっては、自分の感情のままに、ダイレクトに相手に意志を伝えているだけのこと。しかもそれは常に正論だと信じています。
ですから、その言動によって相手が傷ついていることに気づかない、あるいは、気づいていたとしても「悪いのは相手なんだから、ちょっとぐらい傷つくのは当然」と考えているのです。
そうした彼氏に対処するには、まず、「あなたの言動はモラハラであり、それによって自分は大変傷ついている」ということを気づかせなければなりません。
彼氏に直接伝えましょう。ポイントは、リアルタイムで指摘すること。
やってしまいがちなのが、彼氏の日ごろのモラハラをある程度ガマンして、ガマンの限界に達したときに「あのときこう言った。
このときこういう行動をして私を傷つけた」と、まとめてアピールするやり方です。
これでは、まったく効果がありません。モラハラを感じたら、すぐにその場ではっきり指摘しましょう。
モラハラ発言を録音しておいて、彼氏に聞かせる
それでも効果が見られないときは、彼氏のモラハラ発言を録音するという方法がいいでしょう。
モラハラをする人の多くは、くどくど話をくりかえし相手を責めようとします。
ですから、「また始まった」と思ったら、すぐに録音するのです。
こっそり操作すれば、彼氏に気づかれずに録音できる方法が、今はいろいろあります。
この方法の場合は、前項とはちがい、すぐに録音を聞かせるのはNG。
少し時間を置いて、彼氏が冷静になってから、「昨日、あなたはこんなこと言ったのよ」と、その録音を聞かせるのです。
そして、「これで傷つく私がおかしい?」と聞いてみましょう。
彼氏は客観的に自分の発言を聞いて、「これはまずい」と気づいてくれるかもしれません。
モラハラ彼氏と別れたいことも選択肢にした話し合いをする
録音作戦もうまくいかなかったら、あとは話し合いしかありません。
その際、「別れ」を選択肢に加えた話し合いをするのがポイントです。
「モラハラが改善されないようなら、別れるしかない」と最初に宣言しておいて、それから話し合いを始めるといいでしょう。
それでも彼氏が改める気がないようなら、そんな男にいつまでもかかわっている必要はありません。さっさと別れて、まともな彼氏を見つけましょう。
モラハラ彼氏の対処法はハッキリ言い返すこと
多少、言い返せるような強気さと話す力が必要になってきますが、ハッキリと言い返す事でモラハラな彼氏を怯ませることができる可能性があります。
モラハラな質の男性は言い返さない立場の人や弱い人に対して口撃をします。
そんな人ほど逆に言い返されると小さくなってしまうものなんです。
それが、こいつは気が弱いし、言い返さないだろうと思い込んでいる相手なら尚更、言い返すと効果的です。
なので、モラハラ彼氏にはハッキリと言い返す事で対処できます。
言い返す時は、彼氏の言葉をいきなり遮って彼氏より少し大きな声で言い返し始めると効果的です。
勇気を振り絞って言い返してみましょう。
全力で無視をする
モラハラな事をしてくる彼氏には全力で無視をする事も効果的です。
無視をするということは相手にしていないということになります。
その無視をする時は、何を言われても平常心というような顔をして知らないふりをしてみましょう。
今まで彼氏のモラハラな発言に対してごめんなさいなどと言っていた人なら尚更有効です。
ついに、口を聞いてもらえなくなったと事の重大さに気づいてくれる可能性があります。
モラハラな口撃が始まったら、無言を貫きましょう。少しムスッとした顔をするのも良いですね。
彼氏が口撃をしている最中時々、冷めた目でチラリと見るのも効果があります。
モラハラな質の人は予想外の出来事に対しての処理能力に欠けていることが多いです。
なので、普段とは違う反撃法で対処してみましょう。
モラハラ彼氏の対処法は冷たくあしらう
モラハラな彼氏はごめんね、嫌いにならないで、という精神の彼女に対して自分をこいつが嫌いになる訳がないと思い込んでいる可能性があります。
そんな相手がいきなり冷たくあしらう事で彼氏に対して不安感をあたえることができるのです。例えば、どんな口撃にも「あっそ」「ふーん」「それが何か?」というような相槌を打つのです。
彼氏が想像していた返事や対応がいきなり返って来なくなってしまったら、拍子抜けして次に言いたかった言葉が出せなくなってしまいます。
モラハラにはモラハラをというような気持ちで対処することも効果的です。自分がモラハラな質の人間にならない程度にモラハラな対応をしてみましょう。
言われたことを真に受けない
モラハラ彼氏は、自分の意見が絶対。自分が正しい。と言わんばかりに、人の意見を否定してきます。
さらにそれがエスカレートすると意見だけでなく、行動の一つ一つや、趣味などすべてを否定するようになってきます。
いくら彼の意見が間違っていても、恋は盲目というように「彼は大丈夫」「彼を信じよう」という気持ちが働いて、彼の意見を受け入れてしまう女性が多いです。
「私が悪い」と思わずに、「ごめん!」と軽く謝ってあまり気にしないようにしましょう。
「適当だ!」などと言われて暴力を振るわれる等、彼の行動がエスカレートした場合は絶対に今後幸せになれませんので別れた方がいいです。
モラハラ彼氏の対処は自分の時間を大切にすること
モラハラ彼氏は、「こんなにダメ人間のお前と一緒にいてあげられるのは、俺だけだぞ」と言って、ずっと一緒に過ごすことを強要してきます。
ずっと彼と一緒にすごし、否定され続けると、自分がダメ人間かのような気がしてきてしまいます。
こんな自分でも一緒にいてくれる彼が優しい、と思ってしまうこともあります。
そんな気持ちを客観的に見るためにも、少し彼との時間を減らし、自分の時間を大切にしましょう。
一人で考える時間を取ることができれば、遠いところから自分を見つめなおすことができるでしょう。
久しぶりに友達に会って、彼のことを相談すれば、今の状態がいい状態なのか悪い状態なのか、アドバイスを受けられるでしょう。
ずっと彼と一緒に過ごさずに、ちょっと離れてみましょう。
自分を持つ
彼に否定され続けて、自分では何も決められなくなってきてしまいます。
モラハラ彼氏は、相手に意見を求めるにも関わらず、「その意見は違う」「俺の意見に従え」と、自分勝手に決めつけてしまいます。
そんな彼に振り回されてしまうと、思う壺です。
何でもいいから、自分で「これ!」という意見を持つことが大切です。趣味でも、習い事でも仕事でも、なんでもいいです。
否定されても「これだけは!」というポイントを忘れないでください。
モラハラ夫の特徴とその対策
モラハラ夫は何でも人のせいにする
モラハラ夫の特徴として、何か責められたときなどに、どんなに悪いとしても訳のわからない言い訳をして、人のせいにします。
自分が謝る事は考えられないのです。認めもせず、ただただ言い訳をして、周りの人を責め立てます。
会話のなかでも、明らかに悪いのは自分の方なのに、偉そうに相手を見下したり、責任転嫁をしてしまうという特徴が有ります。
理不尽に周りを責め、暴言を交えながら自分は悪くない、正しいのだとアピールすることで、精神的に相手を痛めつけます。
表向きはとっても良い
表向きはとっても良く、良い旦那であり良い父を装います。
世間体を過剰に気にするばかり、普通の人よりも何倍も良い人に思われたいという願望がとても強いのです。
ご近所では、とても評判の良い旦那さんでも一歩家に入ってしまえば考えられないくらいの、モラハラ夫になるのです。
家と外に自分のスイッチを持っており、外ではニコニコとしてさぞ機嫌が良いのではないかと思いつつ、家に帰ってくると別人なのではないかと疑うほどに豹変して、文句を言ったり暴言を吐いたりします。
表向きは完璧な人間を演じ家ではその演じることのストレスに加えて完璧ではない自分を出してしまいます。完璧な自分になれないことへの八つ当たりともとらえられます。
嫉妬や依存そして束縛
モラハラ夫の特徴のひとつに相手の行動を監視束縛するということがあります。
幸せそうなのが許せない、笑っているのが許せないなど、どんどんエスカレートしていきます。
モラハラ夫からしてみれば、全てをぶちまける事の出来る相手なのですから、逃げられたら困るのです。自分の知らないところでどんな事をしているのかどんな人間関係なのか気になり、監視します。
依存してしまうのです。
すると、近所付き合い、趣味、友人付き合いまでも制限し、どこかへ行くときも、何でいく必要があるのか!そんなの行かなくてもいい!と束縛してしまうのです。
自分の思い通りにならないと、暴言を言い従うまで精神的に追い詰めます。
モラハラ夫は人に厳しく、自分にやさしい
モラハラ夫には、人に厳しく、自分にやさしいという特徴が挙げられます。
モラハラ男は要するに、人に対して厳しい目を向けているため、「気に入らない」と感じることが多いのです。
同時に、自分に対しては、深く内省するということをしませんから、どうしても甘くなってしまいます。これは、普段の言動から見えやすい特徴でしょう。
ですから、少しでもこうした傾向があるようなら、「モラハラ夫になるかも」と疑ってみることをおすすめします。
第三者がいるところではけっしてモラハラしない
モラハラ夫は基本的にナルシストで、人が自分をどう評価するかに大変敏感です。
ですから、モラハラは常に奥さんの前でのみ、行います。
第三者、たとえばお互いの両親や、親しい友人などがいる前では、けっしてモラハラぶりは見せないのです。
これはつまり「良い夫であり、良い父親である」という評価を他者から得たいためにほかなりません。
そして、妻と二人きりになったとき、人が変ったように、しつこく言葉の暴力を振るうのです。「人前だと、すごく良い顔をする」というタイプの男は要注意と言っていいでしょう。
モラハラ夫は人一倍、傷つきやすく、打たれ弱い
モラハラ夫の特徴は、常に自分が上の立場にたって、奥さんを責めるということです。
つまり、モラハラは一種のパワハラと考えてよく、「自分が上」という意識に基く卑怯な行為なのです。
こういうタイプの男は、自分が逆の立場になると、人一倍傷つきやすく、打たれ弱い性質を持っています。
つまらないことでうじうじ思い悩み、すぐに落ち込んでしまうような男、人から言われたことをいつまでも引きずっているしまうような男は、「モラハラ夫の素質あり」と考えましょう。
モラハラ夫はいつでも否定的
モラハラ夫は妻が夫を喜ばせたくて腕によりをかけて料理を作っても「こんなもの食べさせる気?」などと否定します。
妻がとる行動一つ一つを否定して冷たい眼差しで妻を見ます。
そして、妻が弱々しくごめんなさいと謝れば、夫は気が大きくなり、またその行動に対しても「謝れば済むとおもっているのか?」などと妻を追い込みます。
その後も決して重い空気を変えようとはせず、沈黙を貫きます。
そういった夫に対しては、決して、気弱に謝らずに「はいはい」などと返事をしてサラリと受け流すことが大切です。
間違えがあればとことん責め立てる
モラハラ夫は普段の会話の中でも、その性質を剥き出しにしてきます。
例えば、どうでもいいような日常の他愛もない会話の中で妻が物の名前などを間違えたとします。そこでも夫は妻を責めます。
人が変わったかのように「何で間違えたの?」「考えて話せばわかることでしょ?」などと必要以上に妻の間違えに対して反応して、何故間違えたのかを問いただそうとします。
問いただすけれど、妻が発言する暇を与えません。ただ責め立てたいだけなのです。
そういった夫に対しては、受け流すよりも夫が間違った発言をした時には同じように質問を繰り返してみましょう。恐らく言葉が出てこず黙り込むはずです。
外面を気にする
モラハラ夫は非常に外面を気にする傾向があります。
会社の人からの目やご近所からの目を気にしたり、他人の影響を受けやすいです。
「どこどこの奥さんはこうなのにうちの妻はどうしてこうなんだ」などと嫌味を言い出します。
それにまた気弱に反応する妻に対して、何でこれが出来ないんだ、お前は何をしてもダメだなどと妻自身を否定し出します。家では妻を酷に扱いますが、外ではいい夫を演じて外面だけは良く見せようと必死になります。
こういったモラハラ夫に対しては、奥様が一旦家庭を離れてみることをおすすめします。モラハラ夫は妻の大切さに気がつくのではないでしょうか。
ですが、その後は厳しく対応しましょう。
モラハラ妻への対策
モラハラ妻を治したいなら友人の話として引き合いに出す
モラハラをする人は、自信のその行為が相手にどれだけの負担を掛けたり、周囲に迷惑がかかっているのかを認識できていないことが多いです。
ただ身内の人間には、直接的に注意や指摘はしにくいのは事実です。
なんとか自分の行為が迷惑行為だと気付かせ、改善されていくのが最も良い方法ではあります。
まずは事実でなくても良いので、「この前、知り合いが○○したって言ってたけど、けっこう無茶な話だよね」などと話してみましょう。
他人の振り見て我が振り直せということわざを応用して、遠回しな表現でジャブを繰り出してみます。
自身の行動を顧みて、正すようなるか試してみましょう。
自分の仕事と絡めて注意を促す
そもそも他人の迷惑や困りごとに鈍かったり、そのような思考を持ち合わせていない場合はどうすれば良いでしょうか。
今度は当事者として、モラハラ行動がどれほど迷惑なのか経験してもらうのがよいです。
しかし、そういった機会は探してあるようなものではありません。
そこで、自身の仕事や職場でモラハラを受けて、こんな苦労をしたんだよというような話をしてみましょう。
当事者ではなくとも、当事者側になって考えてもらうことによって、自信のモラハラについて考え直す機会になれば効果有りです。
「こういうことがあったんだけど、どう思う?」と、聞いてみるのも良い方法かもしれません。共感してもらえれば改善の余地はありそうです。
モラハラ妻への対策として相手方の両親や子どもの力を借りる
遠回しにモラハラ経験を伝えても、共感が得られなかったり、改善がない場合はどうすべきでしょうか。
赤の他人なら割り切ってしまえばいいのですが、身内の人間だとそうはいきません。
出掛けた先や普段の日常生活の中でそのようなことがあれば、被害を被るのはこちらの方です。
そんな時の最終手段として、家族の力を借りることも考えてみましょう。家族に迷惑を掛けようとしているつもりはないはずです。
モラハラ行動によって生活に支障が出ていることや、外出等に気を使うあまり子どもにまで迷惑が及んでいるなど、両親の力を貸してもらえるかもしれません。
諦めずに、本人に気付いて改善してもらえるように、相談してみましょう。
ストレス発散方法を見つける
モラハラと一口に言っても様々ですが、共通していえることは、モラハラをしている側はあまり意識がないということです。
いじめと似ているかもしれません。
大方しているほうは思いやりが欠如した行動を取っていてもそれが当たり前と感じてしまっています。
自覚がないケースもあるでしょう。
そんなときは、もう真剣に相手にしないほうがいいのかもしれません。
まずは自分を守るために適度にストレス発散方法をみつけましょう。
あなたが働いている社会人であれば仕事帰りに社内の友人と少し遊びに出かけたりするなどです。
定期的にそのようにすると心もずっと落ち着くはずです。
自分は自分だと言い聞かせる
妻といえども所詮は赤の他人です。
一緒に住んでいるからわかりあったという錯覚が起こってしまいがちですが、モラハラをされている以上、近くにいながら一番遠い赤の他人なんだと割り切ったほうが精神的にも平穏です。
そして、自分は自分だしこちらも好き勝手やってやるぞというくらいの強い気持ちでいたほうが精神衛生上いいかと思われます。
耐えるのではなく、時にはこちらも怒りながら、心の中では「まあ、結局赤の他人だし」と思うことであふれ出る怒りを落ち着かせるようにしてください。
モラハラ妻への対策としてひそかに貯金をして脱出を企てる
モラハラとは、いじめです。
例えば、会話などを録音してどうみてもひどい場合は離婚をする際の切り札となります。
ただ、それぞれ家庭の事情はあるかと思います。
そういった場合は漠然とでもいいので、いつか離婚して第二の人生を歩むんだという思いを持ったほうが気持ちのよりどころができて落ち着くかと思うのです。
リアリティを出すために毎月少しずつ貯金をしていくのもいいでしょう。
今は子供が小さくて仕方なしに暮らしている方でも、いずれ熟年離婚をするときがやってきます。
そんなときのために少しずつ貯めておくことは、必ずメリットが出てくるはずです。
離婚するにしてもやはり金銭的な問題が結構ありますので。