付き合っている彼氏が独占欲が強い人、付き合う前は分からなかったのに付き合ってみたら独占欲が強い人だった等と悩む人は少なくありません。
自分の思い通りの生活が出来なかったり、どこかへ行くのにも彼氏と揉めてしまったり、制限されてしまうということも有ります。
そうなると、元々彼氏に束縛されたり支配されたいという願望が有る女性ならば喜んで付き合えるでしょうが、そのような願望も無ければ、彼に束縛されたりせずに自由に伸び伸びと付き合いたいという人にとってはとても苦痛なことです。
そして、結果的にイヤなところが目に付きやすくなってしまい、冷めてしまうということにもなってしまいます。
そうなってしまうと、好きという感情が有るのにも関わらず、相性が合わないのではないか、別れた方が良いのではないかと精神的に辛い日々を送る事になってしまいますので、そうならない為には、お互いを尊重した付き合い方をするのが一番良いことです。
そこで今回は独占欲が強い彼氏との付き合い方をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
独占欲の心理とは
男性にとって、生まれて最初に出会う女性は母親です。
で、ある程度大きくなるまで母親が子どもの面倒を見てくれます。
子どもにとっては、異性を独占している状況です。
この状況において得た、「独占できる快感」を人は覚えており、その快感を取り戻そうとする気持ちが強い男性は、オトナになっても女性を(彼女を)独占したがるのだそうです。
子どもは大きくなるにつれ、母親を独占できないことを知ります。
母親には父親という存在があることを理解します。
この事実に直面したときに、「すごくショックだ!」と感じた男の子は、オトナになって、独占欲が芽生えることもあるのだそうです。
自分を好きになる女性がいなくなることによって自分のこれまでの自信の源になるものが失われる感覚を感じるわけです。
つまり自分を支える「何か」が壊されるんですね。
そして、それを守るために防衛をするために自分が正しいことを証明しようとあらゆる手を使うわけです。
つまり、独占欲っていうのは自己愛とか自信とかを失う時に感じやすく・・さらに「その自信や自己愛を支えるものを失われる状況」によって生み出されるパターンが多いんです。
出典 独占欲は「自信・自己愛」と「自己否定される状態」からうまれる。
独占欲が強い彼氏との付き合い方
男友達とはなるべく付き合わないようにして彼氏の独占欲をおさえる
約8割の男性は“男友達がいてもOK”という立場をとるものの、内訳を見ると「どちらかというとイヤだけど許す」が約43%で最も多い割合となっています。「口には出せないけれど、実は男友達の存在が気になる……」という微妙な男心も見え隠れしますよね。
出典 独占欲なの!? 「彼女に男友達は絶対許さない」2割もいると判明
独占欲が強い彼氏にはとにかく彼氏を優先させる
「仕事で忙しい彼女と偶然にも休日が合ったとき、もともとあった予定をキャンセルして会ってくれた。さすがに謝ったけど『プライベートは○○くん優先だからいいの』と一言。自分が誰にも負けない存在なのだと思うと嬉しかった。」(24歳/金融)
「あなたを誰よりも優先します」と言って喜ばない男性はいないでしょう。
とくに「相手の負担にならないようにしよう」といつも気を遣いあっている大人なカップルであれば、この一言が彼の心をグッとつかむはずです。
愛情表現、スキンシップを出来るだけ多くして独占欲を満たす
独占欲の強い彼氏の特徴の一つに、彼女からの愛情が感じられず自分ばかり好きなのではないかという不安な気持ちを持っていることが有ります。
彼は、自分ばかり彼女に尽くしたり時間を作ったりしていると思い込んでいるために、彼女が違うことに気を向けたり時間を使っていることが許せないのです。
友達と遊びに行くと言えば、何で行かなければいけないのか俺と一緒に行けば良いじゃないか、と優先順位が常に自分でいて欲しいという願望がとても強いため、結果的に相手を束縛してしまい独占欲が強いと思われるのです。
そんな彼も、彼女が積極的にスキンシップや愛情表現を常日ごろからするようになると、少しは改善されるものです。
例えば、メールをするときに「いつもありがとう」や、「大好きだよ」という言葉を入れるようにすると、彼はとても安心します。
それに、デートの時にはキチンと手を繋いだり彼の事をとても好きで大事にしているという態度を心がけてください。
例えば、デートの最中に彼が寒そうにしていたらマフラーを貸してあげたり、温かい飲み物を買ってあげて渡すときに「風邪引いたらデートも出来ないし、会えなくなったら寂しいから暖かくしてね」という感じに言うだけで、彼は彼女に大切にされているなと思うのです。
よく、独占欲が強い彼氏と付き合っている女性に多いのは彼氏の独占欲の強さに一歩下がって構えてしまっているということが多いです。
彼の言われた通りに行動することが、彼を満足させるのかといったら大間違いなのです。
独占欲の強い彼氏の言うとおりばかりして、常に受け身だったら彼の方はそのうち自分自身のことを惨めに感じてきてしまい、「俺ばかりが彼女のことを常に考えているのに」という感情が出てくるために、どんどんエスカレートしてしまうのです。
彼の独占欲がエスカレートしてしまったら、自分の考えていることを言えなくなってしまったり、行動が出来なくなって彼に対しての意思表示が全く出来なくなってしまいますよね。
そうならないうちに、彼に対していっぱい愛情を注ぎ彼を安心させることに全力を注いでください。
彼がどこか友達と遊びに行こうとしたら、「寂しいから、イヤだ」と言うなどすれば彼も嫉妬するなんて可愛い奴だなとまんざらでもないでしょう。
そうゆうことを繰り返しているうちに、彼も彼女に愛されているという安心感がどんどんと大きくなりますので結果的に独占してくることも少なくなるでしょう。
独占欲が強い彼氏は自分に自信がないだけということを知る
自分に自信を持てないでいる彼氏には、自信を持つことができるような配慮が必要になります。
あなたができることは彼氏の良いところをみつけたら60秒以内に褒めること、折をみて「○○くんにはこんないいところがあるよね」と伝えてあげることです。
そうすることで、彼氏は自分の才能に気づくことができ、自分に自信を持てるようになるでしょう。
時間がかかる作業かもしれませんが根気強く声かけをしてみましょう。
同じ趣味を持って独占欲を満たす
独占欲の強い彼氏と付き合っているととても世界が狭くなります。
例えば、好きなように予定が入れられなかったり、友達と思い通りに遊べなかったら友達付き合いも悪くなってしまって友達も減ってしまいますよね。
そうなると、彼は彼女しか見ることが出来ず、彼女も彼だけとしか時間を過ごせなくなってしまいます。
気がついた頃には、お互いが依存し合って二人だけの世界でしか生きていけなくなりとても暗い人間になってしまう可能性も出てきます。
そんな人生送りたくないと思う方は多いでしょうが、そんなときは彼と一緒に楽しめる趣味を作ることをオススメします。
独占欲の強い彼氏ですと、彼女の人間関係にとても興味を持ち干渉してくる事が多いですよね。
その為、彼の知らない人とは付き合うことが出来なくなってしまう事が有ります。
二人だけの世界で過ごしていると彼氏の独占欲は、どんどんと強くなっていきしまいには家族とどこか行くのにも嫉妬してさまざまなことに対してエスカレートしてしまう危険性も有ります。
そんなときに、別れ話を切り出したら別れるのにとても苦労するようになってしまいます。
独占欲が強い彼氏だからと、それに従って付き合うのではなく彼と一緒に表の世界に触れることが彼の独占欲を抑えられる一つの方法です。
彼は彼女と一緒ならば安心するので、一緒に新しい趣味を始めようと提案すると、一緒になにかをすることに新鮮な気持ちを持つために気が紛れて、彼女の事ばかりを考えて独占するという事が減っていきます。
世界が狭くなればなるほど、彼女に依存しやすくなるので何か新しい事を始めて気持ちを紛れさせることが大切です。
独占欲を満たすことに疲れたら関係を見直してみよう
いかがでしょうか。
最後に、独占欲が強い彼氏に困った時に何でも自分だけで解決しようと抱え込んでしまうと精神的にとても苦しい思いをしてしまいます。
付き合ううちに、一生このままなんて無理だなと感じたり、上で紹介した内容の行動を心掛けてもエスカレートして、少しも改善しないようでしたら将来的にもっと大変な目に遭うことになるかもしれませんので、関係を見直した方が良いというケースも有ります。