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我が強い人の特徴や心理と我が強い人との付き合い方とは?

我が強い人の意味とは、自分の意志が正しいと思い込んでおり、それを周りに押し付けたり、押し通そうとする人のことです。

一言で言えば、自己中心的な性格だと言えるでしょう。

あなたの周り人もそのような人はいないでしょうか。

おそらく一度ぐらいは悩まされたこともあるでしょう。

あなた自身が周りとよく同調する性格であれば、「どうしてこの人はこんな強引なのだろう」と思うこともあります。

そこで今回は我が強い人の特徴や心理についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。

また、我が強い人に対してはどう対処するのが正しいのか、その方法や付き合い方についてもご紹介していますので参考にしてみてください。

【目次】

我が強い人の特徴や心理

人に相談することが嫌い

社会人の基本的コミュニケーションは「報告、連絡、相談」ですが、我が強い人はそのうちの「相談」が大嫌いです。

我が強い人は、人と話し合うとき、無理にでも自分の意見を押し通そうとしますが、人に相談する時はなかなかそうはいきません。

相談というのは、相手に意見を求め、相手と話し合う中で、よりより判断をするために行うものでしょう。

たとえば、仕事のことで先輩に相談するとします。

その場合、相手は先輩なのですから、自分ではこうしたいと思っていても、先輩の意見に従うことがどうしても多くなります。

我が強い人は、そのように人の意見に従うことが嫌いなのです。

何事も自分の思うとおりにしない時がすまない性格なのが、我が強い人なのですが、人に相談すると、自分の思うとおりにならないことが出てきてしまいます。

我が強い人は、人と意見を戦わせる時でも、何が何でも自分の意見を押し通そうとしますから、人と衝突してしまうことが少なくありません。

上司や先輩と言い争いになって、衝突してしまうのは好ましいことではないでしょう。

それがわかっているために、たとえ、仕事で必要なことであっても、上司や先輩に相談することを避けてしまうのが、我が強い人の特徴なのです。

グループの中心にいて仕切りたがる

なんでも自分の思い通りにしないと気がすまない我が強い人は、グループの中にあっては常にその中心にいようとします。

どんなグループにも、リーダー的な存在の人がいるものですが、我が強い人はリーダーになりたがる傾向が強いといっていいでしょう。

リーダーにもいろいろなタイプがあります。

調整型のリーダーもいれば、強いリーダーシップでメンバーを引っ張っていくタイプの人もいるでしょう。

我が強い人は、場を仕切るタイプのリーダーです。

その場を自分の思うとおりに仕切ることで、充足感を得るのです。

「あなたはこうしなさい」という指示をそれぞれに与えて、場を仕切ろうとします。

我が強い人は、ほかの人にも自分のやり方をやらせようとするところがありますが、仕切るタイプのリーダーになれば、そのようにほかの人に指示して、自分のやり方に従わせることができるでしょう。

逆に、人にイニシアティブをとられて、人の言うとおりにすることは大嫌いです。

グループの中の「その他大勢のメンバー」になってしまうと、リーダーの指示に従うことになってしまいます。

そうなることを避けるために、自ら進んでリーダー役を買って出て、その場を仕切ろうとするのが、我が強い人の特徴ということになるでしょう。

人に頼ることが嫌いで、自力で何とかしようとする

我が強い人は、人に頼るということがきらいです。

何かむずかしい仕事を抱えて、苦戦しているとしましょう。

そんなときは、同僚や上司に頼んで、力を貸してもらおうとする人が少なくありません。

実際にそうしたほうがうまくいくことが多いでしょう。

我が強い人は違います。

人に頼ることを良しとしませんから、仕事に苦戦してうまくいかない状況にある時でも、人に弱音を吐いて助けてもらおうとすることはありません。

たとえ、同僚から「手伝おうか」という申し出を受けても、「けっこうです」ときっぱり断ります。

そして、最大限の努力をして、何とか自力でやり遂げようとするのです。

そこには「人に負けたくない」という、我が強い人特有の心理があると考えていいでしょう。

人に頼るには、人に頭を下げなければなりません。

先ほどの例の場合では、「仕事が大変なので、私を助けてください」と同僚に頭を下げるわけですが、我が強い人は人に頭を下げるのは、相手に負けたことになると考えます。

そのため、人に頼ることを良しとしないのです。

これは逆から見れば、けっして弱音を吐かない、自立心の強い性格ということもできるでしょう。

我が強いというのは、ネガティブな意味で用いられることの多い言葉ですが、我が強い人にはそうしたポジティブな面もあるのです。

我が強い人のことが嫌いな理由

物事の決めつけが酷い

我が強い人は信念を持ち生活しているので、良くも悪くも人間関係が上手くいかないことが多いです。

物事を決めつけるイメージもあって、なかなか柔軟な意見を持ってくれない欠点があります。

我が強い人にも優れた人と優れない人が存在します。

優れない人は、間違った固定観念でも意見を曲げようとしないのです。

どんなに他が意見の改善を求めても聞く耳を持とうとせず、何でも自分の意見が正しいと考えています。

我が強い優れた人は、他の意見を聞く耳をもったうえで皆が納得できる意見を提示することができるのです。

納得できる意見さえも脆く、他人に対する配慮が全くないので好きになれない人が多い。

人間関係においても付き合う中で良い相乗効果は得られませんし、何も学べることはありません。

上司には絶対したくありませんし、恋人や同僚、友達といった存在にも御免です。

全ての我が強い人に当てはまりませんが、接していると疲れてしまいます。

何より「自分が自分が」と前にくるので、此方が驚いてしまうこともあります。

我が強い人と良い関係性を保つために、此方も良く考えて行動する必要があり面倒です。

物事に対する柔軟さに欠ける

我が強い人は世の中で生きていくための柔軟さが欠けていることが多い。

「ここは妥協しようよ」と感じる場合でも、余計な口出しをするから見ていられません。

我が強い人の中には、自分の信念を相手に上手く説明したり、生きるうえで大切なことを知る優れた方もたくさんいます。

しかし、ダメな人は「我が強い」ことを間違って誇るからたちが悪いのです。

意見を譲らないことは時として重要ですが、譲らなければならない時を察知するのが下手。

優れた能力と思考を持たないのに、自分を勘違いしているためか、相手を馬鹿にしているとさえ映ります。

柔軟さに欠ける影響は、当事者よりも他者に多く与えてしまうことが問題です。

また物事を多面的に捉える柔軟さに欠如するため、社会に対する見方も一辺倒になってしまいます。

テレビやインターネットの情報を自分なりに取捨選択する以前に、我の強さによって本当に正しい情報なのかを考えようとしないのです。

間違った我の強さが周囲に迷惑を欠けているのに気づかない。

自分から生きづらい環境にしているのに、柔軟に対応しようとしない姿は滑稽に映ります。

自分の意見を押し付ける

人間はひとり一人が違う考えを持ち、意見の均衡を保ちながら上手に生きています。

時には意見を他者に無理やり押し付けてトラブルになる場合がありますが、そのようなトラブルは我の強さから生まれてしまうことも。

自分の意見を持つことは大切ですし、時にはその意見を貫く信念も重要な要素となります。

我の強い人は、正しいかどうかを自分で判断した脆い意見でも他人に押し付けるから嫌いなのです。

さらに我の強さから「目に見えないルール」を持つ方はもっと厄介です。

「この行動はしてはいけない」などの「あの人に対してこの発言はダメ」など、面倒な自分ルールを持つ方は我が強い人の悪い特徴。

我儘にも捉えられる考えによって、他人の人生の障害になってしまう場合も。

我が強いことは決して悪いことではなく、自分の意見を言えたり、どんな状況になっても信念を曲げないことは尊敬に値します。

でも、全ての方が考えに納得できるとは限りませんし、我の強さから威張りちらかす人間を心から尊敬なんて出来ませんよね。

何事も我の強さから自分の意見を他人に押し付ける人間は嫌いです。

我が強い人の対処法や付き合い方

会話に同調しすぎず適度に流す

自分が自分がととにかく自己主張が激しいため、まともに接していると相手にしているほうが疲れてしまうのが我の強い人の面倒くさいところです。

認められたい、自分の考えていることを誰かに聞いて欲しいという気持ちが人一倍強い上に、基本的に同調しか求められていません。

我の強い人の話は、自分が正しいことを確認したいだけのものなのです。

ですから、対応する時には基本的に右から左へ流しながら、適度に相槌を打っておくだけで相手は満足してくれます。

しかしながら「そうだね」「凄いね」と受け入れることばかり口にしていると調子によって話を続けるばかりですから、「ふうん」「へえ」と少し気のない感じで話に集中していないことを適度にアピールしておきましょう。

耳を傾けているけれども興味を持たれていない、ということに気がついてもらいやすくなります。

一番気をつけたいのが、我の強い人と同じテンションで相手を持ち上げることです。

調子に乗らせておけば扱いやすいタイプではありますが、あまり個人的に懐かれても面倒なので、いつも冷静に対応するようにしてノりが悪い人、話しても面白くない人と思われておいたほうが楽です。

可能な限り強い否定をしない

我が強い人が何よりも嫌うのは、自分自身を否定されることです。

誰からも肯定されていると思っているからこその主張の強さですし、受け入れられて当然と思っているため、たとえ間違っていることであっても注意されたり指摘されれば恨み言すらいうことがあります。

誰にでも失敗をすることがありますし間違うこともありますが、我が強い人のそうした指摘は人格否定されるほどダメージが大きいもので、だからこそ反発をしてしまうのです。

良かれと思って口にしたことが、相手の反感を買って喧嘩を仕掛けられるということにもなりかねません。

そうしたことを回避するためにも、我の強い人にはっきりとした否定をしないほうが賢明です。

どうしても見逃すことができないことがあれば、感情的にならずに冷静に理由を述べて、その根拠を理論的に説明するのが効果的です。

その上で、あなたなら当然理解できることで、こちらが言うべきことではないだろうけれども確認のために口にした、とプライドを傷つけないようにしておけば、無用なトラブルは回避できます。

大人な態度を示せば、子どものように癇癪を起こす可能性も低くなるでしょう。

なるべく複数の人と一緒に接する

癖の強いものであっても、他の多くの中に混ぜてしまえばある程度はマイルドになります。

我が強い人と対する際には1対1でいることをなるべく避けて、グループで接するようにしましょう。

もちろん、こうしたタイプは集団の中でも自分が中心になりたがります。

しかし、他に接する人が多ければ、何かしら圧力をかけてきたりとても受け入れられない提案をされた時など、やんわりとその人を否定する空気を作ることが可能です。

中には我の強い人が機嫌を損ねないように「まあまあ」と柔らかく注意ができる人もいるでしょうし、我が強いといっても身勝手だったり嫌われたいわけではないため、孤立してしまうような強い態度は控えめになります。

面倒くさい人と対応する時には、その面倒くささを複数の人に分散させてしまえばいいのです。

また、自己主張が強い反面、この手のタイプは他人からの評価を非常に気にしています。

不興を買うような態度を続けてグループ内からの評価を下げてしまうことは本位ではありませんので、誰かと一緒に対処するようにしておけば扱いやすくなるというメリットがあるのです。

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