もし、あなたの彼氏が暴力を振るうことがあったらどうするでしょうか。
暴力を振るうということは、時と場合によってはあなたの命に危険が及ぶということがありますので、しっかりと確実に対処をしなければいけません。
そこで今回は彼氏が暴力をふるうときの対処法をご紹介しますので、積極的に参考にしてみてください。
彼氏が暴力をふるうとき
どういう時に暴力を振るうかを判断する
彼氏が暴力を振るう時はどんな状況の時に暴力を振るうのかを判断する必要があります。
例えば、お酒を飲むと暴力を振るう、口喧嘩で言い返せなくなると暴力を振るうなど特定の条件に当てはまったときに暴力を振るう人がいます。
この場合は、そのようなシチュエーションにさえならなければ暴力を振るう確率が下がりますので、どのような条件下で暴力を振るわれたかをまず考えるようにしてください。
そして可能であれば、暴力を振るうようなシチュエーションにならないように心がけて置いてください。
暴力を振るわれるような状況に身をおかない
彼氏があなたに対して暴力を振るうという時は、どういったシチュエーションでしょうか。
たとえば二人きりでいるような時ではありませんか?他に誰かいるような状況では、暴力というものはなかなか振るいにくいでしょう。
彼氏と二人きりになった時に暴力を振るわれるようでしたら、まずは二人きりにならないといった形で、暴力を振るわれるのを回避しましょう。
その他にもお酒を飲んだ時に暴力を振るわれるなら、二人でお酒を飲むようなシチュエーションにならないようにする。
睡眠不足などが原因でイライラして、それが暴力に発展するなら、そういった時には会わない、という形で、まずは暴力を振るわれるということがないようにするのが重要です。
避難場所を作っておく
彼氏が暴力を振るう場合は、自分の身を守るために避難場所を確保しておく方がいいでしょう。
避難場所というのは、実家でも友達の家でも構いません。そして、できれば暴力を振るわれる前に避難することが大切です。
暴力を振るわれる方も、振るった方もあとから嫌な気持ちは残るものです。
何もないのに暴力を振るう人は論外ですが、特定条件の時に暴力を振るうのであれば、
予兆があった時には彼氏が冷静になれるまでの間は避難しておくことが得策です。
彼氏が暴力を振って怖いとき
彼氏に暴力を振るわせないようにするためには、暴力を振るったら大変なことになるということを理解させる必要があります。
例えば第三者を交えて相談し暴力を振るった場合には別れていなくなるとか、
約束事を取り決めておいて暴力を振るう前に踏みとどませるような精神状態にしておく必要があります。
暴力を振るう彼氏の特徴としては、暴力を振るう時以外はとても優しいなどの特徴があり、謝られたら許してしまうという女性が多くいます。
しかし、これは謝りさえすれば暴力を振るっても良いという無意識の勘違いにもつながりますので、
暴力は絶対に許さないという強い姿勢が必要です。
必要であれば、第三者を交えて書面に書かせ、約束させるような事も必要になります。
また、仕事をしている人であれば暴力の件がバレれば少なからず仕事にも影響することですので、暴力を振るった時に起きるマイナス要素を徹底的に伝えましょう。
暴力を振るわないように訴える
彼氏が暴力を振るってくるような時に、暴力を振るわないでといっても、相手も興奮しているでしょうから、その訴えを聞く余裕がないかもしれません。
しかし、何もいわないで暴力を受け続けているということは、その暴力を受容しているということと同じなのです。
暴力を振るわれている最中もそうですが、お互い冷静な時に暴力を振るわれないようなシチュエーションで、暴力を振るわないよう、話し合ってみましょう。
彼氏はお前が悪いから暴力を振るわれるのだといった内容の話をしてくるかもしれませんが、そういう危険性がある場合は、第三者に同席してもらい、話し合いをしてると良いでしょう。
また、暴力を振るう人というのは、冷静な時には、きちんと謝罪し、もう暴力を振るわないというかもしれません。
しかし、そういいながらも、繰り返すことが多いので、注意しましょう。
怖くて別れられないなら警察に訴える
暴力を振るわれた場合は、警察に連絡をするのも一つの手です。警察は民事不介入といって痴話げんか程度でしたら、通報しても来てくれないかも知れません。
しかし、彼氏の暴力がエスカレートしているようであれば、切実に命の危険性を訴えて、保護してもらうことも必要でしょう。
また、警察を呼ぶということはインパクトがあるので、暴力を振るっている本人に対しても、強いプレッシャーをかけることになるでしょう。
そんなことくらいで警察を呼ぶお前は頭がおかしいんじゃないか、見たいなことを言ってくることもありますが、その彼氏の心の中は、焦りしかありません。
私に暴力を振るうことは、絶対に許さないという、強い姿勢を見せることが重要でしょう。
暴力を振るう彼氏は、正直常習性があるといえます。
出来るだけ改善するように努力をした上で、改善しないようでしたら、潔く別れることを考えるのも一つの手であるということを、忘れないでください。
彼氏が暴力を振るう原因や心理
感情を言葉で表現することができない
いくら怒りっぽい彼氏でも、なにごともないときにいきなり暴力を振るうということはないでしょう。
彼女に対してマイナスの感情を抱くことが何かあって、それがきっかけになって暴力を振るうケースがほとんどのはずです。
中でも多いのが、言い争いやケンカがきっかけになって暴力を振るうというケースでしょう。
恋人同士が言い争いになった時、弁の立つ女性の方が優位になることが少なくありません。
特に、口下手な男性は、どうしても彼女に言い負かされてしまいます。
多弁な彼女の前で、男性の方が口ごもってしまうというケースで、この場合、口下手な男性は心の中で抱いている怒りなどの感情を、言葉で表現することができません。
心の中に湧き起っている強い感情を、言葉で表すことができないために、その代わりに力で表そうとするのです。
自分の優位性を力で示そうとする
「男が上、女は下」というのは、大変に古い、誤った価値観です。
今は、そんな考え方をする人は少なくなりましたが、しかし、まったくいなくなったわけではありません。
この古い考え方をする男性は、今でもいますし、その数は意外に多いと言っていいでしょう。
その、男の優位性を示すために、力に頼るというケースもあるのです。
交際している彼女に対して、「男として、当然、自分がイニシアティブを握るべき」という考え方をします。
ふつうに考えれば、彼女をリードすることで、イニシアティブを示せばいいのですが、力によって無理やり優位性を示そうとする男性もいるのです。
一般的に、男性の方が女性よりも腕力は強いですから、女性としては、彼氏に腕力で攻められれば、降参するしかありません。
そうなることで、「どうだ、俺の方が上だろう」という主張をしたいがために暴力を振るうというわけです。
独占欲が強く、恐怖によって女性を支配しようとする
自分の優位性を示すという動機ではなく、彼女を支配したいという心理から、暴力を振るうケースもあります。
これは、支配欲、独占欲の強い男性に見られる心理と考えていいでしょう。
交際している女性を、自分だけで独占したい、自分の思うようにコントロールしたいという欲求から、暴力を振るうというケースです。
人間には、「恐怖によって人に支配される」というところがあります。
「本当はこうしたい」という欲求があっても、ある恐怖のために、その欲求をガマンしてしまうことは、誰でにでもあるでしょう。
たとえば、他に好きな人ができて、その人に乗り換えたいと、女性が考えたとします。
しかし、彼氏がすぐに暴力を振るう人である場合、「でも、そんなことをしたら、ひどい暴力を振るわれるにちがいない」と考え、乗り換えることをやめることもあるでしょう。
これがつまり、恐怖によって支配されているケースなのです。
男性の方は、それを狙って暴力を振るっているということになります。
幼児性が強く、思い通りにならないと気がすまない
小さな子ども同士のケンカは、口だけで終わることはめったになく、ほとんどの場合、腕力に訴えるものになります。
子どもはわがままなものですから、自分の思い通りにならないと気がすまず、それで暴力を振るうわけです。
これと同じ理由で、暴力を振るう大人の男性も少なくありません。
とにかく、自分の思い通りにならないことが許せず、それを言葉でも表現しつつ、同時に腕力を使うことで、より強くアピールしようとするのです。
ふつうの大人は、そこに自制心が働くため、手を上げたいと思っても、それをこらえることができます。
しかし、幼児性の強い男性は、そうしたセルフコントロールができないために、かんたんに暴力に訴えてしまうのです。
最初に紹介したケースは、言葉で表現できないために、その代わりに腕力に訴えるというものでしたが、こちらのケースは、言葉も使います。
言葉と腕力の2つを使って、自分のわがままをより強く押し通そうとするのが、こちらのケースの男性の心理ということになるでしょう。
彼氏の暴力で好きになったり、守ったりしない
いかがでしょうか。
女性の中には彼氏に暴力を振るわれていたとしても「本当は優しい人なの」と彼をかばったり、余計に彼氏に依存したりする人がいます。
しかし、それは大変危険な状態です。このようになると本当に身の危険を感じてしまうはずです。
なので、必ず早めに対処するように心がけましょう。
暴力を振るう人と一緒にいてはいけません。間違いなくエスカレートしていきます。
もし怖くて別れられないのなら、第三者に手伝ってもらったりするなどして、逃げてしまいましょう。
彼氏よりもまずはあなた自身を大切にしなければいけません。