突然、女性から手をつなぐ行為にでるということがあります。
手をつなぐという行動は男性から求めてくるのが一般的ですから、「女性が自分から」という場合は、それなりに特別な意味があると考えていいでしょう。
ではそのときの考えや心理はどのようなものなのでしょうか。
そこで今回は女性から手をつなぐ心理をご紹介しますので、あなたの状況などと照らし合わせながら最後までご覧ください。
女性から手をつなぐ心理
好意を持っていることに気がついてほしい
女性は意識している男性がいても、消極的な人だとなかなか話ができなかったり、はっきりとした態度で示すことができないものです。
ですが、自分から告白する勇気はなくても、相手には自分の想いに気が付いてほしかったり、相手にも自分に好意を寄せてほしいと思ったとは女性から手をつなぐことがあります。
いきなり腕を組むとなると相手にも驚かれてしまいますが、そっと手をつなぐ程度であれば、ちょっと相手を呼び止める時にも何気なくできるので、自然な感じでできるため、積極的に行動に移す女性もいるのです。
そこで男性に驚かれてしまったら軽く謝ることもできるので、ちょっとした態度で好きという気持ちを表現したい時に手をつなぎたいという心理が働いているということがわかります。
仲良くなりたい
何かのイベントなどで気になる相手がいた時、二人でペアになって行うことがあれば、思わず手をつなぎたくなるものではないでしょうか。これは男性にも女性にも共通する心理です。
例えば、遊園地のお化け屋敷などは恐怖心から誰かにつかまっていたいという気になるので、嫌いな相手ではない限り手をつなぎたくなりますよね。
そして一緒にペアになっている相手が好意を持っている相手であればなおさらでしょう。怖いという気持ちも、手をつなぐことで安心感を得ることができるため、チャンスが巡ってくれば、女性から手をつなぐことは自然であると言えるでしょう。
一緒に盛り上がりたい
ライブやイベントなどが盛り上がったとき、その盛り上がった気持ちを共感し合える仲間がいると楽しい気分になれますよね。また、男女問わず抱きつきたり手をつないではしゃぎたくもなるものです。
普段は女性から手をつなぐという事はなくても、盛り上がっている時は仲間意識が芽生えるため、みんな仲間だから手をつなごうという考えも浮かびます。
女性から手をつなぐのは開放的な気分になっていることはもちろん、行動的にもなっている時でもあるので、そういった時はためらわず手をつないでもらうことで楽しい気分にもなれます。
女性は特に共感し合えることで喜びを感じるので、そういった共感を得たい時にも手をつなぎたくなるでしょう。
このケースでは好意を持っているから手をつないだのか、それとも単純に気分が盛り上がっていてノリで手をつないだのかは判断するのがとても難しいものです。
手をつないだから自分のことが好きなんだ!と早合点しないように、男性はタイミングとその場の環境をよく理解しておきましょう。
「イニシアティブは自分が握りたい」という心理
まずは「この恋愛関係のイニシアティブ(主導権)は自分が握りたい」という自己アピールをするために女性から手をつなぐというものがあります。
特に、彼氏がちょっとたよりないタイプだったり、年下の男性が相手の場合に、女性はこうした心理を持つことがあります。
「この恋愛関係をうまく続け、深めていくには、自分がイニシアティブを取ったほうがいいだろう」と判断したとき、女性はそれを無言でアピールするために、自分から手を握るという行動をとるというわけです。
「愛を確認したい」という心理
相思相愛の恋愛はとても幸せなものですよね。「しあわせだなあ」と感じるけれども、そのしあわせには何の裏づけもなく、明日の保障さえない・・・。
それが恋愛というものではないでしょうか。
デリケートな女性は、そのことをよく知っていますから、「しあわせだなあ」と感じながらも、時としてふと、不安にもなるものです。
「その不安を解消するために、二人の愛を確かめたい。彼氏が心底自分を愛していることを、形で確かめたい」との思いから、女性から手を握る行動に出ることも少なくありません。
日本人の男性はなかなか言葉で愛をアピールすることがありませんよね。そのため、女性はいっそう「本当に好きでいてくれるのかな」とたまらなく不安になってしまうのです。
そのため、手をつなぎ、ぬくもりを感じることで愛を実感したいというのが女性の心理というわけです。
「不安な私を守って」という心理
二人の関係とは別なことで、不安に感じていることがあると、女性は自分から手を握るという行動を取ることがあります。
例えば、仕事や勉強の不安、職場の人間関係や友人関係の不安や悩み、家族に関する心配事などを抱えていると、「彼氏に守ってほしい」「男性に助けてもらいたい」と女性は感じるものです。
つまり「彼氏を心配させたくないから、悩みや不安を口では言いにくい。だけど、一人で悩んでいるのは心細い。彼氏に守って欲しい」という心理なのです。
敏感な男性なら、「何かあったの。心配事があるなら、遠慮なく言ってよ」という反応をするでしょう。そのためお互いの愛はそのひとことから確実に深まります。
女性から手をつなぐ方法
暗闇を利用してこっそりと手をつなぐ
女性からでも恥ずかしくなく自然に手をつなぐシチュエーションとしては暗闇を利用するとよいでしょう。
暗い場所に行くデートシーンとは映画館やプラネタリウム、夜の公園などです。
例えば、映画館やプラネタリウムでは、最初は周りが明るいですがだんだんと照明が落ちていきます。
そして、周りが真っ暗で何も見えなくなったら、そっと相手の手の上に自分の手を重ねます。
大抵は、座席に肘かけがついているので、そこに男性が腕を乗せていれば簡単に自分の手を重ねることができます。
あとは、男性の反応をうかがいます。
男性がその気であれば、向こうから手を握ってくれるでしょう。
男性がシャイな場合は自分から手をぎゅっと握ってみましょう。
明るい場所では顔が見えてしまうため恥ずかしくて手をつなげない人も、暗闇の中では少し大胆になることができます。
手の大きさ比べをする
手をつなぐ流れに持っていくために、自分の手を意識させます。
そのために二人で手の大きさ比べをしてみましょう。
ご飯を食べているときやお茶をしているときなど、どんなシーンでも構いません。
少し大胆に、相手の手を取って「手を広げて!」とお願いしてみます。
そして、男性が手のひらを自分の方に見せてくれたら、自分の手のひらもぴったりとくっつけてみましょう。
「大きいね!指が長いね!」などと感想を言ってみましょう。
その後、腕相撲や指相撲をしたりしてお互いの手をなるべく触れ合わせるようにします。
このように、普段はまったく相手の男性に触れられないという人も、だんだんと手を触るということを自然にします。
普段から手のふれあいが自然とできるようになれば、いつの間にか手をつなぐこともできます。
手のマッサージをしてあげながら
男性を癒しながら手をつないじゃうのもおすすめです。
「疲れてる?マッサージしてあげよっか?」なんて言った後に男性の手をとり、手のひらをもみもみしてみましょう。
「ここが硬くなってる~。凝ってるね~。痛い?」などと声をかけながらマッサージを続けます。
マッサージをされている間、男性はリラックスすることができます。
中には、痛がる男性もいるかもしれませんが、そんな時は「悪いところを治してあげる!」と少し強引に続けます。
そして、両手のマッサージが一通り終わった後に、「次は私の番。癒されたいの。」と言った言葉をかけてどさくさに紛れて手を握ってしまいましょう。
突然、手を握られたら男性はドキッとすること間違いなしです。
突然手をつなぐのが恥ずかしいからマッサージをしてくれたんだなと男性に思ってもらえれば、かわいさアピールもできます。
すぐ迷子になるアピールをする
外出先で使えるテクニックです。
「わたし、すぐ迷子になるの。方向音痴なの。」とおっちょこちょいアピールをしてみましょう。
「迷子なんて子供しかならないよ。」なんて呆れられるかもしれませんが、男性は頼りない女性を守ってあげたいと思う物です。
「私がどっかいなくなっちゃったらどーする?」なんて聞いてみたら、男性は自分から手をとってくれるかもしれません。
また、男性から手をつないでくれない場合は、「つかまえておいて!」と男性の手を自分の手に握らせてしまいましょう。
ちょっと、わがままで強引な手のつなぎ方ですが、やんちゃでかわいいアピールもできるので効果は絶大です。
自分から手をつなぐのには勇気がいることかもしれませんが、同じように男性も緊張しているのです。
たまには自分から積極的になることもおすすめです。
女性から手をつなぐ心理はケースバイケース
いかがでしょうか。
女性から手をつなぐ心理は必ずしも好きだからというわけではないことに注意しましょう。
不安だから、寂しいから、盛り上がりたいから、ノリで、という様々な心理が働いており、それが手をつなぐという行動に表れているのです。
なので先程もお伝えしますが、俺のことが好きなんだ!と早まると、後で深いダメージを負ってしまう可能性は否定できません。
とはいっても、手をつなぐというのは少なくとも嫌いでは無いことの表れでもあります。あなたに置き換えてみるとよくわかるでしょう。
生理的に嫌な人と手をつなぐなんてことは絶対に考えられないですし、ストレートに表現してしまえば「気持ち悪い」と感じますよね。
女性はその感覚がより顕著でありますので、あなたに対してはむしろ好意的だと捉えることができます。
それ以上の判断は、もっと相手の行動や態度などを見極めないと何ともいえないものなのですが、決して脈なしというわけではなさそうです。