若返りに効く食べ物には、いったいどのようなものがあるのでしょうか。
誰もが気になる若返りですが、それを普段の食事に取り入れるだけで効果が出たらこれほど簡単で、嬉しいものはありませんよね。
楊貴妃は、美のために、早馬を走らせてライチを取り寄せたといいます。
古今東西、若返りの女性の永遠の憧れ。
科学が進歩した現在、私たちは、本当に若返り効果が期待できる食べ物を知ることができます。
そこで、今回は、若返りに効く食べ物についてご紹介してきますので、ぜひ参考にしてみてください。
若返りに効く食べ物
- ブルーベリー
- バナナ
- トマト
- 酵素玄米
- ぬか漬け
- 酒粕
- 鮭
- チョコレート
ブルーベリー
アントシアニンといえば「ブルーベリー」!というほど、有名なブルーベリーですが、ブルーベリーの魅力はポリフェノールだけではありません。抗酸化ビタミン『ビタミンE』や、ミネラル、食物繊維も多く含み腸内美化にも最適。ただし、ブルーベリーに含まれるポリフェノールには加熱に弱いものもありますから、できるだけ生で食べましょう!
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バナナ
整腸作用があって、それによって免疫力を高めたり、肌のコンディションを良くしたりすることが期待でき、さらに肌に好ましいビタミンB群を含むバナナは、“若返り”をサポートすることも期待されます。
バナナは善玉菌を増やす食物繊維とフラクトオリゴ糖を両方含み、整腸作用のある難消化性でんぷんも含まれています。胃への負担も少ないのでお薦めです。また、バナナには、抗酸化作用が期待されるポリフェノールや美容ビタミンと呼ばれるビタミンB群が豊富に含まれていますので、美容にも最適なフルーツといえます。
トマト
トマトに含まれるリコピンには抗酸化作用があり、活性酸素を除去する役割をします。
よく「夏にトマトを食べる」というのがありますが、それは日焼けによって体内に溜まった活性酸素を除去するためであり、理に適っていることなのです。
出典 若返り食品で老化は止まる?若返りに取りたい3つの要素とは
老化の原因は体内の活性酸素にあります。
活性酸素は、たばこや飲酒、ストレスなどによっても増えますが、運動によっても増えるのです。
体のために良かれと思った運動も老化の原因になるのですから、活性酸素を増やさないというのは至難の業。
そこで活性酸素に打ち勝つ、抗酸化物質を多く含んだ食品をとることが若返りのポイントとなります。
まず、抗酸化物質を多く含んでいるのが、トマトです。
トマトの色素の元であるのが、リコピンです。
このリコピンは、がんやアレルギー、老化を予防する夢の抗酸化物質の一つです。
また、生のトマトよりも、ジュースやピューレなど圧縮されたもののほうが、より効率よくリコピンを摂取できるそうです。
最近は、トマトジュースが売り切れるという事態になったほどの売れっ子若返り食材なのです。
酵素玄米
今や流行りの酵素玄米。
そもそも酵素は、人間が生きていくうえで欠かせない物質です。
酵素があって初めて栄養がエネルギーになるのだそうです。
酵素は、食べ物の消化を助け、新陳代謝を高めてくれます。
年とともに新陳代謝は下がってきます。
結果、お肌や髪にもつや、はりがなくなってしまうのです。
高齢になればなるほど必要となる酵素。
そんな酵素を多く含む食べ物として今注目を浴びているのが酵素玄米なのです。
そもそも、食物繊維を多く含む玄米は便通を良くし、デトックス効果があると注目されている食材です。
その玄米を炊飯器に保温状態のまま3日入れておいたものが酵素玄米です。
その人気の理由はもっちり感。
もともと、水分を含みにくい玄米は触感が原因で嫌厭する方も多いのです。
しかし、3日おいた玄米は水分しっかり中までいきわたり、まるでもち米のよう。
その触感にはまる人が続出というわけなんです。
スマップの木村拓哉さんや女優の中谷美紀さんなど美にこだわるタレントさんたちも酵素玄米好きを公言しています。
ぬか漬け
玄米を炊くのは面倒という方にお勧めなのが日本古来の伝統食、ぬか漬けです。
玄米を精米したものが白米で、精米するときにできるのが「糠(ぬか)」です。
そう、玄米に含まれる酵素は、ぬかに含まれているのです。
ですので、ぬか漬けを食べることが、手っ取り早く酵素を摂取する方法なのです。
さらに、野菜は加熱すると酵素のほとんどが死滅してしまいます。
その点でも、ぬか漬けは生野菜を漬けるので、生野菜の酵素とぬかの酵素をダブルで摂取できるということなのです。
酒粕
酒粕には人間に必要な栄養素が沢山ふくまれています。
栄養面で完璧な酒粕ですが、実は、コレステロール値を下げる効果があるそうです。
また高血圧、心筋梗塞、動脈硬化の予防にも期待が持てます。
さらに、この酒粕、微生物が副産物として生んだ大量の酵素が含まれています。
またしても、酵素です。
酒粕といえば、粕汁しか思い浮かばないという方も多いかと思いますが、毎日の味噌汁にスプーン一杯加えるなどすれば簡単に摂取できます。
冬場のみならず一年を通して食べたいものです。
鮭
さて、前出の粕といえば、粕汁。
粕汁の定番といえば、鮭の粕汁です。
実は、これは若返りの夢のコラボです。
昔の人は知らず知らずと分かっていたのでしょうか?
鮭の赤い色を作っている色素はアスタキサンチンといいます。
このアスタキサンチンは強い抗酸化物質です。
これまで述べたように、活性酸素を除去することでお肌の老化を防ぎます。
しかし、ここで注目したいのは、このアスタキサンチンは他の抗酸化物質との違いです。
実は、アスタキサンチンは脳の細い血管を通ることができるのです。
それにより、脳の老化を防ぐことができるのです。
チョコレート
以前はダイエットの敵と思われていましたが、その美容効果が発見され、近年、健康食として人気となっているのが、チョコレートです。
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールも強い抗酸化作用があります。
しかし、注意点はカカオの割合が高いものを選ぶことです。
ふつうのお菓子ではカカオの効用よりも糖分の弊害のほうが気になります。
最近はスーパーでもカカオ70パーセントや80、さらには95パーセントといったものも売られています。
さすがに95パーセントのものは苦くて食べられないという方もいらっしゃると思います。
自分にあったパーセンテージを探してみましょう。
抗酸化作用を持つビタミンCとビタミンEはそれぞれ水溶性、脂溶性の部分で働きますが、ポリフェノールは水溶性・脂溶性のどちらでも働きます。ポリフェノールには以下の種類があります。
カカオマス ポリフェノール
食材:チョコレート、ココアなど
効果:抗アレルギー 、動脈硬化予防、ピロリ菌・O-157抑制
若返りの食べ物を積極的に食べよう
いかがでしたか?
若返りに効く食べ物はまだまだたくさんありますが、今回は代表的なものをご紹介しました。
とはいえ、偏った食事は禁物。
これらの食材をうまく毎日の食卓に取り入れ、若返りライフをお楽しみください。
ちなみに、冒頭の楊貴妃が愛したライチには葉酸が豊富に含まれていて造血効果があるそうです。
そのため、果物ではめずらしくカラダを冷やさないそうです。
昔の人が愛した食べ物にはそれなりの効果があるということ。
今一度、伝統食を見直してみるのもいいかもしれません。