別れ話をする場所でおすすめなのはいったいどこなのでしょうか。
別れ話をするのは、切り出す方も言われる方も、どちらも辛いし悲しい思いをするでしょう。
そんな話を切り出すには、精神的にお互い興奮しないような、そんな場所を選ぶべきです。
そこで今回は、別れ話をするのにおすすめの場所をお伝えいたしますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
別れ話をする場所
- 人の目がある場所
- 太陽の光の当たる場所
- 自分のテリトリーではない場所
- ある程度長居できる場所
- そもそも会わないで別れる
人の目がある場所
別れ話をする時におすすめの場所は、ある程度他人の目があるような、人の多い場所です。
たとえばファミレスなどは、それなりに人がいるので、ある意味安心して別れ話を切り出すことができるでしょう。
別れ話はつい人に聞かれたくないばかりに、人目を避けて二人っきりでしてしまいがちですが、それだと話がこじれた時が厄介です。
感情的になっても、人目がなければありのままの気持ちを相手にぶつけることができるので、話がこじれた時に厄介です。
思わず感情が高ぶって、場合によってはとんでもないトラブルに発展することになりかねません。
しかし、人の目のあるファミレスなどは、周囲の目が気になって、お互いできるだけ泣いたり大声を出したりしないように心がけます。
万が一相手に泣かれてしまっても、せいぜいちらちらとみられるくらいです。
万が一大きなトラブルになったら、すぐに店員が飛んできて、場合によってはその場で相手から離れることができるのです。
身の安全性とお互い感情的になるのを防ぐのに効果的なファミレスや喫茶店などは、別れ話をするのにおすすめな場所なのです。
但し、いくら人目があるほうがいいといっても、食事の時間帯などのような混雑する時間は避けましょう。
店内が賑やかすぎて、ちょっと話がしづらいですし、席が空くのを待っているほかのお客様や店員にも迷惑をかけてしまいます。
ある程度の距離感はありますが、それでも隣のテーブルの人には話を聞かれやすいでしょう。
満席にならない程度の、午前中の中途半端な時間ががおすすめといえるでしょう。
太陽の光の当たる場所
別れ話をする時におすすめの場所の中には、太陽の光が当たる場所というのもあります。
別れ話はする方にとってもされる方にとっても、しんどい思いをして気がめいることでしょう。
それなのに、日が入らないような地下の店や、または夜の時間帯などは、同じ話をするにしてもメンタル的なダメージが大きくなります。
話の内容は暗くて重いものでも、太陽の光が当たっていることで、精神的なバランスを崩しにくくなるのです。
精神的に落ち着いている午前中のほうが、冷静に話を聞くことができるでしょう。
ある程度人の目がある晴れた日の公園などは、別れ話を切り出すのに最適といえるでしょう。
また、感情的になりやすい夜は、できるだけそういう話をするのは控えましょう。
ついお互い泣いたり怒ったりしやすくなりますし、話も長引いてしまいます。
必要以上に神経が高ぶってしまいますので、別れ話がこじれてしまいます。
そうならないためにも、落ち着いて話の出来る昼間、太陽の光が当たっている場所を選びましょう。
自分のテリトリーではない場所
別れ話を切り出す時に、自分のテリトリーではない場所を選びましょう。
たとえば自分の家近くはもちろんですが、職場やよく行く店なども避けたほうが無難です。
自分の家の近くまで相手に来てもらうと、当然相手の家からは距離があるので、帰るのが億劫という気持ちが生まれます。
そうすると、ただでさえ別れ話を切り出されて、それを撤回したくて帰りたくないのに、ますます腰が重くなってしまうからです。
さらに、自宅や職場の近くでは、万が一にも知り合いにみられる危険性がないとはいえません。
言いたいことを言いたくても、たまたま知り合いに出会ったりして、別れ話が途中で途切れてしまい、中途半端に終わってしまうということにもなってしまうのです。
別れ話をする時には、万が一トラブルになっても周囲に知り合いがいないような場所を選ぶようにしましょう。
そして帰りやすいように、できれば相手の家の近くなどがベストです。
相手がショックを受けても、何とか席を立たせて家に帰すことができるでしょう。
くれぐれも居直られてしまわないように、自分のテリトリーでもある生活エリアは避けるようにしましょう。
そうすることで、別れ話が物別れに終わった時にも、席を立ってすぐに帰ることができるのです。
ある程度長居できる場所
別れ話をする時は、ある程度長居をできる場所で話を切り出すようにしてみましょう。
そういう意味で、ファストフードの店などはおすすめです。
人の目もありますし、店舗によっては店内も明るく、日の光も差すでしょう。
さらに、温度調整もされているので、暑くも寒くもない環境で、落ち着いて話ができるのです。
店員は時たま見回りに来ますが、それほど頻繁ではありませんから、話も聞かれにくいでしょう。
別れ話を切り出す方にとっては、できれば相手がすぐに別れ話を了承して、席を立ちたいところでしょう。
しかし、相手が落ち着いて話を受け入れてくれるまでは、どうしても時間がかかる場合があります。
駅の改札などで立ち話のように別れ話を切り出されても、相手が納得せずに話が長引いたら面倒です。
それを避けるためにも、落ち着いて話ができる、そして長引いても大丈夫そうな場所を選ぶようにしてみましょう。
そもそも会わないで別れる
「別れるのに会う必要はないし、別れたくないと言われると面倒くさい。電話なら通話を終えれば終わりだし」としており、そんなにロマンチックな話ばかりでもないようです。
電話などで声が聞こえるうちは、まだ人間味があると言えるかもしれませが、LINEなどのメッセージツールで別れ話をする場合、一方的に告げられ、「ブロック」されて終わりなんてこともありそうです…。
ただ、携帯電話がない時代は、いつ間にか連絡がとれなくなって“自然消滅”なんてこともザラでした。そう考えると、SNSなども含めてあらゆる手段で連絡がとりやすい現在は、もしかしたら昔より簡単に別れることができない時代なのかもしれませんね。
出典 恋人同士が別れ話する場所といえば? 会わずに別れたい人が24%いることも判明
別れ話をする場所は慎重に考えよう
人は窮地に陥った時、どんな行動に出るか予測がつかないからです。あるアンケートでは、車の中や自宅、深夜のファミレスで話すという結果が出ていましたが、なぜこんな危険なシチュエーションで話をしようとするのか、筆者には理解できません。
車内で怒りを爆発させた相手が、暴走運転を始めたらどうするのでしょう。筆者はある男性から、「別れ話をされて頭に来て、山の中に相手(=女性)を捨ててきた」という体験談を聞いたことがあります。
自宅も、たとえ親や兄弟が別の部屋にいたとしても危険です。
いかがでしょうか。
以上、別れ話をする時のおすすめの場所についてお伝えいたしました。
どちらにとってもつらい話ですが、できるだけ相手が受け止めやすいような環境を作って、別れ話を切り出すようにしましょう。
そうすることで、相手もあなたの別れ話に耳を傾けてくれることでしょう。