あなたは、モラルハラスメントと言う言葉知っていますか?
モラルハラスメントというのは精神的な暴力や嫌がらせというのが大まかな定義です。
モラルハラスメントのパターンやモラルハラスメントが出てくるような状況というのは、ある程度決まっていることが多いです。
あなたの彼氏は知らず知らずのうちにモラルハラスメントをしているかもしれませんし、そのことが大きな悩みになっているかもしれません。
そこで今回はモラルハラスメント彼氏の特徴6つを紹介しますので、思い当たる節があるかどうか確認してみましょう。
モラハラ彼氏の特徴
- 自分は悪くないと責任を他へ転嫁する
- 自分のことでよく泣く
- 嫉妬深い
- 攻撃性のある言葉によるモラルハラスメント
- 行動によるモラルハラスメント
- 自分の行動や言動を正当化する
一緒にモラルハラスメントな彼氏の特徴を学んでいきましょう。
自分は悪くないと責任を他へ転嫁する
モラルハラスメントな彼氏は自己愛が強くわがままな性格を持っています。
常に自己を正当化しようとしますので、そのために他を精神的に傷つけることが多くなるのです。
その特徴は様々ありますが、まずあげられるのが、責任転嫁。
なにかミスやアクシデントに対応できなかったとき、「だって」と言い訳し「自分は悪くない」と必ず主張します。
彼氏のミスで、デートや旅行中に不都合が起こったとしても、
自分に責任があることを決して認めようとはしませんし、必ず言い訳をする傾向があります。
もし、こちらがそれに反論しようものなら、激怒するでしょう。
挙句「おまえが悪いんだ」という、まったくお門違いな責任転嫁まで平気でしてしまうのがモラルハラスメント彼氏の特徴です。
自分のことでよく泣く
よく泣くというのも、モラルハラスメント彼氏の特徴です。
ただし、人に同情して、ドラマに感激・感動して泣くというわけではありません。
「かわいそうな自分」に対して涙を流すのです。
一般的には、子ども時代の不幸な家庭環境や悲しい思い出を話しながら泣くというケースがよくあります。
親を早く失った、小学校の時にいじめを受けていたといった話を何度も、語りながら、泣くのです。
中には「号泣」してしまうという人さえいます。
また、付き合っている時に起きたトラブルに対しても、「自分がどんなにつらい思いをしたか」「どれだけ君のことを心配したか」と言って、泣くことも少なくありません。
もちろんこれも相手の女性のことを考えて泣くのではありません。
あくまでも「つらい自分、心配した自分」がかわいそうだから、涙を流すという理由が隠されています。
嫉妬深い
付き合っている相手に対して嫉妬深くなります。
相手の浮気を常に恐れ、しつこくそれを確認し、携帯やスマホをチェックしてしまう。
そして少しでも「疑わしい」と感じることがあれば、相手を厳しく追及する・・・。
それがとんでもない勘違いだと途中で気づいても「ごめん」と謝ることはしません。
悪いのはあくまでも相手だというわけです。
人前でも、ところかまわず大声で叱責するということも珍しくありません。
人の個人情報を盗み見たことは棚に上げ、「おまえが悪い」というスタンスで責め立てるのです。
攻撃性のある言葉によるモラルハラスメント
たとえば、彼女が何か言うたびにそれを否定し、行動するたびに怒ったりする彼氏が時々いますが、これは、モラルハラスメントの中でも最も攻撃性の高いものとなります。
折角、夕食を作り、彼氏も献立に文句も言わなかったのに、「こんなものは食べたくない」「頼んでないのに迷惑だ」と平気で怒ります。
何も言わず勝手に彼女が作ったら、場合によっては「何故頼んでもいないのに勝手に作った」とクレームも出る事もあります。
しかし、その場その場で言っている事がコロコロ変わり、強い調子で非難するという言動が出てきます。
それによって相手は、言われている言葉の内容に傷ついてしまいますし、怒鳴りながら感情をぶつけられる事で更に傷ついてしまいます。
行動によるモラルハラスメント
言葉で何か言わなくても、行動でモラルハラスメントを行い、彼女を傷つける彼氏もいます。
たとえば無視をするという行為。
約束を何も言わずにすっぽかすといった事です。
なんとなく機嫌が悪い雰囲気は伝わってくるが、彼女に何が不満なのか、どうしたらよいのか聞いても無視をして、返事をしないといった行動をとるのです。
それにより彼女は無言のプレッシャーを感じ、心理的に追い詰められます。
約束をしていたのにすっぽかしたりする場合は、時間的に振り回されるのはもちろん、何故彼氏が、こういう行動をとるのかを考えるので、精神的にも振り回されてしまうことにつながります。
言葉ほど攻撃性はありませんが、相手に与える精神的負担はかなり大きい行動の1つです。
自分の行動や言動を正当化する
モラルハラスメントをしても、彼氏は罪悪感を持たないばかりか自分の言動を正当化してきます。
モラルハラスメントとは、ナルシシズムが病的に拡大し、他者に対して自ら率先して攻撃するので、罪悪感などは持ち合わせていません。
さらに「お前の頭が悪いからこうなる」「お前が怒らせるから悪い」というような、責任を彼女に押し付け、自分は正しい・間違っていないというような事を伝えてくるのです。
そのような彼氏は、やはり無意識のうちに、自分の言う事を聞く女性を選んでいます。
このようなモラルハラスメントを受けた場合、彼氏とはお別れも視野に入れて、毅然とした対応をとる必要があります。
モラルハラスメント彼氏は判断が難しい
モラルハラスメント彼氏の特徴いかがでしたか?
モラルハラスメントの問題は被害者がこれはモラルハラスメントだと認識し辛いところだと言えるでしょう。
彼氏が怒っていても彼女は今日の彼氏は機嫌が悪いと、感じてしまえばそれで終わってしまいます。
普段よく怒る彼氏の場合はこの人は怒りっぽい人だなと、元々その性格なんだと考えてしまいがちでハラスメントを受けている認識が薄いのです。
しかしこの認識が薄い状態で、彼氏からのハラスメントが長期に渡ると、彼女が彼を怒らせてしまうのは自分の行いが悪いからだと、考え苦しむことになります。
その結果、自分自身を追い込んでしまい、彼女が潰れてしまうのです。
何度もお伝えしたように、潰れしまった彼女を見てもモラルハラスメントな彼氏は罪悪感を持ちません。
ここまで来て、初めて彼女が彼氏からモラルハラスメントを受けていたと認識するのは悲劇です。
モラルハラスメントの線引きは難しいですが、彼氏の言葉の暴力や嫌がらせが多いなと感じたら周りの人に一度相談してみたり、距離を置いたり、別れることを視野に入れておくことをオススメします。
客観的な意見を聞いて、彼氏の行動が明らかにおかしいとなればそれがモラルハラスメントなのです。