朝起きたら顔がぱんぱんにむくんでいたり、まぶたが腫れぼったくなっていたり。
こんな経験をされた方は多いのではないでしょうか?
朝顔がむくんでいる気分が沈んでしまうもの。
できる事なら一刻も早く解消したいですよね。
そこで今回は、顔のむくみを解消する方法をご紹介いたします。
是非参考にしてみてください。
顔のむくみを解消するする方法
顔がむくむ理由
むくみとは、体内をめぐるリンパの流れが滞り、老廃物や不要な水分が溜まって起こる症状です。
動いている時というのは水分も特定の部分にたまりませんが、寝ている間は身体がほぼ水平になっているので、身体の他の部分にあった水分が特定の部分にたまりやすくなります。
特にまぶたなど目の周りの皮膚は非常に薄いので、むくみが出やすいといえます。
・アルコールの摂取
アルコールを摂ると、血液中のアルコール濃度が高くなり、血管が拡張して静脈やリンパによる水分の処理が間に合わなくなるので、むくみやすくなります。
・塩分の摂りすぎ
食生活に塩分の多い食事ばかりすると、塩分濃度を保とうと水分を体に保持しようしてしまいます。
結果、むくみやすくなってしまいます。
この他にも顔のむくみの原因として、腎機能障害など病気のサインの場合もあります。
むくみは肝臓病、心臓病、妊娠中毒、腎臓病、血管やリンパ管の障害、脚気、貧血などの病気の際にもおこります。
また、血行不良による代謝の低下で、冷え症やむくみやすい体質となる場合もあります。
顔のむくみの原因は様々なのですが、これらが複合的に重なって顔のむくみになってしまう場合もあります。
まずは首をほぐす
顔にたまった余分な水分を流すことで顔のむくみを解消することができるので、まずは首をほぐしてリンパの流れをよくするようにしましょう。
寝起きは首や肩も凝り固まっているので、耳の下から鎖骨まで左右5回ずつさすってリンパの流れをよくします。
次に、鎖骨の上にあるくぼみに指を4本入れて、左右それぞれ20回ほどグイグイ押します。そんなに力を入れなくても大丈夫ですが、凝りやすい部分なので気持いいと感じる程度にほぐすようにするのがポイントです。
蒸しタオルと冷やしタオルを交互に顔に当てる
蒸しタオルと冷やしタオルを交互にあてるのも効果的です。
血行を良くしてリンパの流れを循環させるので、顔のむくみを緩和してくれます。
顔のむくみをとるツボ
顔の新陳代謝をよくするツボでシャープな輪郭を取り戻しましょう。小顔効果も期待できます。
紹介するツボは3つ。
鈍くなった腎臓の働きを活性化する天柱(てんちゅう)、消化器系の働きを活発にする曲池(きょくち)と太陽(たいよう)です。
ツボ探しのコツ
親指を首筋と脊椎の間に沿うよう後頭部に向かって押し上げた時、髪の生えぎわ辺り、後頭部の骨にぶつかったところにあります。
押さえるとズーンとした重い痛みを感じます。
ツボ押しの刺激法
天柱に両手の親指をあて、4本の指で頭を支えます。
その姿勢でゆっくりと息を吐きながら頭を後ろに倒していきます。
気持ちいいと感じるところまで倒したら、今度は息を吸いながらゆっくり頭を起こします。
倒して起こすまでを1回と考えて、5~10回行ないます。
ツボ探しのコツ
肘を軽くまげた時にできるシワの先端、くぼみのようになったところです。
押さえるとジーンとした痛みを感じます。
ツボ押しの刺激法
肘を軽くまげ、曲池を親指で骨に向かって押すよう揉みます。
痛気持ちいいを目安にしてください。2~3分行ないます。
※このツボは、むくみの解消だけでなく、ニキビや吹き出物といったトラブルにも効果があります。
ツボ押しのコツ
こめかみの中央にあります。
こめかみは、親指で押さえて物を噛むように口を動かした時、筋肉が動くところです。
押さえるとズキンズキンとした痛みを感じます。
ツボ押しの刺激法
太陽を親指で、目を上に引き上げるように押し、4本の指は軽く握って頬にあてます。
人差し指の横腹で、目尻から目の下を通って目頭へ、上を通って目尻へと、目の周りの骨に沿って「の」の字を描くようにマッサージ(左は逆「の」の字)。
4本の指を伸ばしながら下に降ろし、人差し指でフェイスラインから頬をすり上げるようにして前方に払います。
3~4回行ないます。
午前中は排泄の時間
朝は寝ている間の排泄されていない尿が体の中に溜まっている状態です。
これをきちんと出しておかないと体の中に老廃物がたまってむくみの原因になります。
起きたら水分をきちんと摂り、午前中は意識して回数多めにトイレに行きましょう。
顔のむくみを解消して爽やかに出社
いががでしたでしょうか。
以上が、顔のむくみを解消する方法です。
朝のわずかな時間を有効に活用することで、顔のむくみをとることができます。
是非日々の習慣に取り入れて、すっきりとしたさわやかな顔で一日をスタートさせてくださいね。