あなたは肌がボロボロで悩んでいないでしょうか。
何をやっても肌が改善しないとどうしても落ち込んでしまうものです。
多くの人は、スキンケアで何とかしようとするものですが、食べ物を気を付けるだけで劇的に肌が綺麗になることも決して少なくありません。
そこで今回は肌荒れに効く食べ物についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
肌荒れに効く食べ物
- ほうれん草
- 高野豆腐
- さつまいも
- 大豆
- 豚肉
- 豚足
- 温野菜
- 牡蠣
- こんにゃく
- みかん
- 炭水化物を避けよう
ほうれん草
抗酸化物質は、老化の原因となる活性酸素を除去する働きをします。
皮膚内には元々、ウロカニン酸やグルタチオンなどの抗酸化物質があるのですが、これらは年齢とともに、減少してしまうため、食べ物などから補給する必要があります。
その補給にもってこいなのが【ビタミンA・C・E】。
これらは、抗酸化効果を最も期待できる栄養素なので、この3つをバランス良くとることで、内側からハリのある若々しい肌になれます!
出典 肌荒れは食べ物で治る!ピカピカ美肌を実現させる5つの栄養食材
高野豆腐
くすみがちの肌は、元気がなく暗い印象を周囲に与えてしまいます。
くすみは血行の悪さが原因で現れてきます。そのような血行不良の状態を改善する栄養素が【鉄分】です。鉄分は、血液中の酸素を体の隅々まで運ぶヘモグロビンの材料となります。
ですので、鉄分を豊富に含む食材を積極的に取ることで、夕方までくすみの気にならない、透明感ある肌を維持できます。
また、気になる目元の青くまも同時に改善することができるので、イキイキとした瞳にもなれますよ。
出典 肌荒れは食べ物で治る!ピカピカ美肌を実現させる5つの栄養食材
さつまいも
さつまいもは、ビタミンBとビタミンCが豊富に含まれておりお肌の代謝を促進するにはもってこいの食材です。
さらにさつまいもは、便秘の解消に役立つという側面もあります。
これはさつまいもに不溶性食物繊維(腸に届くまで溶けない食物繊維)が含まれているからです。
便通が良くなれば、お肌も綺麗になります。
というのも、腸に悪玉菌が残留していることから肌が荒れるというケースが少なくないからです。
溜まった悪玉菌は、体内の水分や血液に流れ込み体の表面へ悪影響を及ぼします。
さつまいもを食べて体の中から肌荒れの原因を潰しましょう。
もし肌荒れと同時に便秘にも悩まされているという方は、さつまいもを食べることをお薦めします。
大豆
大豆には肌の角質にあるセラミド量を増やし潤いを与える作用があります。
また大豆に含まれる大豆イソフラボンが女性ホルモンを手助けする働きをするので肌荒れに効果的であるといえるでしょう。
しかし、大豆イソフラボンの過剰摂取は乳がん等の発生を引き起こしますので1日の摂取量を守るようにしましょう。
1日の摂取量の上限は75mgといわれています。
これを大豆食品で具体的に表すと、納豆2パック=約71mg、お豆腐1丁=約80mg、豆乳(400g)=約82mg、きな粉大さじ8杯=約77mgとなります。
豚肉
豚肉はビタミンB1を多く含んでおり、牛肉の8倍の量だといわれています。
また、肥満を予防するロイシンや、心地良い睡眠を促すトリプトファン、脳の活性化に良い影響を与えるアラキドン酸が多く含まれており、栄養素として非常に優秀な食品です。
肌荒れの改善、予防にはお肉を選ぶ際に豚肉にされることをお薦めします。
豚足
豚肉と被りますが、豚足は豚の各部位の中でもダントツで多くのコラーゲンを含んでいます。
またコラーゲンの他にも、ヒアルロン酸、良質なタンパク質、前述したビタミンB1を多く含んでおります。
先ほど、豚肉のビタミンB1は牛肉の8倍であると述べましたが豚足はなんと牛肉の10倍の量を含んでいるといわれています。
温野菜
野菜を食べなければいけないのはわかっているけど、どうしてもたくさん食べられないという方いらっしゃるかと思います。
そこでお薦めなのが温野菜です。
温野菜は加熱によりカサが減るので生野菜よりは沢山食べやすいのではないでしょうか。
しかし加熱することによりビタミンが抜けてしまうというデメリットがあるので、加熱はできるだけ短くするようにしましょう。
また野菜スープ等の料理では、加熱によって逃げたビタミンをスープとしてそのまま飲むことができるのでお得です。
牡蠣
海のミクルといわれる牡蠣ですが、これまた肌荒れに有効な成分をたくさん含んでいます。
まず牡蠣のタンパク質は必須アミノ酸に加えて数多くのアミノ酸を含んでおり、非常に良質です。
ビタミン類もビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンC・ビオチン・コリン・イノシトール・葉酸と豊富に含まれており、かなり栄養価の高い食材です。
こんにゃく
こんにゃくもお肌に良い食材とされています。まずこの食材は、水分90パーセント以上を占めておりカロリーはなんと0です。
肌荒れに良い食べ物を食べたいけど、太るのは嫌だという方には打ってつけですね。
肌荒れ有効な理由としては、大豆に多く含まれていると前述したセラミドがこんにゃくにも多く含まれているという点です。
これは美肌にも効果があります。
しかし大豆同様この食材にも食べ過ぎにはデメリットがあり、腸閉塞の危険性があるといいます。
しかし常識の範囲内の量であればそのようなことは起こりませんので、一日1パック以内を目安にするようにしましょう。
みかん
みかんにビタミンCが多く含まれているというのは周知の事実です。
また食物繊維も多く含んでいることから便秘にも効果的です。
つまりお肌にとても良いです。
そのまま食べるのも良し、スムージーでいただくのもよし、多彩な摂取方法がある食べ物なので積極的に摂るようにしましょう
炭水化物を避けよう
つい食べすぎてしまう脂質の多いお肉やパスタ、ラーメンなどの炭水化物は、栄養バランスがとりにくい食材。肌の生成に必要な栄養素が不足している場合が多いのです。
また、小麦や大麦、ライ麦などに含まれるたんぱく質の一種であるグルテンは、アレルギーを引き起こす可能性があります。アメリカの健康誌でも近年注目されており、今ではグルテンフリーの食品も多く発売されています。
赤飯や混ぜご飯、おせんべいなどはカロリーが低く、健康になれる食べ物と思われるかもしれませんが、既に肌荒れに悩んでいる方にはあまりお勧めできません。理由は、もち米にはニキビを悪化させるアミロペクチンが含まれているからです。アミロペクチンを摂りすぎれば、ニキビが消えにくくニキビ跡として肌に残ってしまうこともあります。お正月やお祝いの時にはもち米料理が並ぶことが多いですが、肌のためにもち米を摂取しすぎないように注意しましょう。
出典 女性の肌荒れは食べ物で改善!肌荒れの原因になる食べ物を知ろう
肌荒れに効く食べ物を積極的に食べよう
いかがでしょうか。
以上が、肌荒れに効く食べ物の一例でした。
こうしてみてみると鍋に使える食材が多いのでお鍋というのは非常に肌荒れ対策に有効な料理であるといえますね。
豆乳鍋や豆腐を入れた鍋だと大豆イソフラボンを十分に摂れます。
お肉は豚肉で、温野菜をたっぷり入れるようにしましょう。
その際はスープに逃げたビタミンもしっかり摂れるよう、ダシを薄めにして飲めるようにしましょう。
塩分の過剰摂取は肌荒れの原因となりますので調節が必要です。
ここでは肌荒れに効く食べ物の紹介をしましたが、逆に肌荒れを促進させる食べ物や飲み物もあります。
例えばコーヒーです。
コーヒーに含まれるカフェインは利尿作用があり、これはビタミンやミネラル等の体に必要な栄養も出してしまうのです。
肌荒れににメリットのある食べ物だけでなく、肌荒れにデメリットとなる食べ物にも気をつけて対策をたてていきましょう。